あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

海上自衛隊東京音楽隊の水曜コンサート2018(その1)

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 昨日(2018年9月12日)、国際新赤坂ビルの中庭において、毎年恒例となっている海上自衛隊東京音楽隊のランチタイムコンサート(水曜コンサート)が行われました。私も休暇を頂き、会場まで行ってまいりました。

 昨年の9月に56回定例で初めて東音のコンサートを聴かせていただいて以来、ずっと落選続きで不遇をかこっていた私ですが、今年の7月以降、突然コンサートづき初め、三宅由佳莉さんが歌われるのを目の前で何度も拝見する機会を得ました。

 でも、ランチタイムコンサートは、初めての野外演奏会ですし、色々と勝手が違うと伺っていました。また、演奏の様子を撮影できる、ほとんど唯一のチャンスですから多くのカメラマンが撮影した動画をYouTubeにアップされます。そんなこともあり、今回のランチタイムは、とにかくコンサート会場や、集まるファンの皆様の様子、そして隊員の皆さんとの交流の様子などを、ちょっと引いた視点からざっくり眺めに行こうという腹づもりでした。その辺は先日の記事にも書いたとおりです。

retcapt1501.hatenablog.com

 そんなこともあり、私のリュックサックの中には、スマホの充電キット、演奏会用のメモ帳、寒さ対策のカーディガン、そして昼食用のサンドイッチとコーヒー。それだけでした。

 赤坂駅の改札を抜け、5b出口へ向かいます。

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 すでに吹奏楽の音が鳴り響いています。そこを出たらもう会場なのかな?

 ここから先は動画をどうぞ(╹◡╹)

www.youtube.com

 着いたのは10時15分頃でしたが、既にリハーサルは終わり、一部の隊員の方々がそれぞれのパート練習をされている状態でした。いかづちさんは私より少し前に会場入りされておりましたし、斎藤さんはずっと早く到着され、9時半からのリハーサルもご覧になったとのこと。さらに、フリーだった三宅さんともお話しする時間があったとのことでした。ちょっと出遅れたか(≧∀≦) でも今回はこんな感じでいいや。

 斎藤さんが「持ってきました?」と聞くので、「何をですか?」と聞き返すと、バッグからサイン用の小型色紙を取り出し「これ」と仰るので、「いいえ」と自信たっぷりに答えると、「今はコンサート会場でのお見送りがなくなっちゃったんだから、今日しかチャンスないよ」と、ちょっと呆れ顔で返されました。そんなこと全く期待も想定もしていなかったので、面食らいました。

 斎藤さんが、バッグから普通サイズのサイン色紙を取り出し、「最初だから、こっちがいいよ」と、当然のような顔でそれを私にくださったのです。斎藤さんはいつ三宅さんに遭遇しても対応できるように、いろんなものを常に持ち歩いておられます。そして、優しいんです。つい甘えることにしました。

 一方、いかづちさんは色紙も3種類のサインペンも準備されていました。それだけでなく、「プランB」を準備されていました。「プランB」とは何か。ご説明しましょう。

 私が読者登録させていただいている札幌の「バリピル宇宙」さんが、先般描いてくださった、三宅由佳莉さんの最新のイラストをA4サイズでプリントアウトして、それを三宅由佳莉さんご本人に手持ちして頂き、その様子を撮影して、私のブログに掲載するという画期的なプランです。うん、素晴らしい、さすがだ(╹◡╹)

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 でも、何故「プランB」なのか。「プランA」はどうした?

 実は、「プランA」は、世界征服を企むという内容だったので却下しました。なんの事やらわからないと思いますので、興味のある方は記事冒頭にリンクを貼った記事のコメント欄をお読みください。バカバカしいので読まない方がいいと思います(≧∀≦)

 こうなると、当初の目論見と心持ちが俄然変わってきます。なんとか三宅さんにご挨拶しよう、できればサインも頂こうという気持ちがむくむくと湧いてきます。

 とはいえ、それは三宅さん次第、いいタイミングでコンタクトできればの話です。

 会場には、少しづつ人が増え始めています。

 立派なカメラを設置している方が何人かおられますので、やはり演奏会の動画はすぐに上がるでしょう。

 控え室があると思われる西館の中から、三々五々、隊員のみなさんが駅への通路の方向へ向かい始めました。どうやら東館との間にレストラン街があるらしいので、そこへ食事に向かっているようです。演奏会が始まる前に食事を済ませるということですね。

 私たち3人は立ったまま談笑していたのですが、ふと見ると、三宅由佳莉さんが何人か連れで普通に数メートル先を歩いています。思わず「こんにちは!」とご挨拶するとこちらを向いてにっこり、斎藤さんには手も振って行かれました。

 なんて爽やかなんだろう(╹◡╹) そして、ランチタイムコンサートのなんとも言えないカジュアルな雰囲気がとても気に入りました。始まってもいないのに(≧∀≦)

 というか、こういう開演前の雰囲気とか、隊員の皆さんとの距離の近さだとか、そういった全てのことをひっくるめて、ランチタイムコンサートなんだな、と思いました。

 私たちも、それぞれ持参した軽食を取ることにし、ステージに向かって右前方に置かれたベンチに腰掛けて、いただきました。食べていると、食事を終えたのか、フルート奏者の目黒渚さんたちが戻ってくるのが見えました。私たちのベンチの後ろを通って控え室に入られるのでしょう。

 すると、私たちの向かい側、つまりステージに向かって左前方側から色紙を手にした女性がスタスタとこちらへ向かって歩いてきます。そして、私たちの座るベンチの左側を通り後方へ。そこへちょうど通りかかった目黒渚さんをインターセプトし、ご挨拶をしてサインをいただいています。なるほど、今こそが絶好のチャンスなのだと思い、私たちも、三宅さんをベンチの後ろで捕捉すべく、色紙やサインペンの準備をして待ちました。

 あ、三宅さんグループが戻ってこられるのが見えます。いよいよだな、と互いに目配せしながら待ち、ふと三宅さんの方を見ると、なんと、50メートルくらい先で、すでにインターセプトされているではありませんか。

 これはまずい(≧∀≦) ここで待っていても無駄だ。あそこに行かなければ。ということで私たちは、インターセプトの現場に向かいます。まだ、会場内の皆さんはあまり気づいておられなかったため、私といかづちさんは、確か4番目、5番目くらいに並ぶことができたのですが、その直後に大勢の人が次々と列に並ぶことになりました。

 この会場に来るまで、全く想定していなかった展開になってます。

 目の前に、にこやかにファンの方と談笑する三宅由佳莉さんがおられ、ちょっと順番を待てば、直接ご挨拶ができる段取りになっているのです。自分でも、その展開がまだよく飲み込めないうちに事態だけが進んでいます。おーい、大丈夫か。

 最初の方のご挨拶が終わり、2番目の女性が、持参した三宅さんのCD4枚くらいにそれぞれサインをいただいています。ジャケットの色合いがそれぞれ異なりますので、その女性ファンの方と一枚一枚、何色のサインペンを使うかとか、どの辺にどのようにサインするか、日付はどうするか、など丁寧に応対されています。三宅さんのこのようなシーンはもちろん始めて拝見するのですが、本当に細やかな気遣いをされる方なんだなと関心するばかりでした。

 そして、ついに私と三宅由佳莉さんの間には誰もいなくなりました。

 「海上自衛隊OBの〇〇です」と、まっすぐ三宅さんの目を見ながら自己紹介しました、そこまでは上出来ですし、自分でもよく覚えています。でも、そのあと何を言ったのかさっぱりです(≧∀≦) 気づいたら色紙にサインを書いていただいていました。

 皆さん、これがそのサインなんです。本物です。合成じゃないです。

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 このサインを掲げて、一緒に写真も撮らせて頂きました。

 三宅由佳莉さん、ありがとうございました。

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 全く信じられない展開ですが、全ては斎藤さんの「持ってきました?」から始まったことです。斎藤さんありがとうございます。

「叩けよされば開かれん」は今回も活きていました。

 そして「プランB」です。

 いかづちさんも、サインを頂き、プランBをお願いしたところ、快諾いただきました。その写真がこれです。

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 バリピルさん、「プランB」いただきました(╹◡╹)

 三宅由佳莉さん、お礼の言葉もございません。本当にありがとうございます。

 今回の演奏会では、演奏以外の部分で書くことがたくさんあります。ありすぎて1本の記事では書ききれないので、とりあえず、第1段をここまでとさせていただきます。

 次回も乞うご期待。