あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

自衛隊音楽まつり2019に向けた準備が進行中

 今年の自衛隊音楽まつりが、いよいよ今週末に迫って参りました。

 例年日本武道館で開催されている「音楽まつり」ですが、今年は武道館の改修工事のため使用できず、代々木の第一体育館での実施となります。レアなケースですので、どんな感じになるのか注目されますね。

 ちょっと前になりますが、東京音楽隊によるプロモーションビデオを紹介した記事を書きましたが、ユーモアに溢れたなかなかチャレンジフルな内容で感心しました。

retcapt1501.hatenablog.com

 

 さて、仄聞するところでは、応募倍率は例年7倍以上とのことですが、今年は収容人員の関係で、さらに倍率が高かったのではないかと思われます。チケットを入手された方々、本当におめでとうございます。このブログをお読みくださっている「やましな」さんは、何と3年連続の当選という強運の持ち主ですが、私は昨年は運よく当選したものの、今年は順当に落選組に甘んじています(≧∀≦) 

 まぁ、仕方のないことでしょう、最終公演をniconico動画で楽しみつつ、ブログチームの皆さんからの報告に期待することにします(╹◡╹)

 あ、でも、まずはご自分が楽しむことが第一ですからね、終演後に心に残ったシーンなどの感想を寄せていただけると嬉しいです。

 さて、これまでも何度か触れてきましたが、今回も西見茂雄さんが演出・構成を担当され、練習の様子などを、ご自身のTwitterで逐次紹介されています。

 そして、ここに来てようやく、音楽まつりの華とも言える、陸海空歌姫の練習風景が公開されました。下の写真です。

 左から、東京音楽隊の中川麻梨子さん、中央音楽隊の松永美智子さん、そして航空中央音楽隊の森田早貴さんです。エンディングの場面でしょうか。

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 昨年は、三宅由佳莉さんと鶫真衣さんも含め、5人の歌姫が初めて勢揃いするという豪華なエンディングを見ることができましたが、今年はシンプルに3自衛隊のセントラルバンドの歌姫が揃い踏みという形です。

 この写真では、航空中央音楽隊が真ん中に位置し、向かって左側に陸、右側に海の音楽隊がそれぞれ占位しています。ところが、歌姫の並ぶ順番は違っています。中川さんが向かって右側の海自音楽隊の前からこちらに移動して来たようにも見えますね。このシーンのヒントになりそうです。また、指揮をしているのは、迷彩服の柄からみて空自の方(おそらく隊長)であることがわかります。だから空の音楽隊が真ん中にいるのでしょう。そして向こう正面に「北 N」の表示がありますので、南側が正面席になっているものと思われます。

 そしてもう一枚、やはり陸海空の音楽隊による合同演奏のシーンですが、真ん中にできた通路のような空間の脇を固めているのは海自東京音楽隊です。つまり、全体の中央を占めているわけです。そして向こう正面(シートの色から判断して「北」ではなく「南」だと思われます)でこちらを向いているのは我らが樋口好雄隊長ですね。つまり、このシーンは樋口隊長が指揮をして、海自音楽隊が中央に位置する布陣となっています。真ん中の通路は、国旗が入場するための花道ではないでしょうか。つまりこれはオープニングの演奏隊形ではないかと思われます。

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 ただ、通路のような空間は、実は十字形をなしていますので、4つに別れた梯団がどのような動きをするのかも気になるところです。

 いずれにしましても、2枚の写真を拝見した感じでは、オープニングは海自東京音楽隊、エンディングは航空中央音楽隊がメインでの演奏となるのではないかと思われます。保証の限りではありませんが(≧∀≦)