あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

Ils sons comme le soleil! 〜まるで太陽のようだね

 昨日(11月12日)、このブログでちょっとした異変が起きました。と言っても、ほとんど私にしか関係のない異変なのですが…

 ブログページの一番下の方に「注目記事」という欄があり、1番〜5番までのランキングが常に表示されています。結構更新頻度が高いブログなものですから、大抵は新しい記事や、新しい記事に埋め込んだ過去記事が並びます。埋め込んだ過去記事を、ついでにお読みくださる方もそれなりにおられるのだと思います。

 時々、全く脈絡のない過去の記事が飛び込んできたりしますが、それは例えば、定期演奏会や定例演奏会の前あたりに、前回、前々回の演奏会の報告記事が検索にヒットしたりするからなのだと思います。

 そんなわけで、飛び込みでランクインする記事はほとんどが東京音楽隊三宅由佳莉さんの記事です。

 ところが昨日、あまりにも意外な記事が突然ランクインしているのを目にして驚きました。丁度一年ほど前に書いた「ダニエル・ビダル」という記事です。

 私にとって大変思い出深いフランス人歌手であるダニエル・ビダルさんのことを書いたものです。

retcapt1501.hatenablog.com

 私にとっては思い出深いダニエル・ビダルさんですが、何故突然注目記事としてランクインしたのか、全く理由がわかりませんでした。ひょっとして、また来日してライブでも行われるのだろうかと検索をかけてみましたが、それらしいヒットはありませんでした。なんなんだろう。

 気になったので、今日もう一度検索してみたところ、ツイッターの記事が引っかかりました。それでわかったのですが、昨日、NHKの歌謡番組「うたコン」に生出演され、なんと、AKB48とのコラボで「オー・シャンゼリゼ」を披露されたとのこと。全然知りませんでした(≧∀≦)

  更に、先週末には横浜のベイサイドモーションでのライブ、翌日には二子玉の高島屋でライブ&トークショーが行われていたのでした∑(゚Д゚)

  横浜!二子玉! すぐご近所なのに(≧∀≦)

 更にさらに、つい先日、ニューアルバムもリリースされていました。

 松重豊ではありませんが、「それさぁ、早く言ってよ!」と思う気持ちもないではありませんでしたが、それより何より、また歌手としての活動を本格化させつつあること、そして、ツイッターでの色々な年齢層の皆さんが盛り上がっていることが嬉しく感じられました。

 昨年に引き続きの来日です、今後も、かつてのように日本に軸足をおいた活動になっていくのかどうかはわかりませんが、なんだか楽しみです。

 YouTubeを検索してみると、ダニエル・ビダルさんの動画がたくさんアップされています。実際には写真に歌を乗せた動画仕立てのものがほとんどですけど…

 ちょっと変わったところで、不二家のチョコレートのCMソングがありました。私と同年輩の方々には懐かしいCMですね。

www.youtube.com キュートサンスターの可愛いCMソングは見つかりませんでしたが、その時の写真がツイッターにアップされていました。動画がどこかにあるといいのですが…

 

 さて、ダニエル・ビダルさんといえばオー・シャンゼリゼなのですが、これまで実に様々な歌を歌ってこられました。世の中には知られていないアルバムトラックの中にもいい曲がたくさんありますが、その中で、中学校の頃好きだった曲の一つを見つけました。日本語の曲名は「さようならの涙」と言います。

  ちょっとゴスペル風の曲ですが、歌い出し"Ç'est un au revoir, ce n'est pas un adieu"(セタノルヴァー、スネパザナーデュー)「これはひとときのさよなら、永遠の別れじゃない」と歌っているのですが、聴くほどに元気をもらえます。フランス語でさよならに当たる言葉には Au revoir(オ・ルヴォワール)とAdieu(アデュー)がありますが、前者は、英語で言えば See you!、つまり「またね」、後者は「今生の別れ」と言うニュアンスがあるようです。なんだか、別れというシチュエーションをポジティブに捉え直して前に進んで行こうと背中を押してくれるような曲ではないでしょうか。

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  それから、私が初めて聴いた曲もありました。ラ・セーヌとはパリの街中を流れるセーヌ川のことですね。パリへの愛が溢れる素敵な曲です。気に入りました。

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 さて、今回YouTube検索をしていたら、意外なもの、と言いますが、私にとってとても嬉しいものを見つけました。再生リストなのですが、ダニエル・ビダルさんと三宅由佳莉さんの歌をメインに編集されています。そのほかにもカラヤン指揮の「君が代」など、興味深いコンテンツも含まれていますので、お時間がある時にでもじっくりお聴きになってみてはいかがでしょうか。

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  ダニエル・ビダルさんも、三宅由佳莉さんも、素敵な歌手です。もちろんお二人とも大変上手い歌い手なのですが、歌の実力そのものよりも、もっと根源的な魅力があると思うんです。それが、今回のタイトルでもある「太陽のようだね」ということなのではないでしょうか。いつでも、誰にでも、惜しみなく陽光を降り注いでくれる、そんな存在ではないかと思います。そして、多くの人々から長く愛され続ける存在でもあると思います。