あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

中川麻梨子さんの「私を泣かせてください」

 昨日「東京音楽隊の最新ビデオコンサート」という記事を書きました。

www.capitandiaryblog.com

 2017年2月19日(日)に、東京オペラシティコンサートホールで開催された、東京音楽隊第56回定期演奏会の演目の中から、「天国の島」と「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」の2曲が動画で公開されたことを報告したものです。

 記事にいただいたコメントへの返信もまだ全部は終わっていないというのに、本日更に新しい演奏会動画が公開されました。

f:id:RetCapt1501:20200708200207j:plain

 昨年の9月14日(土)に、昭和女子大人見記念講堂で開催された、第60回定例演奏会で、中川麻梨子さんがソプラノ歌手としての本領を遺憾無く発揮された「私を泣かせてください」(ヘンデル/歌劇「リナルド」より)の動画です。まずはお聴きください。

www.youtube.com

 中川さんも、三宅由佳莉さん同様、普段は色々なジャンルの曲に挑戦を続けておられますが、やはり正統派のクラシック作品をソプラノで歌い上げるのを拝聴しますと、この方が本来属しておられる世界というものが何なのかを思い知らされます。そして、そんな世界で鍛え抜かれ、確固たるポジションをお持ちなのに、音楽隊の任務を果たすために、全く馴染みのないジャンルに分け入っていくその勇気には心からの拍手と、また感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

 さて、このコンサートも、東音演奏会の御多分に漏れず、サプライズの嵐でしたし、荒木美佳さんの心温まるエピソードや、類家心平さんの「繊細な」トランペット、そして最後には昭和女子大付属中高吹奏楽部と合同での「軍艦」演奏で度肝を抜かれるなど、思い出深い感動の演奏会になりました。

f:id:RetCapt1501:20200708200305j:plain

 いつものことですが、演奏会の動画は公開されませんので、報告記事では、演奏会の雰囲気がお伝えできるような動画をYouTubeから見つけてきて埋め込みました。

 それはそれで、演奏会のイメージをお伝えするのには役立っているとは思いますが、やはり当日の雰囲気を伝えることにかけて、本番の動画に敵うはずがありません。

f:id:RetCapt1501:20200708200331j:plain

 今回、中川さんの動画が公開されたおかげで、この演奏会の報告記事に「本物」の動画を埋め込むことができました。ブログ書きにとって、これほど嬉しいことはありません(╹◡╹) お時間があれば、改めて読んでいただけると嬉しいです。

www.capitandiaryblog.com

 

 これまでも、2018年の7月7日(土)に川越で行われた3自衛隊合同演奏会の第1部で東京音楽隊世界初演を果たした「ネイビート・ラプソディ」の動画が公開された折には、幸せな気持ちで同演奏会の報告記事に埋め込みさせていただきました。やはり、本番の動画が一つでも入ると記事が締まります(╹◡╹)

www.capitandiaryblog.com

 

 呉や舞鶴では、演奏会再開に向けた動きが始まっているようですが、首都圏では当面不可能でしょう。おそらく、長期にわたりビデオコンサートモードは続くはずです。演奏会が行われないことは残念至極ではあるものの、過去の演奏会の動画がこうして公開されていくことも、特に遠方のファンの皆様にとっては大変幸せなことではないかと思います。今後の公開がとても楽しみです。

東京音楽隊の最新ビデオコンサート

 注目されていた東京都知事選は、現職の小池さんの圧勝に終わりましたね。各候補への支持勢力の動向などから、小池都知事再選の要因は様々分析されているようですが、結局投票するのは個々の都民です。投票率は確かにそれほど高くはありませんでしたが、各陣営の支持勢力の思惑よりも、この非常時の舵取りを誰に任せれば最も安心できるだろうか、という選択になったのだろうと思います。大変興味深い選挙でした。

 さて、圧倒的な強さで再選を果たした小池都知事のお膝元を活動拠点とするわが東京音楽隊ですが、「コロナに負けるな!」シリーズ(くどいようですが…という注釈がすでにくどい!)に、本日夕刻、新たな動画が2本加わりました。

 いずれも、2017年2月に東京オペラシティで開催された第56回定期演奏会での演奏風景です。まさにビデオコンサートですね。

f:id:RetCapt1501:20200707220420j:plain

1曲めは、佐藤博昭さんが20代の頃に書き上げられた作品「天国の島」です。2011年の吹奏楽コンクールの課題曲でもあります。また、TOKIOの人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の中でも時折流れていましたので、「あぁ」と思われる向きも多いのではないでしょうか。

www.youtube.com

 作曲された佐藤さんによれば、「天国の島」は、北海道の北西部に位置する「天売島」をイメージして作られた曲なのだそうです。かつて、この島の中学校に音楽教師として1年間を過ごされたそうです。その際に目にされた島のたたずまいや、素朴な島民のみなさんとの交流などの思い出からイメージを膨らませて「天国の島」が生まれたのでしょう。曲全体に通底する「和」のテイストが吹奏楽と見事に調和していますし、曲の展開のスケールも大きく、大変魅力的な作品だと思います。

 

2曲めは、樽谷雅徳さんの「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」です。2012年にリリースされた曲ですが、大変人気が高く、吹奏楽コンクール課題曲として何度も選ばれているそうです。

www.youtube.com

 クシナダ姫とは、ヤマタノオロチを退治することの見返りとして須佐之男命に嫁いだ女性ですよね。そうです、日本神話の世界を描いている曲なんです。そして、ヤマタノオロチのエピソードをスサノオではなく、櫛に姿を変えスサノオの髪に刺された状態で共に戦ったクシナダ姫をメインに展開しているところが興味深いですし、勇ましさの中に嫋やかな情感を絡ませる場の設定として大変優れていると思います。

 さて、ステージ上には、現在佐世保音楽隊で活躍されている近藤悟史さんがコンサートマスターとして出演されていますし、もちろんホルンの川上良司さんもいますよ。

 また、最近お見かけすることがなくなった、サックスの関水優子さん、トランペットの西村(桑原)麻美子さんの姿も懐かしいですね。

 そして、太田沙和子さん、赤嵜尚子さん、岩田有可里さんの姿ももちろん見ることができます。

f:id:RetCapt1501:20200707220216j:plain

 私にとっては、三宅由佳莉さんをきっかけに東京音楽隊と出会う直前の演奏会ですから、何かちょっと感慨深いものがあります。

 実は、この演奏会では、三宅由佳莉さんがシューベルトの「アヴェ・マリア」を熱唱されたのですが、その音源CDから動画仕立てにしたものをYouTubeにアップしてあります。

www.youtube.com

 今回、この定期演奏会の動画が立て続けにアップされたので、ひょっとしたらこの「アヴェ・マリア」もアップされるのではないか、と一瞬期待したのですが、三宅さんは現在横須賀音楽隊所属ですから、多分東京音楽隊からアップされることはないんだろうなと思います。

三宅由佳莉さんが歌う「私の翼」

 以前、「三宅由佳莉さんが歌う『蝶の翼』」という記事を書きました。

www.capitandiaryblog.com

 もちろん、そのような歌があるわけではありませんが、三宅さんのインスタグラムに投稿された「蝶の翼」という手書きの詩がとても素敵だったのと、そのリズミカルな文体から、なんだか歌詞として書かれたような気がしたものですから、この詩に曲をつけて歌って欲しいという思いを込めて書いた記事でした。

 ほとんど妄想に近い希望でしたから、そんなことが実現するはずはないよな、とは思っていました。

 先ほど、件のインスタグラムが更新されました。タイトルは「私の翼」。画面は海に沈む夕日を写した静止画ですが、歌が収められています。アコースティックギターの伴奏にあわせて、三宅由佳莉さんがしっとりと歌われるこの曲。これが「私の翼」という曲なのだと思います。そして、その歌詞は…

 「もし生まれ変われたら、色あせて見えるこの空も何か変わるのかな…」

 そうです、「蝶の翼」の冒頭部分です。

 この部分に曲をつけ、「私の翼」として歌っておられるのです。私がどれほど驚嘆し、また感激したか、お判りいただけると思います。まずはお聴きください。

www.instagram.com

 遥か遠くへ視線を置きながら、内面の葛藤と静かに向き合い、もし生まれ変われたら…との夢想に辛い現実を仮託して昇華させようとしているかのような深い趣を感じさせますね。

 果たして「私の翼」はこれで終わりなのか、あるいはとりあえずのパイロット版なのかは判りませんが、本当にあの詩に曲をつけて歌ったくださったことが嬉しく、また大変感激したことをお伝えしたく、記事にした次第です。

コンサート情報をリニューアルしました

 昨日、「久々のコンサート情報」という記事で、呉音楽隊が今月31日に行われる大阪の「たそがれコンサート」第1週に出演する予定であることを報告しました。

 演奏活動の正常化に向けた第一歩が踏み出されることでもあり、昨日から今日にかけて、以前から「やらなきゃ」と思いつつなかなか着手できなかった、過去の演奏会報告の時系列的なまとめページをようやく作成いたしました。

 このブログの右欄外に「海上自衛隊のコンサート情報」というリンクがあります。

f:id:RetCapt1501:20200705131312j:plain

 これまでは、当面の演奏会予定等のみを載せていたのですが、ゆくゆくは、各音楽隊ごとに過去の演奏会の報告記事を時系列にまとめて置こうと思い、タイトルだけは書いてありました。

 そこに、ようやく実体が伴ったというわけです。

 私の記事は、その時々の気分でタイトルを決めているため統一性も何もないものですから、過去の演奏会の記事が読みたいと思っても、探すのに苦労します。その意味では、過去記事に興味のある方にとって少しだけ便利になったのではないかと思います。

 とは言え、作成したのは東京音楽隊と横須賀音楽隊のものだけですし、今後も基本的には両音楽隊が中心になっていくと思います。他の音楽隊については、カテゴリーでの検索が可能ですし、当面、それぞれのホームページ上の演奏会の予定に飛べるリンクの提供までとさせていただきます。

 少しづつではありますが、お読みいただく方にとってより便利なページにして行きたいと思っておりますので、ご意見、ご要望等あればお寄せいただけると幸いです。

久々のコンサート情報

 先日、「横須賀音楽隊の久々のコンサート」という記事を書きました。

www.capitandiaryblog.com

 横須賀音楽隊が、同市内の保健所や病院施設の敷地内で小編成に夜野外コンサートを行い、医療従事者の皆様への感謝と応援のメッセージを伝えたものでした。

 報道記事を見つけた「いかづち」さんから情報提供をいただきました。

 そして昨日、やはり「いかづち」さんから、レギュラーコンサート開催の予定について情報提供をいただきました。

 今月31日(金)の「たそがれコンサート2020」に、呉音楽隊が出演予定です。

Image

 コンサートのリーフレットを記事に掲載するのも、本当に久しぶりです。やはりいいもんですね(╹◡╹)

 定員450名とありますが、「いかづち」さん調べでは、大阪城音楽堂の収容人員は2000名だそうですから、客席はスカスカ状態になります。客席がまばらだと、盛り上がりに欠ける面があるのは致し方ありませんが、重要なのは、感染予防策を講じながらも、演奏会を開催することです。開催自粛の「封切り」として4週連続で行われる「たそがれコンサート」の先陣を、呉音楽隊が務めるというのも嬉しい限りです。

 先ほど、呉音楽隊のホームページも確認しましたが、ちゃんと掲載されていました。

www.mod.go.jp

 週明けの7月6日(月)から、先着順の申し込みとなりますが、席が少ないので、希望される方は早めにお申し込みください。

 そして、第2週は、陸上自衛隊中部方面音楽隊です。人気のボーカリスト、鶫真衣さんが出演されるでしょうから、こちらも注目ですね。

 海自で言えば、8月には舞鶴音楽隊の演奏会も予定されているようです。

 少しづつではありますが、平常運行への復帰の兆しが地方から始まりつつあるようです。もちろん、連日新規感染者数が増え続ける東京や、その隣接各県では、まだまだ演奏会の自粛が継続されるでしょう。

 東音、横音については、趣向を凝らしたビデオコンサートが続くことになります。

 でも、普段両音楽隊の演奏会に足を運ぶことが叶わない遠方のファンの皆さんにとっては、却って嬉しい日々なのかも知れませんね。

 コロナを完全に制圧できるまでは、一つの演奏会での集客数が大幅に制限されますから、広報効果を考えた場合、ビデオコンサートを併用せざるを得なくなるのではないかと思います。実際の演奏会をこなしながら、ビデオコンサートも併用するとなると、音楽隊にかかる負荷が大きすぎますので、自主広報として行なっている定期演奏会や定例演奏会以外の箱物演奏会の回数を減らすことになるかも知れません。

 いずれにしましても、海上自衛隊の音楽隊による実際の演奏会が再開されることを、皆さんとともに喜びたいと思います。

 

何しろ目立つ、東音楽器運搬車(╹◡╹)

 昨年度末に、東京音楽隊の新しい楽器運搬車へのグラフィックペイントが完成したことはすでに報告した通りです。

f:id:RetCapt1501:20200312221424p:plain

 さらに遡ること一年、平成30年度末に、車両自体は更新されたのですが、あのシックなグラフィックペイントを施したカーゴボックスは姿を消し、スッキリしたと言えば聞こえはいいですが、何とも味気ない豆腐のような運搬車になってしまいました。

 以前の記事でも書きましたが、車両を更新するための予算と、グラフィックペイントを施す予算では費目が異なるため、別々の調達となってしまうからです。

 車両の購入に使われるのは「武器車両等購入費(通称「武車購」)」ですが、一般の部隊で執行できる予算科目ではありません。専門機関で一括調達された上で、部隊へは現物支給となります。

 他方、グラフィックペイントは、物品購入ではなく役務調達ですので、役務調達費支弁となりますが、おそらく「通信維持費(通称「通維」)」が充当されたのではないかと思います。

 グラフィックペイントがなぜ「通信?」と思われるかも知れませんね。

 「通信維持費」は使途が非常に多岐にわたります。通信設備の修理などの維持整備にももちろん使用されますが、構内LANの敷設工事や、郵便切手の購入などにも使われています。切手の場合、「購入」という形ではありますが、郵便役務の調達費用として支払われることになります。

 グラフィックペイントは、単にデザインとして施しているわけではなく、広報の目的で行われています。つまり、海上自衛隊から国民への情報発信を行なっているわけですから、立派な通信であり、そのプラットフォームであるカーゴボックスを所要の状態に維持するための役務として、「通信維持費」が充当されたのではないかと、私は考えているわけです。予算規模が最も大きい役務費でもありますし。

 いきなり脱線してしまいました(≧∀≦)

 楽器運搬車リニューアルのニュースは、この3月に、東京音楽隊のホームページで公開されました(下のリンク)。そのことを「国旗国歌演奏会」の報告記事の最後にご紹介しましたので、覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。

www.mod.go.jp

 いくつかの案の中から、樋口隊長が決定されたようなのですが、まさに樋口さんらしい、勢いがあって「目立つ」デザインです。目立ってなんぼの世界ですから、いいんじゃないでしょうか。どこを走っても絶対人目を引きますよね。

 でも、演奏会が行われないので、せっかくのリニューアルカーゴが活躍する場がないんじゃないかと思っていました。

 ところがこのほど、海上自衛隊公式Twitterにこの新しい楽器運搬車の写真が公開されました。本日、「いかづち」さんと「スペリアFUJI」さんから相次いで情報提供がありました。

  駐車している場所は、防衛省のA棟、D棟、E1棟に面した広場です。広場でもあり、大きなイベントがある時には各地の部隊等から集まった多数の車両の駐車場にもなるスペースで、E1棟に部隊を構える陸上自衛隊第302保安警務中隊の皆さんが毎日訓練に励んでいる訓練場でもあります。302って、もちろん、あの特別儀仗隊のことです。

 さて、東京音楽隊がこの時期防衛省に出向いた目的はわかりませんが、何らかの儀式が行われたのだと思います。海上幕僚長が他国の海軍司令官等の訪問を受けられる際には海上自衛隊の儀仗隊が栄誉礼を行いますので、そのための演奏だったのかも知れませんね。

海幕長出迎え・栄誉礼 - 防衛省 海上自衛隊 (Japan Maritime Self ...

 演奏会はなくても、「何しろ目立つ」この運搬車が、ちゃんと活躍していることを知り、嬉しくなりましたし、何となく誇らしい気持ちにもなりました。

 横浜も走って欲しいな(╹◡╹) 

ひっそりと咲く三宅由佳莉さん

 このブログに記事を投稿し始めたのは2017年の9月ですから、早いものでもうすぐ3年になります。その間、多くの方から様々なコメントをいただき、新たな発見があったり勇気付けられたりしてきました。本当にありがとうございますm(_ _)m

 ところで、このブログに一番最初にコメントをくださったのは、皆さまよくご存知の「ゆきかぜ」さんです。人見記念講堂での定例演奏会をレポートした記事でした。

www.capitandiaryblog.com

 また、初めてお会いしたのも「ゆきかぜ」さんでした。

www.capitandiaryblog.com

 そんな古馴染みの「ゆきかぜ」さんですし、コメント欄の常連さんだったのに、最近全く音沙汰なしだな、と思われている方もおられるかも知れません。実は、「ゆきかぜ」さんの端末上で、はてなブログの設定がうまく行っていないようなのです。記事は読めるもののコメントができなくなっているとのことです。私自身もたまーに自分のブログから弾き出されて記事が書けなくなることがあります。

 という事情があるものですから、「ゆきかぜ」さんはLINEでコメントや情報を提供してくださっています。

 「ゆきかぜ」さんは、自衛隊関係のイベントなどに数多く足を運ばれている関係で、地本の皆さんとの交流も盛んなのですが、ご自分が勤めている会社への自衛官OBの再就職受け入れなどにも尽力されています。

 そのような関係で、昨日、自衛隊新潟地方協力本部の援護課を訪ねられたそうですが、そこで目にとまったのが、三宅由佳莉さんのサイン色紙と写真でした。

 訪問当初は気づかなかったそうですが、帰りしなに「おぉ!」と言うことになり、地本の方の許可を得て撮影し、私に送ってくださいました。

 日付をご覧になればお判りだと思いますが、今年の2月に開催された横須賀音楽隊の長岡公演の際に新潟地本を訪れ、書き残されたものなんですね。

f:id:RetCapt1501:20200629223830p:plain

 おそらく、東京音楽隊時代にも、地方公演などの際には各地本に残されてきたのではないかと思いますが、一般の方々の目に触れる機会は限られているでしょうから、全国の多くの地本や募集事務所には、三宅由佳莉さんのサイン色紙や写真が、人目につかないところでも美しい佇まいを忘れない花のような風情で、ひっそりと咲き誇っているのではないでしょうか。

 音楽隊の演奏会には足を運んでも、地本(地方協力本部)を訪れる方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、「三宅さんのサイン色紙とか飾ってませんか?」と顔を出すと、間違いなく喜ばれます(╹◡╹) 優しい方々ばかりですし、一人でも多くの国民の皆さんとの接点を持ちたいと思っていますから、興味のある方は訪ねてみてはいかがでしょうか。

 私たちは、演奏会に顔を出しては三宅由佳莉さんをはじめとする隊員の皆さんや音楽隊の活動を応援しています。でも、それはどういう観点で応援しているのかな?と時々考えたりもするんです。

 音楽隊の皆さんは、演奏を通じて「自衛隊と国民の架け橋」になろうとしています。ですから、私たちが演奏を楽しみ、演奏してくださる隊員の皆さんを応援し、元気付けるということはとても意味のあることだと思います。でも、それだけなのかな?

 これまでも何度か書いてきたことですが、音楽隊にとって演奏は目的ではありません、任務達成の手段です。達成すべき任務とは、国民の間に自衛隊に対する理解と支援の基盤を作り上げることですし、より切実な観点から言えば、入隊希望者を募ることであると思います。それは、このところ次々とアップされている東京音楽隊の動画の最後に入れられているメッセージによく現れていますよね。

 海上自衛隊は、特に深刻な募集難に直面していると聞きます。

 三宅由佳莉さんは、そんな募集広報の一助になればとの思いで、各地にひっそりと咲いているのだと思います。

 さて、そのような観点で私たちにできる応援とは何なのでしょう。大変難しい問題ですよね。でも、演奏会や動画を楽しむだけでなく、時々そんなことを考えてみるだけでも、新たな応援に繋がっていくのではないかと思います。

 以前、「あさがお」さんから、自衛隊リクルートの現状などについても記事を書いて欲しいというリクエストがあり、いずれ書こうと思いながらなかなか辿り着けず、ずっと気になっていたところに「ゆきかぜ」さんから送られてきた写真を見て、触りの記事を書いて見ようと思ったのでした。

 このテーマについては、また改めて書かせていただきます。

 今回、地本でひっそりと、でも華やかに咲く三宅由佳莉さんをご紹介しつつ、ちょっと膨らんだ思いを書かせていただきました。