今年の水曜コンサートについて、これまで3回にわたり報告してきました。
その1では、三宅由佳莉さんへのご挨拶とサインまで頂いた、全く予想外の信じられない展開をメインに報告しました。
その2では、とても丁寧にファン対応される三宅さんの様子と、肝心の演奏会の様子を報告しました。
その3では、演奏会から「ソーランファンク」について、もう少し踏み込んだ内容と、演奏後の撤収作業から感じたことなどを報告しました。
いつもなら、長くなっても1本の記事にまとめるのですが、今回は開演前に図らずも三宅由佳莉さんにご挨拶できたことのインパクトが大きくて、記事構想をまとめるのももどかしく書きはじめたものですから、収拾がつかなくなり、止む無く分割投稿という形になってしまいました。三宅さんのインパクト畏るべしです。
ということで、一応演奏会の様子はお伝えできたかなと思うのですが、他にもご紹介したい話題がありますので、スピンオフ記事として紹介して行きたいと思います。
水曜コンサートの会場である国際新赤坂ビルの前庭は、周囲の地上レベルから1階分掘り下げた形になっており、写真右側の同ビル西館地下に繋がっています。正面がステージとなります。
この会場の特徴は、ステージと客席がフラットになっており、なんだかとてもアットホームな雰囲気がすることと、地上レベルがあたかも桟敷のような位置関係になるものですから、道行く人が立ち止まって上から演奏を楽しむことができることです。
フラットではあるのですが、客席とプレイヤーの間は結構離れています。下の写真を見てください。これは一段高いステージの上とは違い、観客が容易にアクセスできることから、万一の安全確保のためのスペースなのかもしれません。最近は何が起きても不思議ではありませんから(≧∀≦)
新宿会場の方は、ステージがあるためか、客席とプレイヤーの距離はもっと近いそうです。私は行ったことがないのでわかりませんが(╹◡╹)
そして、ステージに向かって左の上の方、「桟敷」には鈴なりの立ち見客が見えると思います。右の方も同じような状態でした。
ちょっとその「桟敷」まで上がって、上からステージを覗き込んで見ましょう。
こんな感じです。7年前の震災対応中、官邸当直明けに徒歩で防衛省に戻る際、たまたま陸自の音楽隊が演奏しているのを、このアングルから見たのです。当時は水曜コンサートそのものを知りませんでしたから、何故音楽隊がこんなところで演奏しているんだろう、と不思議でなりませんでした。
目を上に転ずると、国際新赤坂ビル西館が聳えています。ビルの麓にあるちょっと素敵な空間が、水曜コンサートの会場なんです。
私より先に会場入りしていた「いかづち」さんによると、リハーサル中、曲の合間に「桟敷」から「何時からやるんですか〜」と問いかける女性がいらして、これに答えたのが樋口隊長だったそうです。やはりこのシーンをご覧になっていた「回天」さんによると、この女性は園児達を引率しながら移動していた保育士さんだそうです。隊長とのやり取りのあと、再び歩き始めた時、園児達が一斉に手を振ると、東音の皆さんは演奏を中断して、園児達に手を振り返していたとのこと。まさに音楽隊が目指す姿がそこにあったということですね(╹◡╹)
この会場は、そんなやり取りが似合う、とてもカジュアルな空間だなと思います。なんだか、とても気に入りました。
来年は、新宿での木曜コンサートにも足を運んでみようと思っていますが、赤坂にももう一度来たいし、なんとか2日連続で休暇を取れないものかと、1年先のことで気を揉んでいます(╹◡╹)