自衛隊音楽まつりに関する記事の本編は現在作成中ですが、もう少し時間がかかりそうなので、スピンオフ記事のうち、どうしても早くあげたい記事を先にアップすることにしました。
今回の音楽まつりでは、11月22日(木)の第3回公演のチケットが当選したため、幸運にも会場で、素晴らしいイベントを体感することができました。
このイベントを影で支えておられる陸海空各部隊からの支援隊の皆様が、出口通路に並んでお見送りしてくれています。皆様に「ご苦労様でした。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えながら、退場したのですが、出演者入り口の付近に人が集まっているので、「なんだろう」と思い近づいて見ますと、防衛大学校儀仗隊の学生さんたちが何人かいて、その周りに人が群がっていました。
儀仗隊OBとして、聞きたいこともありましたので、そちらへ向かいます。どうやら、友人知人の方々との面会が行われているようなのですが、詳しくはわかりません。私が学生だった頃には、このような機会はなかったように思います。
話は聞きたかったのですが、なかなか人だかりが捌けませんのでちょっと奥の方まで歩いて行きますと、なんと、東京音楽隊のベーシスト、岩田有可里さんがいらっしゃるではありませんか。先日の東郷の杜音楽祭には来られてなかったので、もう今年はご挨拶する機会もないなと思っていたのですが、幸運でした。
背後からの呼びかけになってしまい、ちょっと礼を失しましたが、仕方ありません。「岩田さん」と呼びかけると、振り向いてくださいました。いつもながらキリッとした笑顔です。
「こんにちは、先日ご挨拶した際には、名も名乗らず大変失礼いたしました」と言い、自分の名を名乗りましたところ「はい、一緒に写真撮りましたよね、覚えてますよ」と仰ってくださいました。嬉しい限りです。
今回の東京音楽隊のドリル演奏では、岩田さんは旗持ちをされていたように見えたので、その点を質問して見ました。
「今回、岩田さんは旗持ちをされていたんですか?」
「はい、実は、今回私は艦旗隊の指導にあたっていたので、自分の楽器演奏の練習をする時間が取れなかったものですから、旗持ちに回りました。」
とのことでした。艦旗隊の指導を音楽隊の方が代わる代わる担当として行なっていることを初めて知りました。なるほどです。そういう色々な事情から、毎年のドリル演奏での旗持ち役が決まってくるわけですね。でも東音の旗持ちは、ドリル演技の一部として忙しく動きますので、やはり練習は相当しなければならないのだと思います。特に今年のドリルは動きがいつになく激しかったのではないかという気がします。
なにはともあれ、先回、名も名乗らず失礼してしまったことに関し、年内に解決できてホッとしました。そして、今回は何を話したかもちゃんと覚えています。
でも、写真を撮らせていただくのをすっかり忘れていました。やっぱりどこか抜けているようです(≧∀≦)
アイキャッチ画像は、「いかづち」さんが、公演後にたまたまお見かけした岩田さんにお願いして撮らせて頂いたものを提供してくださいました。
今回は、黒の冬服を着用されていて、白の夏服の時よりも更に凛々しい感じがしますね。