先ほど、小池百合子東京都知事が、緊急記者会見を開き、当分の間夜間の飲食店への出入りを控えるよう都民に訴えました。
週末の外出を控えるようにとの先週の要請に引き続き、私企業の営業に重大な影響を及ぼすこのような要請を首長が行うのは異例のことですが、強制力を持った規制の根拠を欠く中、東京都としてはいよいよ正念場との覚悟を決めたということでしょう。
そのような切羽詰まった状況に至っていることを象徴するニュースがありました。
今朝、人気コメディアンの志村けんさんが新コロナウイルスへの感染に伴う肺炎によりお亡くなりになったとの悲報に接し、言いようのない喪失感に襲われたのは私だけではないでしょう。
Ken Shimura died at the age of 70 from severe pneumonia caused by the coronavirus. he was a famous Japanese comedian.#KenShimura #Coronavirus #志村けん #コロナウイルス pic.twitter.com/FQ1dQCXMIN
— ☆ [김] ℬ Å ₫ ☆ ℬ Ø ⋋ ☆ (@Happyboys0621) 2020年3月30日
志村さんは、それまでにない、新たな笑いの地平を精力的に切り拓き、「志村けん」という一つのジャンルを創り上げた、と言っても過言ではないと思います。
数多くのレギュラー番組を抱えておられましたが、「志村動物園」などでは、志村さんの心底温かい人柄が溢れていましたし、いつもみんなが幸せになることを望み、みんなの笑顔を見るために努力を怠らない、そういう人に違いないと思いました。
もう何年もの間テレビを見る習慣のない私ですが、かつて拝見していた番組での、志村さんの姿が目に浮かびます。
多くの国民が、先行きの見えない息苦しさを感じている今こそ、志村さんには活躍して欲しかった。いや、あと100年くらい頑張って欲しかった。残念でなりません。
天国への階段を上りながら、下界の私たちを見下ろして、「大丈夫だぁ」とか言ってるんでしょうか、「志村の勝手でしょ〜」って、それはないよ志村さん(T_T)