ここ横浜では、桜の花もすっかり散ってしまいましたが、春とは言え、朝夕はまだまだ肌寒い日が多いです。
久しぶりにブログを書こうと、パソコンを立ち上げたところ、ちょうど登録してあるYouTubeチャンネルからの新着情報が届きました。
以前から何度かご紹介している軍事フォトジャーナリスト菊池雅之さんの「KIKU CHANNEL」です。そのタイトルはが「海上自衛隊 至高の演奏」でした。
もう、ピンときました。一昨年の11月に代々木第一体育館で開催された、自衛隊音楽まつりにおける東京音楽隊のドリル演奏に違いない、と。
あの音楽まつり、私は落選組でしたのですっかり諦めていたものの、前日になってリハーサル公演のチケットが手に入ったものですから、舞台背面からとはなりましたが、生で堪能することができました。全般の構成がとても素晴らしかったのですが、分けても東京音楽隊のドリル演奏には度肝を抜かれましたし、荒木美佳さんの前口上やリハーサル公演限定のハープ独奏なども間近で楽しむことができました。
その感動を記したのが、下の記事です。興味がありましたらお読みください。
本当に素晴らしいドリル演奏でしたし、私自身、きっと東京音楽隊の歴史にも燦然と輝きを放つ演奏であったに違いないと思いました。
ですから、「KIKU CHANNEL」のタイトルを見た瞬間に、あの「ベートーベンメドレー」に違いないと思ったのでした。逸る気持ちを抑えつつクリックすると、やっぱりあのドリル演奏の動画でした。今回は、解説欄に簡単な紹介があっただけで、菊池さんの軽妙な解説等はなく、東京音楽隊の演奏だけの動画なのですが、このドリル演奏に関しては「解説なんか要らないでしょう?」ということなのだと思います。
まずは、菊池さんの動画をご覧ください。
どうでしょう。会場でご覧になった皆さんは、当日のあの感動が蘇って来るでしょうし、残念ながら生で楽しむことのできなかった皆さんにとっても、会場に満ちみちる感動のエネルギーが感じられるのではないかと思います。
このところ、演奏会が開催されない日々が長く続いているものですから、何となく記事を書くモチベーションが下がっていた面がありましたが、先週の三宅由佳莉さんのインスタライブで「おっ」と目が覚め、今朝の菊池さんの投稿で心に火がついた感じがします。
やはり、私にとって演奏会のことを書くことは心躍ることなのだと思いました。