あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

アマビエと桃太郎

 2021年が静かに明けました。ここ横浜は雲一つない晴天が広がり、西を望めば冠雪した富士が美しい姿を見せてくれています。なんだか、今年は良い年になるような気がしてきますね。

 というわけで、年明け早々、出かけていたのですが、何人かの方から三宅さんのインスタグラムにまた投稿があったとの報告がありましたので、確認してみました。

 

 以前から、横須賀音楽隊のエンブレムを手書きされたりして、絵心があるなぁと時々書いてきましたが、今回は、まさにイラストと毛筆でのメッセージ。

 しかも、2021元旦の文字のわきには、「ゆ」の字からデザインされたと思われる印象により落款をされているようです。

 1枚目は、「疫病退散」の力強い文字の間に、なになら鳥のようなキャラクターが描かれています。

https://www.instagram.com/p/CJe6j8QMGTaet32bzc3wmLse_nrAbMfrVXyhQA0/

 これは、「アマビエ」(甘エビじゃないです)と呼ばれる「妖怪」で、江戸時代に「疫病退散」のお守り代わりに庶民の間でもてはやされていたようです。

 いいところを突いてきますね(^^)/

 そして2枚目は桃太郎と桃の絵柄の脇に「鬼滅」の力強い文字が据えられています。

https://www.instagram.com/p/CJe9FKUM3iosVR69P75-DVA6D3j15HR15TR-jE0/

  そうですよね、桃太郎は、三宅さんの郷里である岡山が生んだヒーローですし、桃は名産品です。そして何より、昨年劇場版の映画も封切られ、記録的な興行成績を上げている「鬼滅の刃」、そのモチーフは鬼との戦いです。そんな色々な要素を込めて、2枚のイラスト付メッセージを新年の挨拶代わり1に投稿されたのでしょう。

 人それぞれ、様々な事情がありますので、あえて「おめでとう」の言葉を使わず、「疫病退散」「鬼滅」という誰にも届けられるメッセージを選ばれたのではないかと思います。そのへんの思慮深さというものが、三宅さんの持ち味でもあると思うのですが、新年早々、改めて感心させられた次第です。

 ともあれ皆様、本年もどうぞよろしく子願いいたします!