我が練習艦隊は、昨日、オーストラリアのシドニーを出港し、次の寄港地であるパプアニューギニアのラバウルに向け、第11レグを航行中と思われます。
一昨日、その「第11レグ」について記事を書いた時点では、艦隊音楽隊や三宅由佳莉さんに関する情報は、全くありませんでしたが、その後、またまた「すぎ」さんから、様々な情報が寄せられました。
まず、おそらく入港当日である12日に行われたと思われる「かしま」艦上でのレセプションで、国歌を独唱される三宅由佳莉さんの写真です。ニュージーランドでの画像が見つかっていませんので、今次行動では初となる、黒い冬制服での独唱姿です。以前、何かの記事でも書きましたが、個人的には黒い冬制服の方がシャープな印象があって好きです。あ、三宅さんだけではなく、皆さんのことですよ。私自身も現役の頃はこの制服を着るのが好きでした。重たいですけど(≧∀≦)
オーストラリアの国歌と君が代の動画がアップされるといいのですが、どうでしょう、気長に待つことにします。
そして、16日の午後、シドニーのビジネス街中心部にある歩行者天国「マーチン・プレイス」で開催された、練習艦隊音楽隊とオーストラリア海軍軍楽隊との合同演奏会の様子です。
今回、練習艦隊音楽隊に初めての歌手として参加された三宅由佳莉さんですが、歌手であると同時に音楽隊のパーカッショ二ストとしても活躍されていますね。これまでの全ての寄港地で開催された演奏会において、コンガやシンバルを演奏される姿を目にして驚きましたよね。
でも、シドニーでの演奏会では、更なる驚きがありました。シドニーのみなさんの前で音楽隊がソーラン・ファンクを演奏された際、法被姿の三宅由佳莉さんは、大湊音楽隊から参加されているパーカッショニストの薮田士長とともに、なんと、和太鼓で演奏に参加されたのでした。
インスタグラムにアップされていた動画を、アップ主様にお断りした上で編集させていただきました。短い動画の前後にグアテマラでの音源や映像を強引に繋いで膨らませたので、ちょっとお聞き苦しい(お見苦しい?)ところもあるかも知れませんが、ご覧になってください。
どうでしょう、「私、ずっとこれやってます」と言わんばかりの躍動感溢れる撥捌きが、あまりにもサマになっているので驚きです。
練習艦隊に配属されるということは、慣れない艦内生活もさることながら、めまぐるしく変わる気候や訪問先の風土に次々と適応していかなければならないのでなかなか大変です。でも一方で、日本国内での様々なしがらみから解放され、目の前の任務に文字通り専念できる環境に置かれているとも言えます。
三宅さんの場合、歌でありパーカッションということになりますが、おそらく遠洋練習航海の5ヶ月間で、パーカッショニストとしての力量を格段に向上させて帰国されるはずだと思います。
これまで、国内の演奏会ではご自分が歌われる時以外はステージ脇で控えておられましたが、ひょっとすると、これからはパーカッショニストとして積極的に演奏に参加される機会が増えるのかも知れません。
帰国後の、新たな三宅さんの活躍が、どのような形で展開されていくのか、なんだかとても楽しみです。