あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

海の見える午後

 久しぶりの投稿となります。

 3日ほど前に郷里を訪ね、明日の夜には帰京予定なのですが、やはり出先では何かと気忙しく、落ち着いて記事を書く雰囲気ではありません。

 ところが、先ほど何気なくスマホを見ましたら、新規メッセージが。

「ganbaruashitaeさんが久しぶりに投稿しました」

 そう、三宅由佳莉さんのインスタグラムが更新されたというお知らせです。大抵、このメッセージに気づかないのですが、今回は着信の瞬間を初めて見ました(╹◡╹)

 スマホなので埋め込みできませんし、何の工夫もありませんが、まずは皆様にお知らせしようと思います。下のリンクから訪ねてみてください。

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https://www.instagram.com/p/CFTQjCtMzBR/?igshid=40uc069n1u0i

 岩の上に腰掛けて向こうに広がる海を見つめる後ろ姿。初めての表現ですが、とても自然な佇まいからは、落ち着きとともに静かな充実感が感じらるような気がします。

 ちなみに、撮影されたのは午後ではなく、午前中だと思われます(≧∀≦)

 

スカイマークに乗ります

 以前、「スカイマークと新たな出会い」という記事を書きました。スカイマークとの出会い、そして、前回里帰りした際に、とても素敵なFA、金澤さんに出会ったことなどを綴ったものです。

https://t.co/cnMfysYpA2

 この記事では触れなかったのですが、スカイマークの搭乗記念に配られたグッズがあるんです。

 まず、スカイマークのロゴ入りキットカットです。

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 キットカットのロゴ下の文句が「Have a break, Have a good flight」となってますね。通常は「Have a break, Have a KitKat」だったと思います。右側のスカイマークエリアにはFUKUOKAの文字が。きっと、いくつかのバリエーションがあるんだと思います。

 集めてみるのも面白いかなと思うのですが、すでに食べてしまったので手元にありません(≧∀≦)

 そしてもう一つが、メディコムジャパンとのタイアップ企画で作られた、感染防止用マスクです。
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 メディコムジャパンは、感染防止の国際基準をクリアした医療用品の製造、販売を通じ、感染管理をリードすることを目指す企業です。

 今年はすでに4往復、8回搭乗しましたが、マスクが配られたのは前回が初めてでした。

 あの、別に物に釣られてスカイマークを利用しているわけではありませんので誤解のなきよう(╹◡╹)

 そして今週の水曜日に、本年5往復めとなるスカイマークに搭乗します。とても楽しみです。新たな出会いや発見があるような気がするからです。

 楽しい報告ができると良いな(╹◡╹)

 

なんということでしょう!

 かつて、テレビを観ていた頃に、毎週楽しみにしていた番組があります。

「ビフォー アフター」です。

 今も続いているのかどうか存じませんが、色々な問題を抱える家屋を、家主やその家族の思いなどを一つ一つ汲み取った建築界の「匠」(この言葉が好きです)が、独自のアイディアをふんだんに盛り込んだ設計でリフォームするという、一話完結のドキュメントです。

 勿論、リフォーム需要を掘り起こしたい建設業界とのタイアップ企画でしょうから、誇張もあるのだとは思いますが、そんな現実を差し引いても、大変魅力ある番組でした。

 古い内装を大胆に取り壊し、そこに、家主の思いや、亡き家族が大切にしていた家具調度などを斬新なアイディアで取り込んでいくプロセスに、視聴者は自ら抱えるしがらみや悩みを重ね合わせ、カタルシスを得るんだと思います。

 番組後半、施主への引き渡し前に、リフォームの全貌が明らかにされるのですが、古い家屋の問題点が、どのように解決されたのか、また、あの思い出の品はどう生かされたのか、視聴者の関心が集まるポイントが、リフォーム前(ビフォー)と、リフォーム後(アフター)を対比させる形で紹介される際、ナレーターが効果的に入れるフレーズが、今回のタイトル「なんということでしょう!」でした。聴く者の心の奥に眠る希望への渇望にしっかりと火を灯して行くような、ドラマチックなBGMとも相まって感動を呼びます。

 その後、施主家族が久しぶりに我が家に戻り、その変貌ぶりに驚きながら感動することになるのですが、なんか、他人事ながら、観ているこちらまで幸せな気分になります。

 こんな番組や、著しい偏向のない報道ばかりなら私もまだテレビを観ていたと思います。視聴者を舐め切ったプロパガンダで自らの首を絞めている大手メディアに未来はないでしょう。

 前置きが長くなりました。今回のテーマはそんなことではないのです。

 私がブログ書きやYouTube動画の編集で利用しているPCの様子が変なのです。

 私のTwitterをご覧になった方はご存知だと思いますが、昨夜帰宅してPCを立ち上げまたところいつもと様子が違うのです。

https://twitter.com/7eki5fdz3bmqvbx/status/1304390003586342917?s=21

 で、強制終了して再び立ち上げてみましたら、こんな画面が.......

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 どうやら修復が必要な状態らしいのですが、表示されたどのメニューを選択しても、その先には進めません。つまり、その......

ご臨終と言うことではないかと(^^)

 そう言う「なんと言うことでしょう!」だったんです(≧∀≦)

 職場では、現役自衛官の頃から30年以上マイクロソフトWindowsを使っている私ですが、自宅のPCはMacです。最初は取っ付きづらくて往生しましたが、今ではすっかり慣れましたし、使い勝手もいいんです。ですから買い換えるとしたらまたMacだと思いますが、はい買い替えて終わり、というわけにも行かないんです。いろんなID、パスワードが自動登録されてますし。それに、なんと言っても、私が初めてブログやYouTubeを始めたマシーンですし、いろんな思いを注ぎ込んできた相棒です。そう簡単に「じゃあな👋」なんて言えないんです。

 というわけで、修復の努力を続けながら、当面はあまり好きではないスマホでの投稿を続けようと思います。

 回復して、「なんと言うことでしょう!」と言える日が来るといいなぁ(╹◡╹)

 

 

天ざるの夜に届いたハガキは…( ゚д゚)

 昨日、親しい友人から「ちょっと話を聞いてほしい」と誘われ、本当に久しぶりに私の会社が入居しているビルの地下にあるそば屋で、天ざるを頂きながら一杯やりました。

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 友人の話を聞いた後も、話題は広がり、昔作っていたタミヤ模型のプラモデルや戦艦大和の話まで飛び出しました。とても楽しかったので、時間が経つのも忘れ、「閉店です!」と追い出されるまで粘ってしまいました。

 友人と別れ、最寄りの駅から自宅を目指したのは23時過ぎだったでしょうか、LINEにいくつかの着信がありました。見てみると、「当選しました(╹◡╹)」とか「やっぱりダメでした(≧∀≦)」とか…

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 そうです、横須賀音楽隊の「ふれあいコンサート2020」の抽選結果が、応募者あてに発送されたのです。ちょうど1ヶ月前にこのコンサートの募集要項などを紹介する記事を書きましたが、コロナの影響で、長期にわたりお預けを食っていたファンの皆さんから応募が殺到することが予想される一方、座席は半減となりますから、超激戦が予想されるともお伝えしました。

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 今回は、いつになく早めに応募したのですが、それでも状況を考えれば、正直言って当たる気はしませんでした。でも、抽選結果が送られてきていることを知って、「当たってますように」と祈るような気持ちで家路を急ぎました。

 昨年は、東音の定例演奏会や横音のクリスマスコンサートで、「外れた(≧∀≦)」からの大逆転が続きましたが、そんな奇跡みたいなことが何回もあるわけありません。届いていなければ、もう諦めるしかないんです。

 マンションのエントランスを入り、メールボックスのダイヤル錠を回しながら覗き窓から覗くと、いつものように何枚ものチラシが投げ込まれています。「チラシだけかよ」と思いつつ扉を開けてチラシどもを掴み出すと、その下に一枚のハガキが∑(゚Д゚)

 LINEで送られてきた「当選ハガキ」とおんなじ面構えの奴です(╹◡╹)

 こんな奴です(^∇^)

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 あぁ、なんか久しぶりにストレートに当選ハガキが投函されていました。

 一瞬、嬉しいの前に、「本当に当たったの?」と信じられない気持ちの方が先に立ちました。ブログチームが横須賀地方総監部に当日のことなどを問い合わせた際、今回の応募件数が驚くほど多かったとのお話があったそうです。やっぱり皆さん期待してたんですよね。残念ながら今回選に漏れた方には申し訳ありませんが、当日は久しぶりの横音演奏会を聴かせて頂きます。

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 そしてもちろん、本当に久しぶりに、演奏会の報告記事を、精一杯の気持ちを込めて書かせて頂きます。コロナ対策も万全に取られるはずですから、隊員の皆さんにご挨拶するような機会はないと思いますが(赤嵜さん、元気かな(^ ^))、何より演奏会の中身が楽しみです。

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 演奏会の記事を書けるということが、こんなに楽しみなんだということを改めて感じますし、そんな感覚がとても新鮮に思えます。

 今は、なんとか予定どおりに開催されることを祈るだけです(╹◡╹)

ルナ・クルーザー

 「ルナ」とは、もともとローマ神話に登場する月の女神のことなのですが、現在では多くの言語で「月」そのものを表す言葉としても用いられています。響きも良いので、我が国でも女性の名前として決して珍しくありませんよね。

 昨年の遠洋練習航海で、艦隊がプエルトケツァルを出航する際、音楽隊が艦上で奏でていたのは「ルナ・デ・セラジュ」という、グアテマラの皆さんに愛されている曲でした。大変美しい曲なのですが、出だしからしばらくは物憂げな旋律が続きます。やがて希望を感じさせる明るい曲調へと転じるのですが、物憂げなテーマ自体は曲全体の基調として貫かれているように感じられます。

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 詩歌や小説などで扱われる場合にも、「月」にはどこか儚さや寂しさ、あるいは郷愁などが仮託され、光り輝く「太陽」とは対照的な、控え目な存在として描かれています。実際、その質量自体「太陽」に比べれば無いに等しいほどです。

 そんな控え目な「月」ですが、地球のすぐ近くを周回していることから、その重力が地球上のあらゆるものに大きな影響を与え、海洋を揺り動かし、時には地殻変動の原因となったりもします。そして、その影響は私たちの心にも及んでいるようです。満月の夜には、凶悪犯罪の発生件数が多くなるとの統計があると聞いたことがあります。確かに、若い頃のことを思い出してみると、煌々と満月がかかる夜には目が冴えて中々眠れないということが度々あったような気がします。

 このように、地球上の自然現象や人間の心理にまで大きな影響を与えるほど近くを周回している「月」ですが、地球からの平均距離は38万㎞もあります。地球の胴回りの10倍近くです。

 宇宙空間はスケールが大きすぎて中々普段の感覚では把握しきれませんよね。以前、そんなテーマで書いた記事がありますので、興味のある方は読んでみてください。

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 さて、今回「月」のことを書いているのにはもちろん理由があります。

 先日、YouTube動画を観ている時に、「ぽつり、岡山」という岡山県の広報ビデオに出会ったことを紹介する記事を書きました。今回も同じ流れで、思わず「広告をスキップ」ボタンを押すのをやめ、見入ってしまった広告動画があったのです。

 「トヨタイムズ」をご存知でしょうか。トヨタ自動車の広報プログラムで、俳優、そして歌舞伎役者としても活躍されている香川照之さんが編集長を務めるという体で展開されています。テレビCMシリーズも流されているそうですので、きっとご覧になったことがあるのではないでしょうか。

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 今回出会った動画は20分にもわたるもので、広告動画としては大変長い部類に入ると思うのですが、非常に興味深い内容でした。

 現在、国際宇宙探査プログラムが、壮大な構想の下に進められており、我が国もJAXAを中核としてこの取り組みに参加しています。国際宇宙ステーションISS)は既に20年にもわたる運用実績がありますし、今後「火星」探査なども計画に上がっていますが、より具体的なプロジェクトとして、どうやら2030年ごろから月面基地建設が始まるらしいのです。

 月面基地、つまり「ムーン・ベース」です。

 私と同世代以上の方なら覚えておられるのではないでしょうか、1970年頃テレビ放映されていた英国製のSFドラマ「謎の円盤UFO(ユーフォーではなく、ユー・エフ・オーと読みます)」を。小学校高学年だった私は毎週食い入るようにして観ていました。

 「1970年、人類は既に地球防衛組織シャドーを結成していた。その本部はロンドンのとある映画会社の地下深く秘密裏に作られていた」というナレーションで始まる、結構ハードボイルドな作品でしたが、人間ドラマも含めたストーリー自体が大変面白かったことに加え、登場する装備や迎撃機などの洗練されたデザインが大変魅力的でした。

 そのシャドーが、UFOを探知・迎撃するために月面に置いた前線司令部が「ムーン・ベース」だったのです。

 1969年には、アポロ11号が実際に月面に着陸し、アームストロング船長らが人類初の足跡をそこに残していましたので、まだ子供だった私にとって「ムーン・ベース」は、すぐにでも実現しそうなリアリティが感じられました。

 尤も、実際にはそんな簡単なものではなく、月面での恒常的施設を建設し、長期にわたり人間が生活できるだけの安全かつ確実な環境を創り出すためには、広範多岐にわたる技術を裏付ける基礎研究の進展を、さらに数十年待つ必要があったわけです。

 ともかくも、その「ムーン・ベース」が実現しようとしているのです。もちろんUFOを撃退するためではありませんし、ドラマの設定よりも60年も遅れを取ることにはなりましたが、ちょっと興奮しますよね。

 JAXAのホームページによると、月面基地建設の目的は多々ありますが、私が注目したのは発電です。月面には核融合炉の燃料として使用される「ヘリウム3」という物質が数百万トン存在していることが見込まれているそうですが、1万トンもあれば、全人類の100年分もの電力を賄えるのだそうです。そして、月面に建設された核融合炉や太陽光発電のプラントで作られる電力を、レーザー光線のエネルギーに変換して地球に送電する技術も研究が進められているようです。あまりのスケールの大きさと画期性に呆気にとられてしまいました。

spaceinfo.jaxa.jp

 宇宙探査・宇宙開発が進展することは、地上から国際紛争の原因を一つ一つ取り除いていくプロセスなのかも知れません。

 ところで、月面に建設される各種施設間の交通や、月面探査のためには、移動手段が必要となりますが、地球上とは全く異なる過酷な環境下で安心・安全かつ快適な移動手段を確保することは容易ではありません。

 先ほどの地球防衛組織シャドーのムーン・ベースには「ムーン・モービル」というビークルが装備されているのですが、月面重力が地球上の1/6であることを利用し、バッタのように跳躍しながら前進するものでした。岩やクレーターなど障害物を跳躍により克服するというコンセプトで考えられたビークルなのだと思います。

 下の写真は、「有限会社 Finisher’s & Automodeli GT」のホームページ掲載されている「ムーン・モービル」キットの完成写真です。同社は、フィギュアやマニアックなビークルなどのキットや完成品を販売しているようです。下の写真をクリックするとこのキットのページに飛びますので訪ねてみてください。なかなかマニアックです。

  さて、今回の記事のタイトルに掲げた「ルナ・クルーザー」は、実は月面での移動手段として、トヨタ自動車JAXAを中心に、ブリジストン三菱重工をはじめとする多くの企業の協力を得ながら開発が進められている月面与圧ローバーの仮名です。写真をご覧になればわかる通り、「ムーン・モービル」とは全く異なるコンセプトで基礎設計が行われていることがわかります。

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 動画には、このプロジェクトが立ち上がったきっかけや、紆余曲折を経ながらトヨタ自動車の中でゴーサインが出るまでの経緯、今後の展望などが盛り込まれ、大変興味深い内容なので20分という長さを全く感じさせませんし、トヨタの広報動画なのに、変な宣伝臭もなく、オールジャパンで取り組んで行くんだという意気込みが感じられます。

 社内でプロジェクトにゴーサインを出された取締役・執行役員の寺師茂樹さんの言葉が印象的でした。私なりに咀嚼して書いてみます。

 分からないことを解きほぐしてこれを解決して行くというのは、トヨタが平素からやっている開発のプロセスであるけれども、月面で走らせる与圧ローバーの開発には、まず「何が分からないのかを明らかにする」という、これまでにないプロセスが加わる。そこにチャレンジしたいという技術者としての興味があった。また、地球上を走る車の開発を続けている限り、どうしても技術的飛躍を得るのが難しい。桁違いのハイスペックが求められる月面ローバーの開発に取り組むことで、全ての分野において技術的飛躍が期待でき、それは地球上を走る車作りにもフィードバックできるはずだ。

 動画をご覧ください。ちょっとワクワクすると思います。

youtu.be

 ところで、現在JAXAには10人余りの宇宙飛行士がおられますが、そこには2人の元自衛官が名を連ねています。

 1人は、航空自衛隊の戦闘機パイロットから転進した油井亀美也さんです。

spaceinfo.jaxa.jp

 私が海上幕僚監部に勤務していた時に、突然「空幕から宇宙飛行士の候補者が出たぞ」と聞き大変驚いたのを覚えています。さすが空自だなぁ、「勇猛果敢 支離滅裂」と揶揄される空自ですが、まさに「勇猛果敢」な一面を見た感じがしました。

 一方、「伝統墨守 唯我独尊」と揶揄される海自からはそんな人材出てこないだろうと思っていましたら、ほどなく、「海自のからも宇宙飛行士候補者が出たぞ」との報に接し、さらに驚きました。

 防衛医科大学校を卒業後、海自の医官として勤務されていた、金井宣茂さんです。

spaceinfo.jaxa.jp

 宇宙飛行士の世界がどのようなものなのか、想像もつきませんが、日本のというよりは人類の未来を担うフロンティアとして、未知の世界に挑戦し続ける宇宙飛行士のみなさん、そしてJAXAトヨタ自動車はじめ関連企業のみなさんの、今後のご活躍に期待したいと思います。

三宅由佳莉さんの動画@KIKUCHANNEL

 私には、若い頃から失敗や後悔が数限りなくあります。

 「でも、順調な人生ってただただ、一本道をまっすぐ歩くようなもので、振り返ってもつまらんじゃないか、うろうろと寄り道が多いから人生に幅ができるんだよ、失敗談の一つもできない人生なんて味気ない。人生は積分だ!」

 と、自分に言い聞かせて慰めています(╹◡╹)

 とは言え、失敗をした直後は、やっぱり落ち込みます(≧∀≦)

 なんの話かと言えば、最近時々ご紹介している軍事フォトジャーナリスト菊池雅之さんの「KIKUCHANNEL」のことです。

 注目しているからこそ、チャンネル登録していますし、記事にはしないまでもよく拝見しています。先日も、北海道で行われた水陸機動団の着上陸訓練の取材動画を楽しませていただいたばかりです(食レポも楽しみにしてます(^ ^))

 ところがです、一昨日、平成29年に行われた自衛隊音楽まつりにおいて、三宅由佳莉さん、松永美智子さん、森田早貴さんの3自歌姫のトリオで飾られたフィナーレの動画がアップされたのに気づいていませんでした。不覚です(≧∀≦)

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 先日アップした遠洋練習航海の記事で、菊池さんがかつて遠洋練習航海を同行取材された話などをやりとりしている中で、「三宅さんの動画をアップしました」と教えてくださったのです。なんと!我ながら信じられませんでした。

 まぁ、演奏会の予定等をブログでお知らせしておきながら、自分が応募するのを忘れることもままある私ですから、ブログチームの皆さんは、「そんなもんだろう」と思っておられるかも知れませんけど(≧∀≦)

 この年のフィナーレは、すでに動画が何本も上がっていますが、このようなベストアングルと画質で提供されている動画はありません。まずはご覧ください。

www.youtube.com

 この動画では、菊池さんのいつもの「語り」はありません。

 「語るまでもないでしょう、ただただご覧ください」

 そんな菊池さんのメッセージなのでしょう。動画の解説欄の文言をこちらに転記させていただきます。

日本武道館で行われた平成29年度自衛隊音楽まつりのフィナーレで演奏された「糸」「世界に一つだけの花」。大島監督が最も感動した自衛隊音楽まつりフィナーレだと絶賛する映像です。 感動 泣けた 共感できたと思っていただけたらありがたいです。

 実は、この年の音楽まつり、私は選に漏れたので初日にご覧になった方の全編動画を拝見してその感想を記事に書きました。

 当時の私は、三宅由佳莉さんが主役のイベントだとばかり思っていましたし、メインになる軍種が持ち回りになっていることにも気づいていませんでしたから、「なんだか三宅さんの出番が少なくて不満だ」というニュアンスの記事になっていたと思います。

 流石に今はそのようなことは思いませんけど、ブログを書き始めたばかりの当時はまだそんな受け止め方をしていたんです。

 そんな中でも、このフィナーレは見応え、聴き応えのあるステージとして感動したのを覚えています。

 あれから3年が経とうとしていますが、森田早貴さんのデビュー回でもあり、松永美智子さんがメインとなられた音楽まつりで、そんなお二人を引き立てつつ、ご自身の華やかなパフォーマンスを遺憾無く発揮される三宅由佳莉さんの姿を拝見し、あの日のちょっと遣る瀬無い思いを懐かしく思い出しながら、改めて感動に浸ることができました。

 菊池さん、動画のアップありがとうございました。

草枕

 つい先日、「大和撫子七変化」という記事を書きました。三宅由佳莉さんのインスタグラムで、大変珍しい浴衣姿の写真が公開されたことを報告したものです。

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 三宅さんのインスタグラムが更新される度に驚かされるのですが、同時にインスピレーションの輪が一気に広がります。本当は、それらを全部かき集めて整理し、きちんと構成した記事にしたいんです。でも、まだ気づいておられない皆さんに早くお知らせしたいという気持ちが先に立つものですから、多くを切り捨ててしまうため、どうしても内容が皮相的になってしまいます。それでも、自分の中に広がったイメージをなるべく盛り込もうと足掻くので、なんとなく勝負をしているような気にもなります。もちろん私の勝手な一人相撲なんですけど(^ ^)

 そんなこともあって、出先で不意を突かれた2回目、3回目の更新を目の当たりにした際、「どっからでもかかって来い!」という言葉が浮かんだのかも知れません。

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 それはさておき、前回の朝一の更新を確認した時にもいろんなイメージが膨らみました。それらを一言で現せば「やまとごころ」なのかな、と思います。三宅さんの内側にある「やまとごころ」を改めて感じたからです。

 実は以前、三宅さんの「やまとごころ」について書いたことがあります。もう2年以上前の記事ですが、久しぶりに読み返してみると、何か懐かしい新鮮さを感じました。よろしければ読みください。

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  さて、今回のタイトルにある「草枕」ですが、これは漱石の初期の名作の一つで、私も高校生の頃に読み、とても刺激を受けました。

 特に書き出しの印象的な一文には大変な感銘を受け、何度も読み返したのでいまだによく覚えています。

「山道を登りながらこう考えた。智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。人の世が住みにくいからとて、越すところはあるまい。あるとすれば人でなしの国へ行くばかりだ」

 このリズミカルで思索に富み、かつちょっと斜に構えたユーモアも加味された一文が、まだ少年期にあった私には神々しく感じられたのでした。リズムというものが文章を生かしも殺しもするということを教えられたのも「草枕」でした。

 そんな師匠のような「草枕」なのですが、どちらかと言うと表現力に着目して読んでいた面もありましたし、何しろ半世紀近く前のことです、その内容はどこかへ消え失せてしまっていました。

 ところが、三宅由佳莉さんの浴衣姿の最初の写真を拝見した際、様々なイメージが浮かぶ中で、何故か「草枕」のことが脳裏を過ぎったのです。コメントをいただいた鹿野高志さんへの返信でもそのことを書いたのですが、どうしてなのかは分かりませんでした。今、手元に「草枕」がないので改めて買って来ようかなとも思ったのですが、それでは私が感じたことが希釈されてしまうような気がします。あくまで、現状のままで書いてみよう。そして、その後に「草枕」を読み直してみよう、そう思いました。

 そして、いまだに記憶にある出だしの一文を反芻しているうちに思い出したんです。主人公が山道を登っているのは、確か山間部の湯治場に向かっていたのだと思います。そして、その湯治場を経営している(?)一人の女性に出会います。どのように表現されていたかは思い出せませんが、とても不思議な印象が残っています。漱石はその佇まいを「非人情」と書きました。「不人情」ではなく「非人情」です。当時の私には、それが何を意味しているのか理解する力はなかったと思いますが、ある夜、主人公が何気に湯治場の湯殿のあたりを散策していると、確か、その女性が鬼気迫る雰囲気で、「舞い」(多分)の稽古をしている姿を目にするシーンがありました。主人公は、昼間の、ちょっと風変わりではあるけれども温和なその女性からは想像もつかない気迫を感じるのです。

 今風の小説のように、色恋沙汰に発展することはなかったと思いますが、男女であると同時に人としての深い敬意と憧憬を無言の裡に共有する二人の有りようが、まさに「情」を排した「非人情」の深い交わりなのではないかと感じたような気がします。

 そして、おそらく、その女性のイメージに三宅由佳莉さんの浴衣姿の凛とした和装の美しさが重なったからこそ、「草枕」が私の脳裡に蘇ったのでしょう。

 今週末も、インスタグラムの更新があるのでしょうか。いつもそうなのですが、楽しみ半分、怖さ半分です(╹◡╹)