音楽隊の演奏会に関する記事を書くのは、本当に久しぶりになります。
もう、音楽隊のことは書かないのか、と思われた方もおられるかも知れませんが、決してそうではないんです。
コロナ禍による自粛社会がすっかり日常的になってしまうなか、これまで何度も状況の緩和に伴う演奏会の予定が組まれたものの、その後の状況悪化により中止、ということが繰り返されてきました。誠に止むを得ないこととは言え、その度に右往左往するような記事を書くのは結構しんどいものです。
でも、そんな状況も本当の意味で終焉を迎える時が来るでしょう。
そこで、それまでの間は、一喜一憂するような記事を書くのをやめ、音楽隊の皆様と同じように、隠忍自重することにしたというわけです。
ですから、横須賀音楽隊の第56回定期演奏会への応募に当たっても、記事にすることなく、黙ってハガキを出しました。
昨年終盤には一息ついたコロナでしたが、折も折、海外におけるオミクロン株の爆発的感染拡大が我が国にも飛び火し始めていましたので、正直、今回もダメだろう、そう思いながらの応募でした。
その後、我が国内での感染拡大の状況は皆さんご存知のとおりであり、言われるように致死率・重症化率がたとえ低かろうと、法的位置付けが変わらない中、感染者数が鰻登りになっている以上、演奏会の開催はやはり不可能だろうと思っていました。
ところがです、横須賀地方総監部の広報室によると、今回は対象を神奈川県民に限定した上で開催する運びとなったようです。
え? 神奈川県民限定?
実は私、偶然にも神奈川県民です。近県のファンの皆様には申し訳ありませんが、「神奈川県民でよかった♪( ´θ`)」、と初めて思った次第です(既に当選したつもりでいる人)(╹◡╹)
今回のプログラムは以下のとおりです。
お気づきのとおり、第1部はジブリ作品から、そして第2部は「鬼滅の刃」からの選曲で、全曲アニメのトラックナンバーとなっています。
定期演奏会の位置付けは、1年間の演奏活動の総仕上げとして、音楽隊の演奏スキルを遺憾無く発揮できるような選曲がなされてきたのだと思います。
今回、アニメ曲のみで構成されていることにはもちろん意味があるでしょう。
周辺国の不穏な動向により、風雲急を告げるが如き国際情勢が、待ったなしの覚悟を我が国に突きつけ続けている現状にあって、極度の募集難に陥っている海上自衛隊としては、コロナ自粛により極めて限られる音楽隊の演奏会を、募集広報の有力なツールとして全幅活用したいはずです。
このプログラムは、本演奏会が、入隊適齢期にある若い方を主たる対象としていることを明確に物語っていると思います。
ですから、ひょっとしたら、今回の演奏会の当選者は、神奈川県民の中でも、若い方々が中心になるのかも知れません。本当にそうなのかはわかりませんが、たとえそうだとしても、我が国の安全保障を考える上で、当然すぎるほど当然の措置だと思います。
さて、昨日jubijubizhyさんから、横須賀音楽隊の当選ハガキが届いているらしいとの連絡を出先で受け、「そうですか、帰ったら郵便受けを確認してみます」と返信しました。
昨夜、家に帰ってから、恐る恐る郵便受けを開けてみると、いつものようにチラシが投げ込まれています。このチラシの間に何かあるはずだ(╹◡╹) そう思って、とりあえず全部鷲掴みにして部屋に戻りました。
昨夜来、部屋で確認しているのですが、返信ハガキらしいものは未だに見つかっていません。うーん、やはりダメだったか( T_T)\(^-^ )