我が練習艦隊は、寄港先であるパプアニューギニアのラバウルを、本朝出港する予定です。一昨日、ラバウル在住の「でか」さんから、レセプションが無事に終了したとのレポートを頂きました。メキシコ・マサトランから「sgt」さんが寄せてくださった演奏会のレポートに続き、二度目の海外レポートになりました。「でか」さんありがとうございました。ラバウルからコメントをいただけるなんて、全く予想もしていませんでしたので、大変驚きましたし、とても嬉しく思いました。海外におられても、三宅さんや海自音楽隊を応援してくださっている方が少なくないということを実感したからです。
そして、そんな皆様に、このブログが少しでもお役に立てているのなら、本当に幸いなことだと思います。
さて、遠洋練習航海部隊の活動は、本当に多岐にわたっていますが、国内でのそれとは異なり、これだけ通信インフラが充実している今日でも、やはり情報拡散のタイムラグは少なくありません。特に写真や動画については、艦隊がラバウルを出港してからちらほら出回り始めるのではないでしょうか。
シドニーでの情報も、少しづつ判明しつつありますが、多くは「すぎ」さんの、「どうしたら、こんなものを見つけられる?」的な情報に依っています。
先日も、シドニー演奏会で三宅さんが和太鼓を叩いている動画を見つけだしてくださいましたので、ちょっと膨らませた動画を編集させて頂き、関連の記事を書きました。
そして、今度は、その演奏会で三宅由佳莉さんが「You raise me up」を歌われる様子を収めた動画を発掘してくださいました。シドニー在住と思われる「naonaonayo」さんがInstagramにアップされたものです。是非ご覧になってください。写真もあります。
中盤の1分ほどの動画ですので、その前後を数年前のランチタイムコンサートの音源と、オーストラリア海軍が提供してくれいている当日の写真を組み合わせて編集した動画をYouTubeにアップしました。現在「naonaonayo」さんに動画使用について問い合わせ中なのですが、回答が得られていませんので、非公開のままとなっています。同意が得られ次第公開する予定です。
ややテンポが早めの演奏になっていますが、三宅由佳莉さんは「あなたが私を山の頂まで押し上げてくれる、あなたが支えてくれる限り私は強くあれる、そして自分以上の自分になれる」という美しい歌詞を全身で表現されています。
なんと言うか、今回、三宅さんが遠洋練習航海に参加されて本当によかったなぁと、しみじみ思いました。これまでも、各寄港地での演奏会の様子を拝見してきましたし、どれも素晴らしい内容でした。ですから、何故今回「しみじみ」と感じたのか自分でもよくわからないのですが、おそらく、このツアーももうすぐ終わってしまうのだなぁと言う、ある種の寂寥感がそうさせるのではないかと思います。