ニコニコ超音楽祭、東京音楽隊のステージ楽しかったですね(╹◡╹)
東京音楽隊の、想像をはるかに超えた懐の深さと、計り知れない伸び代を感じた演奏会でした。
この演奏会で、三宅由佳莉さんが歌われたのは、艦隊これくしょんから「吹雪」、テレビアニメ「夏目友人帳 陸」エンディングテーマ「きみのうた」、そして初音ミクの「ダンスロボットダンス」の3曲でした。
この選曲は絶妙だ思いませんか?
三宅さんのかっこよさを前面に押し出す「吹雪」、情感溢れる歌唱を光らせる「きみのうた」、そしてポップな魅力が弾けまくる「ダンスロボットダンス」、三宅由佳莉さんの魅力を余すところなく見せつけてくれるプログラムでした。本当に素晴らしいと思います。企画されたトロンボーン奏者の沢田勝俊さん、あなたは名プロデューサーですね。
と、ついつい、ニコ超の興奮を引きずってしまいます。
さて、そんな三宅さんの動画を見ていて気付いたことがあります。
それは、1曲目の「吹雪」を、本当に格好良く歌い終え、MC荒木美佳さんによる紹介「ボーカル、三宅由佳莉3等海曹」で、挙手の敬礼をされます。続いて荒木さんによる「ドラムセット、中村圭吾3等海曹」との紹介を聞きながら左の舞台袖に下がるのですが、荒木さんの紹介は続いています、「そして、スネアドラム、小野寺雄大3等海曹」。
この時、三宅由佳莉さんはどうしていたかというと、そのままステージから捌けるのではなく、左袖で立ち止まり、バンドの方に正対して、紹介されたメンバーの観客への挨拶が終わるまで、見届けて、それから身を翻して捌けていかれました。
小さなことです。
でも、大きな意味があります。
三宅由佳莉さんの動画を見ていると、こうした、小さいけれども大きな意味のある動きをたくさん見出すことができます。
おそらく、意識的にそうしているのではなく、自然にそのような振る舞いになるのだと思います。何しろ、舞台袖で立ち止まり、共演者の挨拶が終わるまで待つなどという行動は、誰の目にも止まらないことですから。単に、今、一緒に演奏した仲間へのリスペクトがそうさせているということなのでしょう。そうした弁えた心持ちが、三宅由佳莉さんの全ての基礎であり、東京音楽隊のバンドのメンバーから愛される理由でもあるのではないでしょうか。
こうしたちょっとした三宅さんの弁えた動きを見つける度に、とても幸せな気持ちになるのは、私だけではないはずです。多くの三宅由佳莉ファンが、多分同じようなことを感じているのではないかと思います。
神は細部に宿ると言いますが、三宅由佳莉さんを見ていると、本当にそうだなぁと感じますし、三宅由佳莉さんのファンであることを誇りに思います。