前回、前々回と、「残念なお知らせ」を書きました。
この週末以降に予定されていた、東京音楽隊、横須賀音楽隊の演奏会の中止が次々と発表されていることをお伝えしたものです。
大変残念なことではありますが、我が国が直面している事態への対処の一貫であろうことは容易に想像できることでありますし、致し方ないことだとは思います。
でも、このような事態を受けて改めて感じるのは、音楽隊の演奏会というものが、自分の中で如何に大きな存在になっているかということです。
彼らの演奏は、単に音楽を聴かせてくれる以上の意味があると思います。制服を着た自衛官として、国防の一端を担っているという自負心が漲っているからです。
まだ先行きは見えませんが、当面、そんな彼らの演奏を聴く機会が非常に限られたものになるのは間違いないでしょう。仕方ないけど、残念だ…そんな思いを抱いているさなか、スペリアFUJIから、三宅由佳莉さんへの思いを綴ったメッセージが届きました。三宅さんへの深い思慕の念が感じられ、是非皆様にご紹介したいと思いましたので、ご本人の了解を得てここに掲載させていただきます。
かぴたんさんへ
いつもブログ楽しみに拝見してます。
この度の公演中止を受けて、隊員の皆様、そして私達ファンの悲痛の思いは同じだと思います。
私は幸い、三宅由佳莉さんに呉、横須賀ジョイント、館山、木更津、長岡と各地でお会いする機会がありましたので、いろんな事情でそのような機会が得られなかった皆様の為に動画も作成しました 。
各地でお会いする三宅さんが必ずお声を掛けて下さった言葉
「寒い中、ありがとうございます。風邪ひかないで下さいね」
そして、何より嬉しかったのは木更津で、雪が降り強風吹きすさぶなか、仲間の隊員さんたちと買い出しにいかれた際、地元で有名なお菓子を買って来られ、早朝から並んでる私達に「朝早くからありがとうございます、よろしかったらこれ、皆様でどうぞ。」と差し入れして下さったこと…
信じられないほど感激して「えー。ありがとうございます」
並んでいた数名の方(かぴたんさんもいましたね)と、 シェアしていただいたあの味は一生忘れられません。
屋内でも凍えるほど寒かった私達の心も体もボカボカになった瞬間でもありま した。
各地の演奏会場の中でも新潟県長岡での公演は、会場内の皆様が予想もしていなかった三宅由佳莉さんの登場に、ものすごい歓声と拍手が巻き起こったことが印象に残ります。「嘘でしょう。三宅さんだ」と、信じられない様子で心の底から喜びが溢れて笑顔の花畑になってま した。
歌のお姉さんから、名司会者、会場中を引き込む歌声、そして可愛いダンスの三宅さん。どれも、今まで見たことのないほどのエンターテイナーぶりでした。時よ止まれと思った方が多かったと思います。出来るならもう一度最初から見たいとの思いがこもった大拍手と「ブラボー、 三宅さん素敵」の掛け声。本当に素晴らしかった。
木更津では、初めてディキシーバンドに加わって歌う大役を勤めるだけでいっぱいいっぱいだったに違いない三宅さんが、長岡では、ディキシーからはじける笑顔、 のびのびと歌う三宅さん、そして一言一言丁寧な言葉を繰り出す名司会者ぶり。
マイクを持ち歌い出した途端、会場には涙する人がいっぱいでした。
そこからまた、パプリカでは可愛いダンスの三宅さん。
ラストの「ジュピター」では、地元の皆様への感謝とこれからも頑張って下さいの思いが こもった歌声に更に涙、涙の会場、あの感動は絶対忘れません。
本当に偉大な三宅由佳莉さんです。
三宅由佳莉さんへの熱烈な思いが溢れていますね。
ちなみに、スペリアFUJIは女性です。
以前から思っていましたが、三宅由佳莉さんには熱烈な女性ファンがたくさんいらっしゃいます。本当に熱烈です。そして、そのことが三宅さんの魅力の鍵ではないかとも思います。
今回、スペリアFUJIがこのようなメッセージを寄せてくれたのは、演奏会中止が相次ぎ、しばらくの間三宅由佳莉さんにお会いすることができなくなることへの寂しさや哀しみをどこにぶつけていいかわからず、文章に起こして私に送ることで、何とか心の平静を保ちたかったからだと思います。
そんなスペリアFUJIの心象風景が投影された動画がアップされていましたので、ここに埋めておきます。