あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

呉音楽隊スペシャルコンサート2019…こんな感じ

 先日(2019年12月17日(火))広島県呉市において、海上自衛隊呉音楽隊によるスペシャルコンサートが開催され、元東京音楽隊の川上良司さんと三宅由佳莉さんがゲスト出演されたことは、すでに報告したとおりです。

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 このコンサートは、遠洋練習航海を終えて帰国された三宅由佳莉さんの出演情報として真っ先に公表されたものであったため、帰国初演が呉音楽隊なの?横須賀音楽隊のステージには立たないの?一体どうなってるの?と、心配する声も上がりました。いや、私だけかもしれませんけど(≧∀≦)

 その辺の驚きをお伝えしたのが下の記事です。

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  でも、そんな心配は杞憂に過ぎませんでした。三宅由佳莉さんは、12月6日(金)・7日(土)の両日にわたって、千葉県館山市で開催された21空群クリスマスコンサートに出演され、健在ぶりどころか、はるかにアップグレードした力量を見せつけてくれたのでした。みんな驚きました。

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 その三宅由佳莉さんが、呉音楽隊のスペシャルコンサートにゲスト出演されたのですから、このブログをお読みの皆様は注目しておられたことでしょう。

 多くの方からレポートを頂きながら、書く時間を確保できないもどかしさを感じながら今日まで過ごしてしまいました。皆さんのレポートからは、途轍もなく楽しく、同時に感動的なコンサートだったことが伝わって来ます。出来ることなら、私もその場にいたかった( T_T)\(^-^ )

 と、嘆いていても始まりません。コンサートの様子を、皆様のレポートから再現して見ましょう。

 会場となった呉信用金庫ホールは、収容人員1800人の大ホールです。1700開場で1800から2030まで2時間半の公演でした。

「呉信用金庫ホール」の画像検索結果

 

  まず、今回のスペシャルコンサートは3部構成になっており、第1部と第3部が呉音楽隊、そして第2部は「BORO」さんのスペシャルライブだったそうです。

 

 開演前に、木管三重奏に夜ロビーコンサートが行われました。横須賀地方総監ぶGalleryさんの動画を貼ります。お仕事をこなしながら、遠方まで進出しての撮影、頭が下がりますm(_ _)m

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第1部

ザ・バンドワゴン

 この曲は、英国の作曲家フィリップ・スパーク氏の作品です。氏は、東日本大震災で打ちのめされた日本人を励ますために「陽はまた昇る」と言う曲を書いてくださった方です。来日経験も多く、音楽関係を中心に日本人脈も豊富です。

 「陽はまた昇る」は、昨年9月に小田原で開催された「東日本大震災復興支援チャリティコンサート」で、東京音楽隊が演奏しました。

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 また、スパーク氏の作品としては、今年の7月20日(土)に長崎で開催された、陸海空合同コンサートにおいて、やはり東京音楽隊が「宇宙の音楽」を演奏し、深い感銘を与えてくれました。

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 ザ・バンドワゴン。アップテンポで心浮き立つようなこの曲は、実質的にクリスマスコンサートと言えるこの演奏会の幕開けにふさわしい曲だと思います。

 東京音楽隊の音源でお楽しみください。

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②コンサートマーチ「テイクオフ」

 この曲は、1986年の第34回吹奏楽コンクールの課題曲4曲中の一つです。軽快で爽やかな印象のあるこの曲は、まさにコンサートマーチの名にふさわしいと思います。

 前曲の「バンド・ワゴン」とともに、2曲でコンサートマーチを形成し、この演奏会の流れを作っているのではないでしょうか。

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吹奏楽のための交響詩「波の見える風景」(改訂新版)

 数多くの素晴らしい吹奏楽曲を世に送り出し、2016年に惜しまれつつ他界された真島俊夫さんの作品です。自衛隊の音楽隊が真島さんに委嘱して書いていただ曲もいくつかあり、海上自衛隊でも東京音楽隊が委嘱した「ミラージュⅣ」があります。作曲だけでなく、ドラゴンクエスト吹奏楽編曲を全曲手がけられたり、吹奏楽界へのジャズやポップスの啓蒙に務められるなど、我が国吹奏楽発展への貢献度は計り知れません。音楽隊の皆さんも、間違いなく氏から大きな影響を受けていると思います。

 波の見える風景と言っても、船から見る波ではないでしょう。砂浜に優しく寄せては帰る優しい波、岩場に砕ける波しぶき…多彩な波打際の風景を美しく織り込んだ楽曲ではないかと思います。再び東京音楽隊の音源でお楽しみください。

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④シーガル

 スコッチ好きの私は、「シーガル」と聞くと、なぜか「シーバスリーガル」が頭に浮かびます。

「シーバスリーガル cm」の画像検索結果

 もちろん、この曲はお酒とは関係ありません。シーガルとはカモメのことですね。

 カモメと言えば、横須賀音楽隊の渡辺彩乃さんが得意とする渡辺真知子さんの「カモメが翔んだ日」 は、千々に乱れる心模様をアップテンポの曲に乗せた躍動感溢れる楽曲ですが、「シーガル」では、地上の雑物に縛られることなく超然として空を舞うカモメの孤高の気高さが反映された心象風景が、嫋やかなアルトサックスの調べて綴られているように感じます。とても素敵なこの曲も、真島俊夫さんの作品です。

 サックスソロは、以前東京音楽隊におられた宮越総己・海曹長です。今年の8月に佐世保音楽隊から呉に異動となりました。東京音楽隊におられた頃の印象的な演奏は、2015年の大阪たそがれコンサートで三宅由佳莉さんが「負けないで」を熱唱されたステージで、披露された間奏のサックスソロです。素敵な演奏でしたね。

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⑤曙光の波をきって〜街のいしずえ

 第1部の最後を飾るのは、「曙光の波をきって」〜街のいしずえ〜でした。

 この曲は、演奏会のサブタイトルともなっている”呉鎮守府開庁130周年”記念事業の一環として、作曲家の八木澤教司さんに委嘱して書いていただいた曲です。

 因みに、鎮守府とは、帝国海軍の機関で、担当海軍区の防備と、所管の軍港を定係港とする軍艦への後方支援を行なっていました。ほぼ、現在の地方総監部と同じような位置付けだと思います。横須賀、呉、佐世保および舞鶴に置かれていました。大湊には鎮守府よりも格下の要港部が置かれていました。ご存知の通り、それらが現在の各地方総監部となっています。

 さて、YouTubeの中を探してみたのですが、何しろこの曲が初演されてから、まだ日が浅いものですから、残念ながら見つけることはできませんでした(≧∀≦)

 

第2部

 「BBORO」さんのスペシャルライブです。「BORO」さんと言えば、私の世代以上の方々であれば「大阪で生まれた女」が真っ先に頭に浮かびますよね。社会的弱者の苦衷を代弁することを念頭に活動を続けてこられた「BORO」さんですが、ご自身も生まれながらの難病を抱えた上に演奏活動中の大怪我で生死の境を彷徨うなど、健康状態には恵まれない半生でした。

 それでも、筋ジストロフィーに冒された少女・彩佳ちゃんとの出会いがきっかけで、彼女への応援ソングを自身のアルバムに収めた他、「AYAKAちゃん基金」を設立し、チャリティコンサートなどを通じて、筋ジストロフィーへの理解と支援を求める活動を積極的に推進するなど、社会的弱者救済に力を尽くしてこられた姿には頭が下がります。

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内閣官房内閣広報室 - kantei.go.jp – 平成25年12月26日 BORO氏による表敬, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=85090457による

 

 生まれて以来ずっと苦しめられてきた病気も、治験薬の投与で最近になってようやく克服することができ、生まれて初めて健康な体を手に入れられたのだとか。

 今後益々のご活躍に期待したいと思います。

 残念ながら、第2部の詳しい情報は得られていませんので、「BORO」さんのことについてだけご紹介させていただきました。素晴らしいアーティストですね。

 

第3部 

  さて、いよいよ第3部です。いよいよ? だって、このブログの読者の皆さんの多くは、「三宅さんはまだ出てこないのか」って思ってるでしょう? 私も、snowさんからいただいたセットリストの順番に書いているので、次にどんな曲が出てくるのかわからないんです。見ようと思えばもちろん見えますが、せめて少しでもライブ感を味わいたいので、敢えて先を見ずに書いています。

 これ、結構ワクワクして楽しいです(╹◡╹)

①サンタが町にやってくる

 もう、そのまんまですね(^ ^) この動画、とても素敵なカバーピクチャなのですが、演奏中は画面が真っ黒になってしまいます(≧∀≦) でも、そこに思い思いのイメージを被せてご覧になってください(╹◡╹)

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 ②すてきなホリデイ

 みんな大好きケンタッキーフライドチキン

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 ですよね?私も大好きで、マイレージプログラムにも参加しているのですが、1年でマイルがリセットされてしまうので、シルバー会員から先に進んだことはありません。その上にゴールドとプラチナがあるのですが、いくら好きでもそんなに食えるか!

 さて、そのケンタッキーフライドチキンのCMソングとして竹内まりやさんが歌ったのが「すてきなホリデイ」です。この時期の心浮き立つ雰囲気を、聴くものを超プラス思考に変えてしまう、不思議なあの声で伝える名曲です。ご主人の「クリスマスイブ」と並び、クリスマスの定番曲となっています。 

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宇宙戦艦ヤマト

 そして、クリスマスと言えば「宇宙戦艦ヤマト」でしょう(な訳あるか👊) 

 今回の演奏会の情報が公開されるや、川上良司さんと三宅由佳莉さんが「呉」でゲスト出演するとなれば、「宇宙戦艦ヤマト」をやるに決まってる、と皆んなが思っていましたよね。もう、その期待どおりでした。

 MCの方が「呉と言えばこの曲ですよね。宇宙戦艦ヤマトを、本日は佐世保音楽隊の川上良司海曹長が歌います」と紹介されました。え?佐世保音楽隊?この件はスピンオフで改めて書きます。

 予想通りのヤマトなのですが、いつもの演奏会で披露されるレギュラーアレンジではなく、昨年の8月5日に行われた「第2回 心の歌謡選手権大会」で披露されたニューバージョンだったようです。

 最初、三宅由佳莉さんの姿はなく、川上さんのスローバラードで叙情的にこの曲が始まります。ほぼア・カペラだったようです。いつもの声量で繰り出される川上さんの歌に途中からコーラスが加わりました。会場では「これ三宅さんじゃない?」と、ちょっとざわついたようです。そうです、もちろん三宅由佳莉さんです。ゆっくりと姿を見せた三宅由佳莉さんは、川上さんの「ヤマト」をしっかりコーラスで支えました。

 演奏中、観客席の小さなお子さんから川上さんに声がかかったらしいのですが、それに応えてニコッとされた笑顔が印象的だったと、ブログチームからの報告です。

 心の歌謡選手権の動画です。雰囲気をお楽しみください。

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 曲が終わり、川上良司さんは袖に下がりましたが、三宅ゆかりさんはそのままステージ上に残りました。

 そして、MCの方がこうアナウンスされました。

「ここからは、昭和の歌謡曲でお楽しみいただきましょう。横須賀音楽隊の三宅由佳莉3等海曹が歌います。コスモスです。」

 このアナウンスで、会場の雰囲気が一変したそうです。

④コスモス

 言わずと知れた、昭和を代表する大歌手、山口百恵さんの名曲です。アイドル歌手からスタートしつつ、非常に短い歌手人生の中で、独自の世界を作り上げ、引退から40年を経てもなお、知らぬ者のない存在感を示し続けていることに驚嘆します。引退公演で最後の歌「さよならの向こう側」を歌い終え、絶叫渦巻く会場で、静かにマイクをステージに置く姿が、あまりに鮮烈で未だに忘れられません。コンサートレポートとしては掟破りですが、「さよならの向こう側」は曲も歌詞も素晴らしすぎるので、ここに動画を貼らせていただきます。

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 そして、そんな山口百恵さんの「コスモス」を三宅由佳莉さんが歌われたのですが、この曲は、私が三宅さんと「出逢った」ばかりの一昨年10月25日にリリースされたアルバム「SING JAPAN」の収録曲で、リリースに先行してユニバーサルからプロモーションビデオが公開されました。恥ずかしながら、聴いてて涙が出ました。

 この曲が流行っていた頃には全然理解できていなかったことがよくわかります。三宅由佳莉さんが作り上げた、山口百恵さんとは一味違うコスモスの世界は、聴く者に何かを思い出させてくれる気がします。

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 この曲を歌い終えた時、会場は静まり返り、ちょっとの間拍手さえ起きなかったそうです。その感じはよくわかります。一昨年7月7日に川越で行われた3自合同演奏会で、三宅由佳莉さんが「悲しくなったときは」を歌い終えた際にも、誰もいないの?と思えるほどの静寂が続き、樋口隊長がこちらを向いて、右手で三宅さんを紹介するような仕草をしながら「もう終わったんですけど?」的な表情をされて、初めて大喝采が巻き起こりました。本当に感動すると拍手も起きないと言いますが、まさにそんな感じですね。

 MCの方も「なんだか皆さん、引き込まれてしまったみたいですね。」と仰っておられたそうです。先日の館山公演のことを考えると、きっと、2年前の収録の時よりもずっとグレードアップされているに違いありません。是非会場で聴いてみたかったです。

 MCの方が「やはり昭和の名曲である『川の流れのように』を、引き続き三宅由佳莉3等海曹の歌でお送ります」と紹介されました。

 

川の流れのように

 こちらも、押しも押されもせぬ昭和を代表する大歌手・美空ひばりさんの代表曲とも言うべき名曲です。この曲も、一昨年のアルバム「SING JAPAN」の収録曲です。

 そう言えば、このアルバムを購入した日に、聴きながら書いた記事があったのを思い出しました。この曲のことも書いてありますので、よろしければお読みください。

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 三宅由佳莉さんがこの曲を歌っている最中、わいわい言いながら入場してくる一団があったらしく、ブログチームは仰天したようです。残念な出来事ですね。

 Nobuyoshi Suizuさんがアルバムトラックの動画仕立てをアップしてくださっていますので、下に貼っておきます。

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⑥ザ・クリスマスソング

 この曲は、先日館山で行われた横須賀音楽隊のクリスマスコンサートで三宅由佳莉さんが歌われた曲です。グレードアップされた三宅さんを目撃した瞬間でした。文字通りみんな呆然としてしまいました。

 で、今回も三宅さんの歌かと言いますと、さにあらず。

 演奏会のポスターに顔写真入りで特出しされていた4人のプレイヤーの一人である勝亦真子さんのクラリネットソロが披露されました。ポスターでの特別な扱いや、宝塚風の雰囲気から、当初は他の音楽隊からのゲスト出演かと思ったのですが、その後、今年入隊した新人と聞き、ではすでにプロとして活動されている方が公募で入隊されたのだとばかり思っていました。

 ところが、なんと、今年の春に一般隊員として入隊されたばかりの一等海士だったんです。凄いと思いませんか? 演奏されるご本人も凄いんですけど、こんな形で新人さんをフィーチャーする呉音楽隊の度胸と度量が凄いなと思いました。ひょっとして、毎年この演奏会は新人の度胸試しになってるのかな?

 ステージ上で、ガチガチに緊張している様子が観客席まで伝わったそうですが、無事演奏を終え、ホッとして見せた笑顔が可愛かったとのこと。

 

 MCの方が、「なんだか子供を見守る母のような気持ちで見てました。もう一度盛大な拍手をお願いします」と、会場を盛り上げてくださったそうです。

 

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 MCの進行が大変素晴らしかったので、ブログチームが終演後に取材させていただいたそうですが、地元呉の方だそうです。

 「素晴らしい司会でした。曲紹介も分かり易かったですね。東京から来て良かったです」と申し上げたところ、

 「ありがとうございます、皆様に伝わるように話したつもりでしたが、ちゃんと伝わっていたなら良かったです」と謙虚なお答えが帰って来たそうです。

 

⑦クリスマスッシーモ

 なんだろ、クリスマスの最上級?フォルテ→フォルティッシモ、ピアノ→ピアニッシモ、クリスマス→クリスマスッシーモ…ってことかな?

 つまり、クリスマスのてんこ盛りかっ∑(゚Д゚)

 要はクリスマスソングのメドレイです。こんな動画ないだろうと思ったら、ちゃんとありました(^ ^) 盛り上がりますよ、どうぞお楽しみください。

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 演奏が終わり、拍手がアンコールを求める手拍子に変わりますが、「本日の演奏会は以上で終了となります」とアナウンスが入ったので会場は「えーーーーーーー?」と大騒ぎ。「冗談ですよw」隊長が登場してアンコール曲の演奏となります。

 始まった曲は「軍艦」、もう1曲くらい聴きたかったな〜と思いつつ、この素晴らしい曲に合わせ、みなさん手拍子で盛り上がります。

 呉音楽隊の演奏会場内での「軍艦」の動画がありましたので、下に貼ります。

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 演奏が終わり、隊長は袖に下がりますが、なんか燃え尽きていない会場は、諦めきれずにさらなるアンコールを求めます。ダメかもしれないけど、お願いだから、アンコール!(多分そんな感じかな、との想像です(^ ^))

 そこへ登場したのが、川上良司さん、三宅由佳莉さんを含む3人の隊員。みんな頭にサンタ帽を被り、楽しいオーラを振り撒いています。会場には歓喜のどよめきが広がり、みなさん感激の大喝采です。

 ここで披露されたのは、「ハレルヤ」

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 三宅さんも、見ていて気持ちがいいくらいのハッチャケぶりだったとか。もともと黙ってても体がリズミカルに動く方ですから、自由に踊れるステージは楽しくて仕方ないでしょうね。昨年7月の合同演奏会でも最後に3歌姫の楽しいダンスがありましたけど、三宅さんはほぼ自由に踊ってましたからね。今後は、アドリブで自由自在に動けるようにしてあげたらもっともっと魅力が引き出せるのになと思います。

 あ、脱線した∑(゚Д゚) 会場に戻ります。

 会場の皆様も、とにかく楽しくて仕方ないといった感じだったそうです。このステージが始まると、会場の照明も明るくなって、みなさんスマホで撮影を始めたそうです。で、ブログチームも写真をとって送ってくれました。楽しそうな三宅由佳莉さんですね。サンタ帽が似合う、てか、何でも似合うんだよね、この人は。

 みんながスマホで撮影していたということは、絶対動画とってる人いるでしょう。動画アップされてないかな。見つけたら、ここに貼りますね。

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後で見る

 演奏が終わると、隊員みなさんはステージから降りて観客先の間の通路を通って退場されます。レポートはありませんでしたが、おそらく今回もそのように退場されたのではないでしょうか。これって、なかなか良いシステムですよね。

 さて、会場のみなさんは興奮冷めやらぬまま席を立ちますが、ロビーでは隊員のみなさんによるお見送りが行われますので、そちらでの楽しみが残っています。

 もちろん三宅由佳莉さんもロビーに顔を出されました。snowさん、初めてご挨拶できてよかったですね(╹◡╹)

 横須賀音楽隊の演奏会では、お見送りはありませんでしたので、三宅由佳莉さんが帰国後に演奏会の場でファンの皆さんとお会いするのは今回が初めてとなります。

 皆さん口々に、「おかえり!待ってたよ!」「無事に帰って来てくれるか心配してました」「元気そうな姿を見て安心した」等々、遠洋練習航海に参加されている間も、皆さんが気にかけていてくれたことを知り、三宅さんは「ありがとうございます」と言いながら、感激の涙を流しておられたそうです。

 中には、無事帰って来てくれたことが嬉しくて、感激のあまり泣きながら三宅さんに抱きつく女性もいらして、周囲の皆さんも思わずもらい泣きしそうになったとのこと。本当に女性に人気ありますよね。もちろん男性にもですけど(≧∀≦)

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 この機会に、ブログチームが、三宅由佳莉さんに、この演奏会に来たくて来たくて仕方なかったけれど、来れなかった多くのファンの皆さんに何かメッセージを、とお願いしたところ、快く応じてくださったそうです。下の動画がそれです。

 三宅由佳莉さんの素敵なキャラクターがよく現れていると思います。

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 ブログチームは最後に、「パプリカお願いします」とお願いしてみたところ、「え?パプリカって何でしたっけ?」いや、もちろんパプリカはわかってますけど、一体今何を求められているのか「?」という状態だったそうです。

 周囲の方が「こういうポーズですよ」と教えてあげると「あー、それ」と納得してポーズをとってくださったそうです。

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 指の角度がきちんと揃った綺麗なパプリカですね。細かいところまで、神経が行き届いているんですね(╹◡╹)

 いかがでしょうか、ちょっと時間がかかりましたが、何とか呉の演奏会の再現記事を書き上げることができました。会場で実際に見聞きされた方の感動がちゃんとお伝えできていると良いのですが。