あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

久しぶりの飲み会

 昨日は、私の出勤日でした。

 いや、もちろん平日ですから、出勤するのは当然なのですが、新コロ対応のため、我が社では先月から1/4態勢で業務運営に当たっており、土日祝日はカレンダー通り休みですから、先月も、今月も月に4日の勤務しかできません。

 月に4日の勤務で、1ヶ月分の給料を頂くのもちょっと気がひけるなと、最初は思いました。でも、勤務日数は1/4になっても、仕事量が減るわけではありません。出勤した日には4日分の仕事が待っています。そんなもの捌けるわけがありません。もし捌けるのなら、もともと余剰人員が75%もいたことになります。

 でも、今は仕事の延滞を心配している場合ではありません。社会の存亡・国家の存亡をかけた戦いなんだと思います。

 そんな思いを抱きながら帰宅する途上、私のスマホにLINEのメッセージが入りました。同期からです。

 防衛大学校時代の訓練班(海上8班、通称パー班(≧∀≦))の仲間で、グループLINEを作っているのですが、そこへの投稿でした。このグループLINEを作ってくれたのは、護衛艦隊司令官まで勤めたパー班の星、K君です。そのK君からの投稿でした。

 「招待します」、というような内容だったのですが、帰宅途上でしたのでちょっと見しただけで、家路を急ぎます。

 帰宅して、まずはグラスにウイスキーを注ぎ、飲みながら先ほどのLINEを読み直してみると、「グループビデオ」なるものへの招待でした。何だよそれ、と思いながら、恐る恐る「参加する」をクリックすると、スマホの画面が6分割されて、馴染みの面々の顔が並びます。一つは私の顔でした。なにこれ?

 他のみんなから「おー、来てくれたか」と歓迎の言葉が出るのですが、事態が飲み込めていない私は言葉を発するのに一瞬間がありました。「なに、これ?」

みんなが笑いながら「オンライン飲み会だよ」

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 おぉ、話に聞いたことはありましたが、これがそうなのか。

 不思議な感じがします。家飲みなのに、親しい仲間の顔を見ながらライブで会話を楽しむことができる。新コロ対策中でもこんな形で飲み会ができるとは!

 でも、やはり気のおけない仲間と会話しながら飲んでいると、つい気が緩み量が進んでしまいます。オンライン飲み会が終わると、そのまま深い眠りにつきました。

 オンライン飲み会、テクノロジーが、私たちの生活を根底から変革し得ることを象徴的に教えてくれる出来事でした。