今回は東京音楽隊の活動について見てみたいと思います。
私が家を空けている間に、東京音楽隊のホームページには新たな変化がたくさんありました。本来であれば、一つづつ個別の記事でご紹介したいところなのですが、このところ精力的な活動を展開している東京音楽隊です、ゆっくり構えていると、すぐにでも次のアクティビティーが投入されそうな勢いですので、ここは「まとめた運動」で一括り記事にさせていただきます(╹◡╹)
まず、コラムに二つのインタビュー記事が新たに掲載されました。
一つは「吹奏楽部員必見!私のセッテイング」。前回のサックス編に続くシリーズ第二弾は、「打楽器:ドラム編」です。先の記事でもご紹介した「うちで踊ろう」の動画で、迷彩マスク姿でドラムセットを叩いておられた小野寺3曹へのインタビューです。
ドラムを始めた切っ掛けや、こだわりなど、興味深い内容になっています。よく目にするドラムセットですから、身近に感じるものの、実際にはあの複雑な構成がどうなっているのかとか、よく分かりませんよね。「スティックと皮の組み合わせを試す日々」など、へぇ、と思わされる内容が沢山盛り込まれています。インタビュアーは、ハープ奏者にして洗練されたMCでもある、我らが荒木美佳さんです。
そしてもう一つは「音楽隊の幹部に直撃!」。前回の館山3尉に続くシリーズ第二弾は、江田島の幹部候補生学校を卒業し、3等海尉への任官を待ちつつ部隊実習中の尾上曹長(候補生)です。尾上候補生へのインタビュアーは大学の同級生である、パーカッションの中島良太3曹と荒木美佳3曹のお二人です。楽しい座談会のようなインタビュー記事で、皆さんのお人柄がよく現れています(╹◡╹)
因みに、コラム内の写真をご覧になるとわかると思いますが、尾上曹長は、海曹長ではありますが、幹部と同じように肩章型の階級章を装着しています。一般幹部候補生と部内幹部候補生は、3等海尉よりも幅の狭い一本線の階級章です。准海尉と同じ幅なのですが、違いは、桜の代わりに錨のマークが付いていることです。
なかなか、見分けるのが難しいですよね(≧∀≦)
来たる7月1日付をもって、尾上候補生は、晴れて3等海尉に任官されることになります。幹部自衛官としての新たな活躍に期待したいですね。
そして、YouTube動画ですが、こちらは、私が留守にしている間に5本もの投稿がありました。また、「コロナに負けるな!」シリーズ(くどいようですが、私の勝手な命名です(≧∀≦))の動画を「おうち時間を有意義に 動画コーナー」としてまとめてくれてもいました。これはシャラポワさんからの情報提供で知りました。下の写真をクリックすると、このコーナーに飛べますので訪ねてみてください。
たくさんの動画がアップされていますが、まずは在日米陸軍軍楽隊との合同演奏による「海を超える握手」には正直驚きました。下の写真をご覧ください。この人数でのリモート合奏ですが、まるで同じスタジオで同時に合奏しているような完成度です。両音楽隊のレベルの高さがよく分かりますね。
そして、動画の最後に、日米双方から互いへのエールが交換されます。
まさに、「海を越える握手」だなぁと思いました。
個人的には、これまで姿の見えなかった東京音楽隊の皆さんのお姿をたくさん拝見することができたことが嬉しかったです。フルートの大川好さん、トロンボーンの沢田勝俊さん、クラリネットの河口侑也さん、ファゴットの松本理沙さんなど、このブログでもこれまで取り上げさせていただいた方々を含め、総勢16名のプレイヤーが勢揃いで壮観なのですが、なかでも樋口好男隊長と、岩田有可里さんのお姿を本当に久しぶりに拝見できたことが何より嬉しいことでした。
そしてそして昨年2月10日にサントリーホールで開催された第58回定期演奏会で演奏された、C.Tスミスの「華麗なる舞曲」の動画がアップされました。これは感動です。あの日の演奏曲目の中でも最難曲とされるこの曲を、「別に」という感じで難なく演奏した東京音楽隊のレベルの高さを再び味わうことができるのです。しかも、これから何度でも(╹◡╹)もちろん、定期演奏会の報告記事にも埋め込み動画として貼らせていただきました。興味のある方は、報告記事をお読みください、相当長いですけど(≧∀≦)
素晴らしい演奏会でした。
そして次にアップされたのが、メンデルスゾーンの「歌の翼に」です。
トランペットの本田勲平さんと、ハープの荒木美佳さんによるデュオですが、お二人とも私が注目しているプレイヤーであることもあり、夢のような動画です。
よく耳にするこの曲ですが、お二人の流麗な演奏に聴き入ってしまいました。
そして、演奏後には、再び荒木美佳さんのPRトークがありました。
えーと、前回の荒木さんのPRトークの時から気になっていることがあります。というか、皆さんも既にお気付きですよね。ただ、ブログで言及すべきことなのかどうかずっと迷いがありました。ただ、もう2回目ですし、はっきりと見せておられるのですから、これは一つの「公表」として捉えさせていただくことにしましょう。
喪中の私が言うのも何ですが、荒木美佳さん、ご結婚おめでとうございます(╹◡╹)
きっと、皆さまも「おめでとう!」を言いたかったに違いありません。
幸せな家庭を築きつつ、これまで同様、多くの方々を楽しませ感動させる名ハープ奏者にして名MCとしてご活躍されることを祈念いたします(╹◡╹)