あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

三宅由佳莉さんからのメッセージ

 先週から久しぶりに記事を再開しましたが、お読み下さっている皆さんの中にはなぜ、三宅由佳莉さんの話題が出てこないのだろう、と不思議に思っておられる方もいらっしゃったかも知れませんね。

 特に、休載中、このブログでは毎回のように取り上げてきた三宅さんのインスタグラムに何度か更新があったにもかかわらず、どうして記事にしないんだろうと思われたのではないでしょうか。今回はそのことを書いてみようと思います。

 一昨年の4月に、あのサイトを発見した際には、「三宅由佳莉」と書いてはあるものの、果たして三宅さんご自身が運営されているのかどうかは謎でした。その後、三宅さんの横須賀音楽隊への異動が判明、更には練習艦隊音楽隊に配属されて、初めて遠洋練習航海に参加されるに及び、ひょっとしたら、不在中の活動の様子などを掲載しようとサイトを開設されたのではないか、とか、何かのメッセージを伝えようとされているのかも知れないなど、あれこれ想像することはできましたが、どこまで行っても「謎のサイト」のままでした。

 変化が起きたのは、昨年の春頃です。新型コロナウイルスへの対応として始まった「ステイホーム」に併せ、ファンを励ますかのようなメッセージを、様々な形で発信されるようになり、ようやく「三宅さんのサイトに間違いない」との確信が持てたのでした。

 度肝を抜かれるような動画などにも接し、ご自身が纏わされ続けてきた「殻」を打ち破ろうという意図も感じられましたね。

 ただ、様々なメッセージを発信されているのは伝わるものの、直接的なコメント等ではなかったため、このブログでも「あーでもない、こーでもない」と縷々書き連ねて来ました。

 再び変化が起きたのは、昨年の「ふれあいコンサート」後くらいからでしょうか。インスタグラムへの投稿に対するファンからのコメントに、ごく簡単ながらも返信が見られるようになりましたし、昨年の暮頃(かな?)には、投稿そのものに、時々、ご自身のメッセージをしっかりと書き込まれるようになりました。

 私がこのブログを始めたのは3年半ほど前ですが、古くからのファンの皆さんによると、その少し前まで、三宅さんはアメブロで直接ご自身の思いなどを発信されていたそうですし、ファンからのコメントにも可能な限り対応されていたようです。

 大変人気のあるブログだったそうですが、それを止められたのは、そこに割く時間が十分に取れなくなってしまったことで、誠意あるブログ運営ができないくらいなら止めようと判断されたのかも知れません。単なる想像に過ぎませんけど(≧∀≦)

 とは言え、コロナ禍が起きる前から、演奏会場でのファンとの交流の機会は制約される趨勢にありましたから、そのことを気にかけておられたのではないかと思います。

 そこで、アメブロの轍を踏まない範囲で、何とかファンとの接点を作ろうと慎重に模索された結果が、インスタグラムへの写真中心の投稿だったのではないでしょうか。

 そして今、ファンに向けたメッセージを直接発信されるようになり、また、ファンからのコメントにも反応されるようになったのですから、三宅さんは、あのサイトをファンとの交流の場にしようとされているに違いありません。となれば、最早、あのサイトについて、あれこれ書く必要もないでしょう。

 三宅さんと私たちファンが直接交流できる場がようやくにして復活したことが、何より喜ばしいことだと思いますし、あのサイトの変化の流れこそが「いつもファンの皆さんの側にいますよ!」という、三宅由佳莉さんからのメッセージに違いないと、私は思います(╹◡╹) 

魔の巣

 年が明けてから、記事書きが滞っていましたが、その間東京近辺の色々なところを歩き回ってはいました。

 そんな折、とある街角のパチンコ屋さんの前を通りかかった時に、店の前に貼られていた新台入れ替えの予告ポスターに目が止まりました。とても懐かしいキャラクターが描かれていたからです。思わず写メりました。

 そうです、藤子不二雄(A)さんの人気作品「笑ゥせぇるすまん」のメインキャラクターである喪黒福造(もぐろ・ふくぞう)です。

 最近のパチンコ事情は全くわかりませんが、「笑ゥせぇるすまん」のパチンコ台(あるいはスロットか)があることを知り、何となく嬉しい感じがしました。

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  私は、今はテレビを全く観ないのですが、かつて観ていた頃には「笑ゥせぇるすまん」が放映されるのを楽しみにしていました。毎回、何ともシュールな筋立ての物語が展開すしますし、何と言っても喪黒福造の特異なキャラクターに、大平透さんの声が絶妙な味わいを吹き込んでいたのが魅力でした(今回の記事を書くためにちょっと調べてみましたら、新シリーズの声優さんは、マッチョ系の吹き替えが多い玄田哲章さんなんだそうです、テレビ観てないから知りませんでした(≧∀≦))。

 そんなわけで、久しぶりに「笑ゥせぇるすまん」を観てみたいなと、YouTubeでダメ元検索してみましたら、意外なことにたくさんの作品がアップされていま。そのうちの1本を、下に埋め込みます。尤も、公式サイトでない場合、いつブロックあるいは削除されるかわかりませんけど(≧∀≦)

www.youtube.com

 この1本を選んだのには、もちろん訳があります。今回のタイトルです。

 アイキャッチ画像で、冴えない表情の画家さんと喪黒福造が一杯やっている店が、この作品にはよく登場するバー「魔の巣」なんです。字面で見ると、ちょっとヤバそうなイメージですが、音は「マノス」と聞こえますから、バランスの良いネーミングだなぁと感心します。

 そんな「魔の巣」ですけど、ちょっと検索してみましたら、この名前を使ったバーが結構あることがわかりました。

 下に、リンクを貼っておきますので、興味のある方はどうぞ。

tabelog.com

tabelog.com

manosu.boo.jp

retty.me

 「笑ゥせぇるすまん」が多くの方々に愛されている証左でしょうし、、バー「魔の巣」の持つ独特の落ち着きと言いますか、雰囲気を作り出したいと思わせる魅力があるのだと思います。

 そんな「魔の巣」ですけど、どうやらそのモデルになった店があるらしいのです。

 東京都中野区の鷺ノ宮にある居酒屋「ペルル」です。

 昭和35(1960)年に開業した老舗なのですが、様々な業種の多くの方々に愛されつつも、2010年に83歳のマスターが、現役のまま病没されたのだそうです。詳しくは下のバナーをクリックしてお読みください。

tabelog.com

 上の記事を読んで、是非ともその店を尋ねてみたくなった私は、土地勘もない鷺ノ宮を尋ねてみました。

 駅からほど近い路地にその店はありました。というか、店名を示す看板も出ていないので特定はできませんでしたが、雰囲気から見てこの店に違いないと思いました。

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  近寄ってみても、店名らしきものは見当たりません。

 でも、この何とも言えない雰囲気が、「魔の巣」のモデルらしいなぁと思いました。

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  でも、何とか確認したいものだと、もう一度尋ねてみましたところ、ドアに貼り紙がしてありました。とても面白いのでぜひご覧ください(╹◡╹)

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  先代の病没後、どなたがこの店を切り盛りしておられるのかはわかりませんが、この貼り紙を見て、「絶対行きたい!」と思いました。

 こんな貼り紙を出す現マスターって、きっと素敵な人に違いありませんよね。

 春の大キャンペーン(中身は何?)には顔を出したいと思います(╹◡╹)

今日は何の日?(2月19日)

 先日、久しぶりに記事を書いた際には、多くの方から歓迎と励ましのコメントを頂き、本当にありがとうございました。続けて投稿を、とも思いましたが、焦るとロクなことがないので、ボチボチ行くことにしています。

 さて、今回のタイトルは「今日は何の日」シリーズのようですが(というか、そう書いてあるじゃん(≧∀≦))、さに非ず。

 今回は「今日は何の日」シリーズではなく、今日は何の日だったでしょうかという問いかけの意味でタイトルを決めました。

 ピンと来た方も多いと思います。

 そうなんです、今日は、本来であれば横須賀音楽隊の第55回定期演奏会が開催される予定だったんです。

 応募された方のところには、今月初めに横須賀地方総監部から「中止のお知らせ」が届いていると思います。田浦郵便局の消印は2月1日ですが、私のところには3日に届きました。横須賀からは私よりも遠いところにお住まいの「いかづち」さんのところには2日に届いたようで、LINEでの問い合わせに、私のところにはまだ来ていないと返信したところ「もしかして応募していなかったとか?それはないか!」との、やや疑惑のメッセージを頂きました。過去の行跡のなせる業です(≧∀≦)

 でも、ほら、ちゃんと届いてますd( ̄  ̄)

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  いえ、別に「ちゃんと応募しました」と言いたくてこの記事を書いているわけではないんです(それもあるかも(^ ^))。

 そうではなくて、問題はハガキのオモテ面です。

 今回の定期演奏会は、往復ハガキでの応募でしたから、返信ハガキの自分あての宛名は自分で書きますよね。

 日本人の習いとして、自分あての宛名を自分で書く場合「○○様」と書くのは無作法に当たるので「○○行」とか「○○宛」とするのではないでしょうか。

 勿論私も日本人なので、これまではそうしてきましたし、これからもその基本は変わらないと思います。

 ただ、演奏会への応募ハガキのような場合、どうなんだろう?

 ビジネス書簡でもないのに、私たちが「○○行」と書くのは、自分が非常識な人間ではないことを示すため、つまり「自分のため」にそうしているのだと思います。これに対し、返信する音楽隊あるいは総監部は、正にビジネス書簡として出すわけですから、逐一チェックして、必ず「様」となるようにします。

 実は、今回の応募にあたり、その手間をかけさせたくなかったので、「行」を省略して、自分の名前だけを書きました。流石に、自分の名前に「様」は書き辛いですよね。でも、届いたハガキには「様」という大きなスタンプが押されていました。 

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  結局、「行」を二重線で消す手間は省けましたが、やはり手間がかかったことには違いありません。

 私が何を言いたいのかと言うと、相手を慮るためのこうした風習が、今回のような演奏会の応募の場合、却って相手に無用な負担を強いることになりはしまいかということなのです。

 音楽隊が発する返信ハガキはビジネス書簡ですから、必ず「様」という称号を使わなければなりません。それに対し、私たちが返信ハガキに書く「行」は、相手を慮った体ではありますが、自分の体裁のために過ぎません。

 そんなことのために、どれほどの労力が費やされているのかと思うと、ちょっとたじろいでしまいます。

 あ、私はそのような配慮が不要と言っているわけではありません。日本人である以上そのような心の持ち方は大切にして行きたいと思っています。

 ただ、お互いに相手のことを認識しているような特定の環境であるならば別段、演奏会の応募のような特殊な環境の場合に相手のことを「慮かる」のなら、返信用ハガキは、相手の立場で宛名書きをするのが、本当に相手に対する「慮り」なのではないかと思います。

 自分の名前に「様」をつけるのには抵抗がありますよね。

 でも、そうすることで音楽隊の皆さんに「削除」と「スタンプ押し」という二手間の軽減を提供することができるのです。

 コロナ禍がいつまで続くかはわからない状況で、東京音楽隊も従来の通常ハガキでの応募と封書でのチケット送付という方法から、往復ハガキでの応募に切り替えましたよね。その方が柔軟性があるからでしょう。

 どうでしょう、コロナが我々の社会の多くの部分に変化をもたらしているこの情勢下、演奏会の応募について、返信用ハガキの宛名は「自分の名前+様」と書くということを当たり前にして行けないものでしょうか。

 賛否両論あるかとは思いますが、敢えて提案してみました。

東京音楽隊の第60回定期演奏会

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 昨夜は福島県を中心に、久々に大きな地震がありましたが、皆様大事はありませんでしたでしょうか。

 ちょっと、あれこれあったものですから、大変なご無沙汰になってしまいましたが、記事投稿を再開させていただきます。投稿がしばらく(なんと1ヶ月∑(゚Д゚))途絶えていたので、心配して下さっていた方もおられたようですが、コロナにも感染していませんし、ちゃんと生きてます(╹◡╹)

 この間、記事投稿はおろか、演奏会の予定などのチェックもできていなかったのですが、3月7日に東京音楽隊定期演奏会が行われることは知っていたので、その応募のことが気になっていました。

 先ほど、本当に久しぶりにPCを立ち上げて東京音楽隊のホームページを訪ねてみましたら、既に募集が開始されていました。というか締め切りが迫っていました(≧∀≦)

 と言うわけで、記事の前に、まず応募ハガキを書きました。「いかづち」さんが心配されると思いますので(^ ^)

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  多くの方は既にご存知で、応募ハガキを出されていることと思いますが、まだご存知のない方はお急ぎください。2月20日(土)必着ですのでお忘れなく。詳しくは下のバナーをクリックしてホームページを訪ねてください。

www.mod.go.jp

 とりあえず応募要領だけを知りたいという方のために、下に掲載しておきますね。

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 ところで、応募要領の下半分には注意事項が記載されているのですが、その最後の項目に「都合によりプログラムの一部を変更する場合があります」とあります。通常、募集のリーフレットにはプログラム全曲ではないにせよ、代表的な曲を載せているのですが、今回のリーフレットには曲目が一切記載されていません。結局中止となりましたが、一月に予定されていた定例演奏会のプログラムが大幅に変更されたことなども踏まえ、曲目については掲載しないことにしたのではないかと思います。でも、どんなプログラムになるにせよ、このご時勢で東京音楽隊の生演奏が聴けるなら、それだけで幸せというものでしょう(╹◡╹)もちろん、当選すればの話ですけど(≧∀≦)

 というわけで、今回の記事では演奏会の予習動画を掲載することはできませんが、冒頭のリーフレットに、ちょっと気になることがありました。背景です。

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 東音のリーフレットから、私の技術を駆使して背景を抽出してみました(嘘です(^ ^)、たまたま開いたら背景だけが表示されたのでキャプチャしました(╹◡╹))

 とても素敵な絵なんですけど、どなたの作品なのでしょうか。全くわかりませんが、隊員のどなたかが描かれたものなのかも知れません。

 ご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてください。

 今月は、楽しみにしていた横須賀音楽隊の定期演奏会も緊急事態宣言のために中止になりましたし、私自身が会場入りできるかどうかはさておき、なんとか、サントリーホールでの東京音楽隊定期演奏会が開催されることを願って止みません。

アマビエの歌

 今年の元旦に「アマビエと桃太郎」という記事を書きました。

www.capitandiaryblog.com

 新年早々、三宅由佳莉さんのインスタグラムサイトが更新され、三宅さんオリジナルの「アマビエ」と「桃太郎」の絵が落款入りで掲載されたことを報告するものでした。

 アマビエとは、江戸時代に疫病退散のお守りとして庶民の間に広まったもですが、今また新型コロナという「疫病」を前に蘇りつつあるようです。

 (株)ヘソプロダクションが展開する「アマビエ疫病退散プロジェクト」というものがあります。サタケシュンスケさんのアマビエイラストを使用したグッズを製作販売して、その売り上げの20%を日本赤十字社に寄付するとのこと。

 そのプロジェクトの応援ソングが「アマビエの歌」です。

 楽しい歌ですので、ちょっと聞いてみてください。

www.youtube.com

 実は、この歌のことを知ったのは、東京音楽隊のホームページです。

 「アマビエ疫病退散プロジェクト」とその応援ソング「アマビエの歌」を紹介するレポートが投稿されたと、ブログチームから報告がありました。

www.mod.go.jp

 そのレポートの一番最後に、MP3形式の音源が埋め込まれています。なんと、この「アマビエの歌」を東京音楽隊が演奏してくれているんです。歌は、もちろん中川麻梨子さんです。

 私的には、音だけだと寂しい気もするので、昨年、東京音楽隊岩倉高校吹奏楽部との交流演奏会を行った際の演奏風景に載せてみました。ええ、フェイクです(≧∀≦)

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  そしてそして、東京音楽隊が「アマビエの歌」を演奏したことが、「アマビエ疫病退散プロジェクト」の公式Twitterで紹介されていました。

  コロナ禍は、確かに難儀なことではありますが、平素の活動を可能な限り続け、社会を維持しながら戦い続けるなかで、このような連帯感が生まれていくという一面もあるのだな、と改めて感じました。

 新型コロナの改めての感染拡大により、健康だけでなく、社会生活のあらゆる局面に影響が及んでおり、心配のタネは尽きないと思いますが、人間とは強い存在です、互いに信頼し合ってこの困難な時期を乗り越えていきましょう。

「つべ」の力(╹◡╹)

 前回「つべの可能性」という記事を書きました。

www.capitandiaryblog.com

 海上自衛隊による「つべ(YouTube)」を駆使した広報活動が新たな可能性を掘り起こしつつあることへの期待感を込めたものです。

 その折りも折り、海上自衛隊による新たな「つべ」の活用実績が加わろうとしているようです。発信元は三宅由佳莉さんです。

 先ほど、三宅さんのインスタグラムが更新されたことを、「mika」さんからの報告で知りました。

 1月15日のコンサート、と言えば、東京音楽隊の第61回定例演奏会が中止となり、意気消沈してしまったことが記憶に新しいのですが、実は、大湊音楽隊も明日15日に、地元である青森県むつ市の「下北文化会館」で「New Year Concert」が予定されているのです。東音の演奏会にフォーカスし過ぎていたこともありますが、大音のホームページにも掲載されていないため、チェックできていませんでした(≧∀≦)

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 しかも、募集対象は中学生以下とのこと。子供たちの保護者でなければ、大人は会場入りすることができません。

 三宅由佳莉さんのインスタグラムは、大湊音楽隊のこの演奏会のリーフレットをアップして下さったものなのですが、2ページ目があります。

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 え、「むつ市長の62チャンネル」?

 探してみましたら、ありました。下のバナーをクリックして訪ねてみてください。

 

www.youtube.com

 募集対象には制限がありますが、ライブ配信してくれれば、誰でも楽しむことができます。もちろん会場でのライブに勝るものはありませんが、生の演奏を楽しむことができるだけでも儲けものというものです。

 聞くところによると、むつ市でもついにコロナ感染が確認されたようで、皆さん大変ナーバスになっていると思います。そんなタイミングで開催される大湊音楽隊の「New Year Concert」は、市民の皆さんに元気と勇気を与えてくれるに違いありません。

 皆さんも、「むつ市長の62チャンネル」へアクセスして、「つべ」の力を味わってみませんか(╹◡╹)

「つべ」の可能性(╹◡╹)

 このブログを長くお読みの方はご存知だと思いますが、私は、主として記事への埋め込み動画を供給する目的でYouTubeのチャンネルを運営しています。

www.youtube.com

 やはり、文章だけの記事より動画を交えた方が表現の幅も広がりますし、説得力も格段に向上しますよね。尤も、一年ほど前からのコロナ禍の影響で、聴衆を集めた演奏会が殆ど開催されなくなってしまったため、音楽隊関連の動画を制作されている多くの皆さんが、過去に撮り溜めた動画を元に改めて構成し直した動画を制作するなど、それぞれに苦心されているようです。

 私も、新たな音楽隊の動画を撮影する機会が全くなくなってしまったため、これまでアイディアだけは持っていた新たな分野の動画に挑戦しています。あくまで「スマホ動画屋」ですので、質の良い映像を作り出すことはできませんが、映像による表現の可能性というものに改めて気付かされますし、これからも、音楽隊だけでなく、様々な動画に挑戦して行きたいと思っています。

 因みにYouTubeは、その綴りをローマ字読みして、よく「ようつべ」、あるいは単に「つべ」とも呼ばれます。

 さて、そんなYouTubeの発信力に着目し、多くの企業や公的機関も広報のツールとして大いに活用しています。

 海上自衛隊も「防衛省 海上自衛隊公式チャンネル」という、まんまのチャンネル名で運営していますし、音楽隊の演奏会の様子や、昨年来の「コロナに負けるなシリーズ(えー、くどいようですが私の勝手な命名です(≧∀≦))」も同チャンネルで扱われていますので、このブログをお読みの方であれば、ご覧になったことがあると思いますし、チャンネル登録をされている方も少なくないと思います。

www.youtube.com

 その「海上自衛隊公式チャンネル」に、昨年9月30日、新たなシリーズが登場しました。最初に見た時は「マジか∑(゚Д゚)」と驚きました。個人的にはこういう路線が大好きなので「いいぞ!」と思いましたし、このブログでも紹介しようかとも思ったのですが、その斬新さのあまり、保守的な海上自衛隊ファンの間では批判や反発が広がる恐れもあったため、暫く静観することにしました。それにしても、新隊員募集が深刻だと言われる海上自衛隊にあって、コロナ禍の影響で効果の見込める広報活動がほぼ停止状態となっていることから、これほどのインパクトが必要だったのかとも思うと、このシリーズが広く受け入れられ、広報効果が上がることを祈らずにはいられませんでした。

 

 そのシリーズが「艦Tube(かんつべ)」です。 

www.youtube.com

  これまでのような広報用ビデオを淡々とアップするのではなく、YouTuberとして海上自衛隊の活動を撮影し、興味深い動画に仕立てて配信していくという新たな取り組みです。

 これまで何本もの、YouTuber目線での動画が公開され、予想以上の高評価を得ていることは大変喜ばしいことですし、この活動に注目したテレビ東京がニュースでも取り上げてくれました。さすがはテレビ東京(╹◡╹)

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  公務員YouTuberは、実は海自が先駆者ではなく、農林水産省の「BUZZ MAFF(ばずまふ)」が先行しています。

www.youtube.com

 公務員とは思えない、砕けた内容に驚きますが、同時に「国産農産物」の普及など、農水省が推進する事業への理解を促す内容で、大変興味深いです。

 その農水省の「ばずまふ」と「艦つべ」のコラボ動画が1月7日に公開されました。

 農水省職員、海自隊員各3名による海自カレー食レポコンテストを行うという体で、農水省・海自双方の広報を同じ動画で行おうというものです。

 企画自体が面白いことに加え、3名の海自隊員の一人が、東京音楽隊のハープ奏者にして名MC、そう、我らが荒木美佳さんであることで、この動画に特段の注目をしないわけには行かないでしょう。

 既にご覧になった方も多いとは思いますが、荒木さんの、ちょっと気取ったキャラを演じる演技力と、立板に水の語り口(3時間も語り続けた体になっているのが面白いです(^ ^))が見ものです。

 埋め込み再生ができないようなので、下の写真にリンクを貼っておきます。クリックしてYouTubeに飛んでみてください。農水省の方々や他の海自隊員もそれぞれ「役者」で笑わせてくれます(╹◡╹)

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 いかがだったでしょうか。

 今回のコラボ動画は、YouTubeを活用した広報活動の可能性の幅の広さを教えてくれているような気がします。型に嵌った広報には限界もありますが、現場のアイディアと熱意で、より実態に近い海自の日常を伝え広めることのできるこのシリーズは果てしない伸び代があります。この活動を通じて、国民全体に海自への理解が進み、入隊希望者が増えてくれることを祈っています。

 また、このような企画に音楽隊の隊員の皆さんが出演される機会が増えていくことも私たちにとっては楽しみですね。

 「つべ」の可能性に期待大です(╹◡╹)