あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

空を見上げて

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 いきなりですが、この写真は何を撮影したものだか分りますか?

 これは、このブログにも時々コメントしてくださるTak-Chanさんが、本日撮影された写真なのですが、構図も面白いですし、「なんだろう」と興味をそそられますよね。

 Tak-Chanさんのことについては、これまでも何度か記事に書かせていただいているのですが、ちょっと検索してみましたら8本ほどヒットしました。そのうち、Tak-Chanさんの趣味である天体観測やプラモデル作りに着想を得て書いたのが下の3本です。

www.capitandiaryblog.com

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 優雅な趣味をお持ちのTak-Chanさんですが、毎晩のように観測した天体の写真を送ってくださるので、楽しませていただいています。先月、そのターゲットの一つであった木星が水平線下に没して暫く観測が中断となりましたので、それまで頂いた写真を編集して、動画を設えてみたところ、Tak-Chanさんも喜んでくださいました。よろしければご覧になってください。

www.youtube.com

 この動画では、Tak-Chanさんの使用機材を「シュミットカセグレン型」の望遠鏡と紹介しています。写真はTak-Chanさんから以前提供していただいたものです。

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 ところが、上の動画にTak-Chanさんが寄せられたコメントによると、今年の10月12日以降、日本製の「タカハシ・ミューロン180C」という望遠鏡を使っておられるのだそうです。

 これがそうです。望遠鏡の口径は200mmから180mmへとやや小さくなりましたが、その性能には満足しておられるようです。

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 今年は火星が、我が地球に大接近した年でしたが、Tak-Chanさんは、その火星をこよなく愛しておられるようで、かなり遠ざかってしまった今でも、毎日のように写真を送ってくださっています。大気の状態が毎日大きく変化する中で、観測するだけでも大変だと思うのですが、それらを処理して写真に仕上げるのも簡単なことではないと思います。

 ですから、そうして送ってくださる写真が一段落したところで、火星の動画も作らせていただこうと計画中です。

 それはさておき、冒頭の写真です。

 Tak-Chanさんが撮影したのは、国際宇宙ステーションISS)でした。赤い○で囲まれたところにポツンと映っている白い物体がそれです。地上から、こんなにはっきりと見えるんですね。驚きました。

f:id:RetCapt1501:20201209200750p:plain この写真は、Tak-Chanさんが普段天体の写真撮影に使用されている天体撮影用のカメラ「ZWO」に付属の魚眼レンズで撮影されたのだそうです。どうりで非日常的な魅力あふれる写真になっていた訳ですね。

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 さて、いくら地上から見えるといっても、偶然このような写真が撮れるはずもありません。JAXAのホームページには、国際宇宙ステーションや「きぼう」などの上空通過スケジュールが公表されているのだそうです。

kibo.tksc.jaxa.jp

 天気の良い日に、スケジュールを確認して空を見上げてみるのも楽しいかも知れませんね。撮影は難しいと思いますけど(╹◡╹)

 Tak-Chanさんは、ご自身の趣味に関するブログも運営されていますので、是非訪ねてみてください。

「定年退職者の惑星写真とプラモデル作り」 https://ameblo.jp/etcpri1600