昨日、「長野へ行くぞ(╹◡╹)」という記事でも書きましたが、東京音楽隊の長野遠征二日目は、長野市のホクト文化ホールでの「自衛隊ふれあいコンサートin長野」でした。
■長野への途
午後休暇を取って、北陸新幹線に乗るため東京駅へ向かいます。首都圏以外で開催される東京音楽隊の演奏会に足を運ぶのは初めてですから、ちょっと旅気分も入り、気持ちが盛り上がります。
東京駅で長野までの往復乗車券と自由席特急券を購入し、ホームに上がると、今まさに発車しようとする列車のドアが閉まろうとしていました。北陸新幹線を利用するのは始めてですから勝手が良く分からないまま、車両側面の表示板に見えた「長野」の文字を頼りに「えい!」と飛び乗りました。
幸い多くの席が空いていましたので、3人掛けの窓側に座り、悠々と出発の様子をショート動画としてアップロードしました。
長野まで楽しい列車の旅を楽しもうと、座席の背もたれに深々と身を預けて満足感に浸っていたのですが、間も無く流れてきた車内アナウンスにギョッとすることになります。
私が乗車した列車は「かがやき」という新幹線で、何と「全席指定です。自由席はございません」だって…、そんなこと発車する前に言ってよ! あ、ギリギリで飛び乗ったんだった(≧∀≦)
仕方なく、最初の停車駅・上野で降りましたが、東京から上野まで新幹線で移動する人はまずいないのでしょう(そりゃそうだ^ ^)、ホームから乗車しようとしていた方々が、まさかの降車客が出てきたので、びっくりされてました(╹◡╹)
上野で調べてみたところ(最初に調べろ💢)、「かがやき」は全席指定ですけど、金沢まで行く「はくたか」と、長野が終点の「あさま」は自由席列車があるようです。ホームの表示を見ると、次に来るのが長野終着の「あさま」でしたので、そいつに乗ることにしました。乗り過ごす心配はありません(╹◡╹)
20分ほど時間がありましたので、昼食を取ろうと構内を歩いてみましたが、コンビニしかありません。せっかくの旅なので、久しぶりに車内販売の弁当でも食べてみることにしました。
「あさま」の自由席は1号車から5号車です。my「あさま」が到着し、私は3号車に乗車しました。下りですので、1号車が最後尾になります。
車内販売の弁当を買おうと通路側の席に座り、「さぁ来い!」と気合を入れていたのですが、またしても車内アナウンスです。「この列車では車内販売は行なっておりません」…、そんなこと発車する前に言ってよ! おそらく、運行距離の短い「あさま」では車内販売は採算が合わないということなのでしょう。事情はどうあれ、空腹の私にとっては「がっかりだよ!」な現実でした。
長野着は1645頃ですし、開演は1830ですから、十分過ぎるくらい時間があります。長野に着いたら、まず信州そばでも食することにしよう。蕎麦処の信州・長野ですから、駅前には美味しい蕎麦屋がたくさんあるに違いありません(╹◡╹)
そうと決まれば、また旅気分。
車窓からの眺めをショート動画でアップしながらの旅程となりました。
(↓↓軽井沢駅に停車する際の様子です)
長野の一つ手前の停車駅・上田を出たところで、突然スマホがブルブルと震え出しました。ディスプレイを見ると、極めて珍しい電話の着信!zubizubizhyさんからです。おそらく何時頃着くのかの問い合わせだろうと思いましたが、座席で電話に出ることはできませんので、すぐにLINEで、間も無く長野に着くことをお知らせしました。
いつもLINEで連絡を下さるのに、何故電話なんだろう、と訝しんでおりますと、LINEに返信がありました「ブログ読みましたが、開演時間は、1800です!」
「え?」・・・・「えええ?」
マジかー(≧∀≦)
ブログには「1830開演」と書きましたし実際そう思い込んでいました∑(゚Д゚)
でも、「まもなく長野なら安心です!」との追伸に、「あ、そうだった、もう着くんだった」と胸を撫で下ろしたのでした。早めに出てきて良かった(^ ^)
長野まで移動するだけなのに、事件多すぎでしょ(≧∀≦)
ようやく長野に到着した時には、もう夕焼け時、魅惑的な茜色の空の下、残照に浮かび上がる街並みと遠くの山並みが美しい風景を醸し出していました。
と、しみじみしている暇はあまりありません。開演時間が30分早まった(私の中では^ ^)ことで、十分な余裕があるとまでは言えないからです。
早く蕎麦を食べなければ!(そっちか(≧∀≦))
■信州そば
ところがです、長野駅の周囲にたくさんあるはずと思っていた蕎麦屋が全く見当たりません∑(゚Д゚) そんなバカな、蕎麦王国信州・長野ではないのかΣ(-᷅_-᷄๑)
諦めずに歩き回ったところ、駅ビル内にありました。
信州そば「ナカジマ会館」!
いわゆる立ち食い系のフランチャイズのようですが、蕎麦王国信州・長野で、敢えて「信州そば」を標榜しているのですから期待が高まります。時間も気になりますが、入店決定です(╹◡╹)
私が注文したのは天たまそば(420円)ですが、麺が見えないほどの大きなかき揚げです∑(゚Д゚)
空腹と寒さを一挙に解決してくれた信州そば、美味しかったです(╹◡╹)
東京から持ち込んだ空腹問題が解決したので、会場へ向かいますが、とてもわかりやすい経路で、10分ほどで到着しました。
■会場入り
驚いたのは、会場入り口から長い長い人の列が続いていることです。
入館する際にわかったことですが、検温と手指の消毒のためのゲートがチョークポイントになってしまい、長い列ができていたようです。ウィズコロナならではの光景ということでしょう。
列に並んでいる際、私の前におられたご婦人方の会話が耳に入ってきました。
「すごい人数ねぇ」「なんか、東京音楽隊の演奏会は、どこに行ってもこんな感じみたいよ」
私も内心、「そうなんですよ、いつも大入りです」と相槌を打っていました。
検温ゲートを抜けると、真正面に怪しい集団が・・・
海自の迷彩服に身を包んだjubijubizhyさん(定番コスチューム)、当ブログの顧問弁護士・斉藤さん(勝手に任命)、横須賀地方総監部ギャラリーさん(今日もダンディー)のお三方です(^ ^)
みんなで揃ってチェックインしましたが、チェックインゲートの前に、陸自の偵察隊用バイクが展示されていました。
偵察のことを英語でreconnaissanceと言いますので、偵察部隊は通称「レコン」と呼ばれています。機甲部隊に置かれていますが、練馬の第1師団に第1偵察戦闘大隊が新編されたのを皮切りに今後偵察戦闘部隊として再編されていくようです。陸自は、近年、あらゆる面で、鍛える組織から戦う組織への変貌が著しい気がします。 さて、私を加えた怪しい集団は、入り口で手渡されたパンフレットの内容や前日の松本公演での演目などから、今日はどんな展開になるのだろうか、など会話を交わしましたが、松本公演もご覧になっているjubijubizhyさんと斉藤さんは、ギャラリーさんと私がサプライズを楽しめるようにと、言葉を選んで話されてました。本当は、驚いたこと、感動したことを喋りたかったんだろうなー、と演奏会を観てそう思いました。それほど素晴らしかったですよ、でも詳細は後ほど(╹◡╹)
ホール内に入ると、すでに多くの方々が席についておられます。収容人員は1500名と聞きましたが、かなり大きなホールです。私たちの席は前から6列目の左端の方でしたので、ステージがとても近くに感じられます。ステージ上でチューニング等をされている方もおられませんでしたが、開演まではまだ時間がありましたので、例によって隊旗の撮影をさせていただきました。ちょっとステージも入れて・・
コントラバスが置かれてますね、岩田さんの演奏が楽しみです(╹◡╹)
・・・・演奏会場に辿り着くまでにちょっと長くなってしまいましたので、演奏会自体の報告は、次回にしたいと思います。
「え?結局そば食った話だけかよ!」という声も聞こえてきそうですが、どうかご容赦のほどm(_ _)m