先日行われた、東京音楽隊第60回定例演奏会のスピンオフ記事第三弾です。
今回は、直接のエピソードではありません。定例演奏会の本記事に使う動画を探しているときにちょっと気付いたことがあったので、そのことを書いてみたいと思います。
今年の2月、BSテレ東の「おんがく交差点」という番組に東京音楽隊が出演したのを覚えてらっしゃいますか?
久々の、本格的なテレビ出演ということもあり、皆さんの関心も高かったのではないでしょうか。
東京音楽隊からの出演者は6名、そのうち、樋口隊長や三宅さんはもとより、ピアノの太田紗和子さん、ハープの荒木美佳さんは、このブログでもおなじみですね。そして木管楽器では、コンサートマスターの横野和寿さんについても、何度も言及させていただいています。ところが、ファゴットを演奏されている女性隊員について、番組が放映された時点で私は全く存じ上げておらず、画面に表示された字幕を見て、松本理沙さんという方であることを初めて知りました。それもそのはず、階級章を見ると1等海士です。この番組が収録されたのは昨年の10月か11月頃と思われますので、彼女は横須賀教育隊での新隊員教育を終えて東京音楽隊に配属されて間もない新人さんだったのです。
三宅由佳莉さんが2曲目の「浜辺の歌」を歌われた時、私は松本さんの演奏姿が強く印象に残りました。なんと言うか、舞踏会で舞われているかのような優雅な身のこなしで、体全体でリズムを取りながら音を作り上げておられました。その動きが隣でクラリネットを演奏される横野さんとシンクロした時なとは、思わず「おぉ」と声が出てしまいました。上の動画の15:20あたりからご覧ください。
いかがですか?このような雅やかな演奏スタイルですから、この動画のような立位での演奏において、その魅力が最も引き立つような気がします。
それが定期演奏会と何の関係があるの? それがあるんです。
定期演奏会の本記事には、演奏会のプログラムに沿って動画を埋め込んでいきましたが、その中で、ワグナーの「エルザの大聖堂への行列」と言う曲については、洗足学園音楽大学の演奏会の動画を埋めました。その動画を観ているとき、「あ、松本さんだ」と思えるファゴット奏者が私の目を捉えました。ロングヘアですし、前髪も目の近くまで覆っているので、顔が識別できたわけではありませんが、座位にも関わらず、上の動画と同じように、まるで踊っているような優雅な演奏姿をみてそう直感したのでした。
www.youtube.com この動画の、1:10あたりからです。ご覧になってみてください。
そのつもりで見ると、松本さんに見えますし、違うと言われれば違うような気もします。どうなんでしょう。
やはり、私には松本さんのように見えますし、洗足学園音楽大学あるいは同大学院を卒業後に海上自衛隊に入隊されたのではないかと思います。違っていたらごめんなさい(≧∀≦)
今回は、東京音楽隊の第60回定例演奏会の報告記事を作成する過程で気付いたことを書いてみました。
ファゴットをパートナーに踊るように演奏される松本理沙さん。これからも、何度となく記事に登場しそうな予感がします。
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【追記】
この記事を投稿してすぐに「横浜の音楽隊ファン」さんからコメントをいただき、松本理沙さんが、実は愛知県立芸術大学のご出身であることを知りました。連想記事ですし、お伝えしたかったのは松本さんの優雅な演奏そのものですので、記事本文の訂正はいたしませんが、判明した事実関係について追記させていただきます。「横浜の音楽隊ファン」さんありがとうございました(╹◡╹)