2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
先立って、「三宅由佳莉さんの階級章」という記事を書きました。 retcapt1501.hatenablog.com なかなか分かりづらい階級章のことについて、多少なりともご理解いただけたなら幸いです。少なくとも、どれが階級章なのかについてはわかっていただけたのではな…
私のブログは、「三宅由佳莉さんの…」というタイトルの記事がとても多く、ほぼ半分がこのシリーズです。 昨年9月に記事を書き始めたのですが、その2日後に、三宅由佳莉さんの最新アルバム「SING JAPAN」のジャケットと曲目がリリースされたものですから、思…
海上自衛隊用語の続きです。 今回のタイトルは「かんぱんそうじ」です。 甲板とは、船のデッキのことです。海上自衛隊ですから、艦艇がたくさんありますし、その艦内の甲板を掃除するんだから、甲板掃除なんだろうな、と思われますよね。 でも、陸上部隊でも…
今年は、順番から言えば、3年に一度の自衛隊観艦式が行われる筈です。筈ですと言うのは、来年度予算案の国会審議が1月22日に始まったばかりで、来年度の業務計画が確定していないからです。 それから、昨年の航空観閲式が荒天のため中止されましたが、中止…
海上自衛隊用語解説の続きです。 今回のタイトルは「じこくは インディア か? ズールー か?」と読んでください。使用している時刻帯を確認するときによく聞かれる言葉です。 「時刻帯」とは? よく時差ボケとか言いますけど、国によって時刻に差があるのは…
今回のタイトルは、ちょっとどうかと、少しだけ躊躇しました。猛獣でもあるまいに「咆哮」はないだろう。 でも、敢えてこの言葉を使います。 今回ご紹介するのは、「息吹〜独唱と吹奏楽のための交響的カンタータ」という曲を歌う三宅由佳莉さんです。 この曲…
私は、現役自衛官の頃も、退役してからも、自分のメンタルには自信がありました。何があっても、絶望したり、悲観したりせず、置かれた状況の一番いいところを探して「よし、運がいい」と感じる心の仕組みになっているからです。一般的には「鈍感」と表現す…
海上自衛隊用語解説の続きです。 今回のタイトルは「こうようし」と読んでください。そのままですね(^ ^) さて、「公用使」とはなんぞや。読んで字の如し、公用の使いです。護衛艦などが停泊中、公用で部外の郵便局や関係機関などへの公文書等の発送・提出や…
これまで、三宅由佳莉さんの出会いシリーズとして、「作曲家の河邊一彦さん」、「ピアニストの太田紗和子さん」を取り上げてきました。 retcapt1501.hatenablog.com 今回は、現在東京音楽隊でフルート、ピッコロ奏者として大活躍中の目黒渚さんをご紹介した…
海上自衛隊用語解説の続きです。 今回のタイトルは、そのまま「じこくせいごう」です。 意味は、時刻を合わせること・・・なんだよ、それだけか! と言わず、とりあえず読んでみて下さい。 以前、「いいえ、我々は日本海軍です」という記事で、停泊中の艦艇…
先回、「三宅由佳莉さんの意外な一面(1)」で、マイクを持たずにステージに上がったり、マイクのスイッチを入れ忘れることが結構ありそうな、三宅さんのちょっと意外な一面を、動画も交えてご紹介しました。 retcapt1501.hatenablog.com 今回は、私たちが…
私はウイスキー、中でもスコッチウイスキーが好みなので、このようにロックでいただきながら記事を書くことが多いです。ウイスキー・オンザロック万歳です。 という話を書きたい訳ではありません。 ずいぶん昔のある事件のことを書こうと思っているのですが…
海上自衛隊用語の続きです。 今回のタイトルは「でふねけいりゅう」と読んで下さい。 艦艇が任務を終えて母港に戻った際、岸壁あるいは既に岸壁繋留している僚艦の外側に「目刺し繋留」することになります。 この時、入港してきた態勢のまま、つまり港口側に…
海上自衛隊用語の続きです。 タイトルにある「レッコ!」は、海上自衛隊で勤務していると、結構頻繁に聞く言葉です。「これと、これはレッコ」のように使います。 この場合の「レッコ」は、「捨てる」、「破棄する」、「廃棄する」という意味です。 もともと…
前回の続きです。 前回は、通常の制服で演奏する場合と、通常の制服にワンポイントのアクセントをつけた「演奏略服装」の場合を見てみました。 retcapt1501.hatenablog.com 今回は、もともと「演奏服装」として作られ、音楽隊員だけが着用することを許されて…
年明け早々に、「三宅由佳莉さんの当面の予定と今年の注目点」という記事を掲載しました。 retcapt1501.hatenablog.com 記事の中で、1月15日(月)の世田谷ボロ市に海上自衛隊東京音楽隊がパレード参加することをご紹介し、パレードなので三宅さんが歌を披露…
海上自衛隊東京本楽隊の歌手である三宅由佳莉さんは、まっすぐで素直で、熱い心をもった方だと思います。生真面目で、周囲への気配りも素晴らしいし、もちろん、その歌声やステージでのパフォーマンスも素敵ですよね。 そんな方ですから、見ている私たちは、…
海上自衛隊東京音楽隊の歌手である三宅由佳莉さんは、様々な演奏会やコンサートで素敵な歌声を披露してくれますが、演奏中の服装もバリエーションが多く、どんな制服で演奏してくれるのかな、というのも楽しみの一つですよね。 そこで今回は、演奏時の服装に…
海上自衛隊東京音楽隊の歌手である三宅由佳莉さんは、バンドのメンバーとともに毎年全国各地を訪問し、私たちにその素晴らしい歌声で、元気と勇気を与えてくれます。 ただ、コンサートホールでの演奏会は、チケットの応募倍率が高くて、なかなか聴くことがで…
海上自衛隊には、護衛艦や潜水艦、掃海艇のような戦闘艦艇の他にも、色々な目的のために建造された多彩な支援艦艇があります。 今回ご紹介する特務艇「はしだて」は、なかでも異彩を放つ存在だと思います。 誤解を恐れずに端的に表現するならば、「ディナー…
遠洋練習航海の続きです。 我が艦隊は、南米大陸の各国をめぐり終え、久しぶりの北米大陸に向けて航行を続けました。つまり、南半球から北半球へ戻るわけです。 北半球と南半球の分かれ目が赤道ですよね。パナマから南米に向かう際にも一度赤道を越えていま…
この写真は、米軍系の画像配信メディアDVIDS(Defense Video Imagery Distribution System)が配信した写真からのトリミングです。 昨年の自衛隊音楽まつりに先立ち、11月13日(月)に陸上自衛隊の朝霞駐屯地で行われた日米音楽隊合同練習の様子を収めた写真…
これが、今年の海上自衛隊の広報用カレンダーです。 昨年の12月29日、今の職場の仕事納めの時に、希望者で分け合ったものです。希望者が結構多いので、海自OBの私に対しては「君はいらないだろー」という声もありましたが、退職した以上、私だって一民間人の…
(1等海士の階級章をつけた三宅由佳莉さん。レアです。) タイトルをご覧になって、「??」と思われた方もおられると思いますが、誤記ではありません。昨年末、「三宅由佳莉さんの2017年レビュー」という記事を書きましたが、その際、一つ一つを調べて記録…
遠洋練習航海の続きです。併せて、海上自衛隊用語も解説します。 今回のタイトルは「きょうれんかさい、ばしょはよんえる」と読んで下さい。 ガラパゴス諸島沖を北西に進む艦隊の、次の目的地は、米国西海岸のロサンゼルスでです。しばらく、慣れないスペイ…
先日、「三宅由佳莉さんの『負けないで』」という記事を書きました。 retcapt1501.hatenablog.com この曲は、三宅さんが想いを乗せて、メッセージを広く伝える媒介となり得る力を持っていると、私は思います。この曲であれば、誰でもその力を引き出せるのか…
先回、三宅由佳莉さんの2等海曹への昇任がそろそろ視野にはいってくるのではないかと書きました。 今回は、階級と階級章に着目してみたいと思います。 自衛隊の階級は大きく、幹部(将校)の階級と曹士(下士官・兵)の階級に区分されます。3尉以上が幹部…
新年早々、何とも無粋なタイトルで申し訳ありません。 と、言っても、この言葉はもちろん私が吐いたものではありませんのでご容赦のほどお願いします。でも、どうしても釈然としなかったので記事にさせていただきました。 暴力装置、どこかで聞いたことがあ…
海上自衛隊東京音楽隊の歌手である三宅由佳莉さんは、 毎年、数多くの演奏会で様々なジャンルの歌を披露して下さいます。 ネット上には、そんな三宅さんの様子を収めた、夥しい数の動画が溢れていますね。 先日、「三宅由佳莉さんの『Time To Say Goodbye』…
【この記事のアップデート版】 海上自衛隊東京音楽隊が公表した新年度のコンサート情報を軸に、内容を刷新した記事をアップしました↓。こちらもご覧ください。 retcapt1501.hatenablog.com 【以下はオリジナル記事です】 新年早々ではありますが、三宅由佳莉…