あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

長崎合同演奏会での東京音楽隊

 去る7月20日(土)に長崎ブリックホールにおいて、陸海空自衛隊セントラルバンドが一堂に会して行われる、年に一度の大イベント「三自衛隊合同演奏会」が開催されました。台風5号による荒天の影響が心配されましたが、多くのファンが詰めかけ、大盛況だったようです。

 この演奏会をご覧になった大村の「yuko maeda」さんが、ツイッターに演奏会の様子を呟いて下さいました。

  パンフレットの写真が載っていますが、「令和元年度」の文字も眩しく、良い記念になりそうですね。今回会場で演奏会をご覧になった皆さんがとても羨ましいです。

 いつものように開演前の念入りなハープのチューニングをされる荒木美佳さんの写真が掲載されていましたので、yukoさんにお願いして、当ブログへの転載許可をいただきました。私もチューニングをされているところを撮影しようと何度か試みたことがあるのですが、これがなかなか難しいのです。成功したことはありません(≧∀≦)

 この写真を拝見して、あぁ、よく撮れたなぁと感心し、是非このブログで紹介したくなったというわけです。多分、右の方では岩田有可里さんがコントラバスのチューニングをされているのではないかと思います(╹◡╹)

f:id:RetCapt1501:20190723003045p:plain

 さて、演奏会の細部はわかりませんが、昨年の川越での合同演奏会を参考にするならば、第1部は、陸海空それぞれのセントラルバンドによる単独演奏が2曲づつ行われ、そのうち1曲はそれぞれの歌姫の歌唱が披露されたのではないかと思われます。

  下の写真は防衛省ツイッターで公開した写真ですが、陸上自衛隊中央音楽隊の演奏風景ですので、第1部でしょう。指揮台の上には中央音楽隊長の樋口孝博・1等陸佐(こちらも樋口隊長です)が立たれ、松永美智子さんがスタンドマイクの前で歌ってらっしゃいます。昨年は、バンドのど真ん中での歌唱でちょっと驚きましたが、今回はスタンダードスタイルだったようです。

Image

 そして、私が注目したのは以下3枚の写真です。我らが樋口好雄隊長が指揮台の上で舞うように指揮されていますが、バンドのメンバーをよく見ると、東京音楽隊だけでなく、陸自中央音楽隊、空自航空中央音楽隊の皆さんが勢揃いされています。

 そうです、これは第2部の合同演奏の様子ですね。そして、その指揮を樋口好雄隊長が務めているということは、今回の合同演奏会のホストバンドが海上自衛隊東京音楽隊だったのだと思います。つまり、第1部の単独演奏は東京音楽隊が口火を切る形となったのでしょうし、開演時の君が代吹奏も当然東京音楽隊だったのでしょう。中川麻梨子さんによる独唱が行われたかどうかはわかりません。昨年は航空中央音楽隊による吹奏のみで、森田早貴さんの独唱はありませんでした。

(中川さんの独唱があったそうです←MIZUHOさん情報=コメント欄参照)

Image

  樋口隊長、舞ってますね。動画があればいいのですが、合同演奏会の動画って見たことないですよね。出せない理由があるのかな? それとも私が発見できてないだけなのでしょうか。

Image

  最後の写真です。3隊の隊旗も含め、ステージ全体を収めた写真ですが、隊員の皆さんが米粒のように小さくなってしまいました。それでも、右端のコントラバス奏者が岩田さんであることだけはわかります(╹◡╹)

 今回、東京音楽隊は東音だけが着用するタキシードタイプの試行演奏服のようです。

Image

 今回は、自分で聴くことはできませんでしたが、ツイッターなどへの投稿から、素晴らしい演奏会であったことがよく伝わってきますし、昨年の川越での経験からも、その迫力と感動は容易に想像できます。

 それにしても、荒木美佳さんのハープソロ。昨年12月、すみだトリフォニーホールでのハートウォーミングコンサートで拝聴しましたが、今回の演奏も聴きたかったです。いつかまた、そんな機会があるといいなと思います。

 何しろ自分が聴いたわけではないので、内容に踏み込むことができませんでしたが、今回の合同演奏会の様子をまとめてみました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【追記】

 この記事をアップして程なく、「MIZUHO」さんから、演奏会の様子についてコメントをいただきました。下のコメント欄をご覧ください。横野和寿さんが1等海曹に、また藤沼直樹さんが2等海曹に昇任されていたそうです。

ちなみに、ハリファックスでの野外演奏会の写真で、ファゴットの松本理沙さんが3等海曹に昇任されているのは確認しています。皆さんおめでとう御座います(╹◡╹)

グアテマラに響く行進曲「軍艦」

 先回、「応援してます」さんからの情報提供によりグアテマラ国立劇場でのジョイントコンサートのフル動画の存在を確認し、三宅由佳莉さんが歌われた「Time to Say Goodbye」をトリミングした動画をアップしたことを報告しました。

 今回は、同じ動画から、練習艦隊音楽隊とグアテマラ国軍軍楽隊の合奏による行進曲「軍艦」の動画をご紹介したいと思います。

 このジョイントコンサートは、グアテマラの軍隊記念日(6月30日)を祝う一環として毎年行われている記念演奏会なのでしょう。そこに、練習艦隊音楽隊が出演しての合同コンサートになった意味は大変大きいと思います。

 演奏会のあと、おそらく国立劇場内において開催されたと思われる、大統領主催レセプションに、練習艦隊音楽隊の皆さんが招待されたことが、そのことを雄弁に物語っています。三宅由佳莉さんが大統領閣下と談笑する様子は先回の記事で報告したとおりです。画面の中の全員が注目しています。三宅ファンとしては大変誇らしいシーンですよね。

f:id:RetCapt1501:20190708235413j:plain

 さて、「応援してます」さんから情報提供をいただいた件の動画ですが、三宅ゆかりさんの「Time to Say Goodbye」の後に両国軍楽隊の合奏による行進曲「軍艦」が収録されていました。

 もちろん両国軍楽隊はともにプロ集団ですから、楽譜を見れば演奏はできます。でも、文章で言えば行間の意味をどう解釈するのかとか、楽譜上の記号だけでは表現できない部分について、指揮者はどう考えているのかなど、細部にわたる意識合わせが必要なんだと思います、素人考えですけど。

 この演奏会は、入港した翌日に行われていますから、そのような意識合わせ、音合わせの時間は極めて限られていたはずですが、やっぱり流石ですね。きちんと音を作り上げています。もちろん、海上自衛隊の音楽隊だけによる演奏とは趣が少し違いますが、そこは精神文化の違いの折衷だったのではないかと推察します。一言で言うと、少し緩めの演奏かな、と言う印象です(すみません、素人の印象です(≧∀≦))。でも、このように、他国の軍隊とこの曲を合奏することの意味が大きいのだと思いますし、貴重な記録として残すことができて、私は幸せです。聴いてみてください。

www.youtube.com

 動画をご覧になってすぐに気づかれたと思いますが、三宅由佳莉さんがシンバルを手に演奏に参加されています。「Time to Say Goodbye」の歌唱から、衣装をメスドレスタイプに着替えてらっしゃいますので、その姿でのシンバル演奏です。

 三宅由佳莉さんがシンバルを演奏する動画自体が貴重である上、この服装でのパーカッション演奏もとても貴重です。各音楽隊の動画を見てもわかるとおり、クラリネットやフルートなど木管楽器の女性奏者はメスドレスタイプの演奏服を着用しますが、パーカッションパートの女性隊員は通常着用しません。画的にとても貴重だと思います。

f:id:RetCapt1501:20190721184629j:plain

 私は音楽の素人ですし、シンバルの演奏など全くわかりませんが、それでも、この動画を見ると、三宅由佳莉さんが、練習艦隊に配属される前にパーカッション奏者として、相当の訓練を積んでこられたに違いないと思いました。シンバルの演奏の技は色々あるのだと思いますが、音を長引かせないよう制振する際には自分の胸に押し当てて音を止めます。そんな動作が迷いなく自然にできているのがよくわかります。

 この動画では、行進曲「軍艦」の「海行かば」パートが終わり間奏に入る際のシンバルの見せ場で、三宅さんの演奏が映っていないのが残念ですが、こうして演奏されている様子を記録することができただけでも良かったと思います。

 

練習艦隊音楽隊、マレコン2000での演奏会(エクアドル)

f:id:RetCapt1501:20190722012455j:plain

 昨日、「エクアドルでの三宅由佳莉さん」という記事を書きました。

 青年海外協力隊としてエクアドルにお住いのYoshitaka Furusawaさんから提供された情報に基づき、グアヤキルの「マレコン2000」で行われた練習艦隊音楽隊の演奏会の様子を紹介したものです。

retcapt1501.hatenablog.com

 ところが、記事をあげたあと、当ブログチームのハンター「すぎ」さんから、そのライブの動画があるよ、との情報をいただきました。よく探し出せたものだと思います。何しろ動画のタイトルは「armada japonesa en ecuador - エクアドル武装した日本人のライブミュージック」となっています。アップ主様が、スペイン語のタイトルをグーグル翻訳にかけて日本語のタイトルをつけて下さったのだと思いますが、「日本の軍人」となるべきところ「武装した日本人」になったのでしょう。なんだかテロリスト集団の路上ライブみたいですね(^ ^)

 それはともかく、このタイトルの動画を検索でヒットさせるのですから「すぎ」さんのスキルは普通じゃないです。いつもありがとうございます。

 さて、動画は、このライブ全体ではありませんが、「君の瞳に恋してる」の素敵な演奏を収めています。三宅由佳莉さんは向こう側からこちらを向いて、どうやらシェイカーを振っておられるようです。お楽しみください。

www.youtube.com

 アップ主の方には、動画をアップして下さったことへの謝意と、三宅由佳莉さんの歌を収録した動画があったらアップして欲しい旨を伝えてありますので、ひょっとしたら追加動画が上がるかもしれません。

 「すぎ」さんは、他にも練習艦隊のグアヤキル寄港時の写真をたくさん見つけて下さいました。その中から一枚。音楽隊のライブの前に行われた空手の展示の写真です。

 「すぎ」さんによると「三宅由佳莉さんも写って」いるとのことでしたので、よーく見ると、ちょうどど真ん中にこちらを見ている姿がありました。きっと、空手の展示にも出たいと思っておられるに違いありません。でもそりゃ無理だ。

 と言うことで、今回は、「すぎ」さんがハントして下さった貴重な動画と写真を紹介させていただきました。

エクアドルでの三宅由佳莉さん

 グアヤキルエクアドル)滞在中の、練習艦隊音楽隊や三宅由佳莉さんの情報が全く得られないことは、先ほどアップした「三宅由佳莉さんの遠洋練習航海(第6レグ)」でも申し上げたとおりですが、記事をアップした後、意外なところから情報が入りました。

 私が運営するYouTubeチャンネルに並ぶ動画の中で、桁違いの人気を集めている一本があります。それは、2015年4月16日にテレビ東京で放映された「木曜8時のコンサート」に東京音楽隊が出演し、三宅由佳莉さんが美しく歌い上げた「旅たちの日に」を録画したものです。

www.youtube.com

 もちろん私が録画したものではありません。他の動画投稿サイトにアップされていたものを私が自分用にダウンロードしておいたのですが、いつの間にか元動画が削除されてしまったのです。この素晴らしい動画を、後に続く三宅由佳莉ファンがご覧になれないのはあまりにも忍びなく、厚かましくもアップさせていただいた次第です。やはり素晴らしいと感じてくださる方が多く、現時点での視聴回数は270万回を超えています。

 さて、この動画に先ほど一つのコメントが寄せられました。Yoshitaka Furusawaさんからのコメントです。

この人は本当に素晴らしい。 日本の誇り。 先日エクアドルにも来航されて歌を披露してたが圧巻だった。 現地人からもアンコールをもらいかなり称賛を受けていた。 日本の宝。

 お分かりでしょうか、この方は、グアヤキルでの練習艦隊音楽隊の演奏会を現地でご覧になったに違いありません。そこで、反応があるかどうかわかりませんでしたが、次のように返信してみました。

Yoshitaka Furusawaさん、コメントありがとうございます。エクアドル在住の方ですか?私は、このチャンネルを運営しつつ、三宅由佳莉さんメインのブログを書いているのですが、実は、練習艦隊のグアヤキル寄港時の情報が全く得られず途方に暮れていました。いただいたコメントが唯一の情報です。何を歌われたのか、ご教示いただけると幸いです(╹◡╹)

 すぐに回答がありました。

1501RetCapt、私は現在青年海外協力隊エクアドルに来てる者です。 涙そうそう君が代など、その他はラテンアメリカエクアドルで有名な曲をスペイン語で歌われていました。 すみません、正確には覚えていません。。

 なんと、青年海外協力隊の方でした。故国を遠く離れてのお勤めに対し、日本国民の一人として感謝と敬意をお伝えしました。三宅由佳莉さんの歌声がFurusawaさんの心に響き、明日への活力となったのならば、三宅ファンとしてこれほどの喜びはありませんよね。正確には覚えていないと恐縮されていますが、もう十分すぎる情報です。心より感謝申し上げたいと思います。

 

 三宅由佳莉さんは、グアヤス河畔の「マレコン2000」という野外催事場というか横須賀のヴェルニー公園のようなところで行われた演奏会で、何曲もの歌を披露されたようです。

f:id:RetCapt1501:20190721142458j:plain

↑↑↑マレコン2000(写真提供:トリップアドバイザー)

 

 「君が代」や「涙そうそう」などの日本の歌の他に、ラテンアメリカで人気の曲をスペイン語で歌われたとのこと。圧巻のステージにアンコールを求められたことなど、動画も静止画もありませんが、その様子はありありと目に浮かびます。

 いずれ、なんらかの画像情報が出てくるのではないかと思いますが、とりあえず、貴重な情報をいただいたことを報告しておきます。 

 

三宅由佳莉さんの遠洋練習航海(第6レグ)

 先週はちょっと多忙で、なかなか記事が書けなかったのですが、私がボケボケしているうちに、練習艦隊はエクアドルでの日程を終え、7月17日(木)にグアヤキル港を出港して、次の寄港地であるメキシコのマサトランに向かう第6レグを航行中です。

f:id:RetCapt1501:20190720233019j:plain

 前回のレグと違って、かなりの距離を進出しなければなりません。SOAを12ノットで切ると、8日後の入港は結構ギリギリです。ちなみにSOAとはSpeed of Advance、進出速力のことです。艦の速力計に表示される速力は、あくまで「対水速力」ですから、12ノットで航行していても、海流や風の影響で対地速力は10ノットになったり15ノットになったりします。これでは航海計画が成り立ちませんので、海図上で発航地から目的地までの航程を、単位時間(例えば1日)あたりに進出すべき距離で刻みます。その作業を、設定した進出速力が12ノットであれば「SOA12ノットで切る」と表現しています。そして、航行中は常に艦位(現在位置)を把握し、進出計画との遅れ進み(つまり海流や風など外力ベクトル)を計算して対水速力を増減しながら進出することになります。

 ところで、グアテマラでの豊富な情報に比べると、ペルーでは、入港当日の動画配信がとても早かったものの、その後の情報発信は限られたものになってしまいました。それでも、書き手心を刺激する動画や静止画がいくつかありましたので、今総括記事を書いているところです。

 エクアドルでは…一切の情報が見つかりませんでした。大使館のホームページには練習艦隊公式サイトのリンクが貼ってあり「このサイトで逐次画像などが提供されます」と、完全丸投げwです。

 確かに逐次アップされていますが、エクアドルでの写真は、「いなづま」乗員の皆さんによる活動だけが公開されており、音楽隊の写真は皆無です。

 でも、そんな「いなづま」乗員の皆さんの写真を一枚一枚見ていくと、どれも皆素敵な写真ばかりです。中でも、私の目を釘付けにした一枚をご紹介します。現地の子供達に折り紙の折り方を教えながら親善交流を図るボランティア活動中のシーンだと思われます。小学生でしょうか、愛らしい笑顔の女の子たちの間に座る乗員の、それこそこぼれおちそうな満面の笑顔に、見ている私まで笑顔になってしまいました。いい表情ですよね。おそらく、言葉は全く通じないんだと思いますが、心は完全に通じ合っている、そんな風に感じられ、見る者 の心を幸せで満たしてくれる一枚ではないでしょうか。

f:id:RetCapt1501:20190721001218j:plain

 ただでさえ長期行動が増え、超多忙な護衛艦隊ですが、それでも遠洋練習航海への参加を希望する者が少なくないのは、こういうところに理由があるのかも知れません。子供達はその国の未来です。練習艦隊の滞在が極めて限られた日数であることは確かですが、そのインパクトは大きく、毎年寄港地ごとに行われるこうした活動が、将来の二国間関係に良い影響を及ぼさないはずはありませんよね。

 今回は、タイトルにも関わらず三宅由佳莉さんは登場しませんでしたが、練習艦隊の活動の一端をご紹介することができてよかったな、と思います。

三宅由佳莉さんのTime to Say Goodbye@グアテマラ国立劇場(2)

f:id:RetCapt1501:20190720165657j:plain

 先日、「三宅由佳莉さんのTime to say Goodbye@グアテマラ国立劇場」という記事を書きました。同劇場で行われた、グアテマラ国軍軍楽隊と練習艦隊音楽隊のジョイントコンサートにおいて、三宅由佳莉さんが「Time to say Goodbye」を歌われている様子を撮影したスマホ動画がアップされているとの情報を「すぎ」さんからいただき、「いかづち」さんからはその動画へのリンクを提供していただき、それを紹介する形で書いたものです。併せて、演奏会後に行われた大統領主催レセプションの席上での三宅さんの様子なども取り上げました。

retcapt1501.hatenablog.com

 そして、画像・動画情報がとても豊富だったグアテマラ滞在中の練習艦隊についてはもうめぼしい題材は出てこないだろうとの判断から、「総括」記事を、つい先日書いたばかりです。

retcapt1501.hatenablog.com

 ところが、2日ほど前、その記事のコメント欄に「応援してます」さんから、新たな情報をいただきました。提供されたリンクを辿ると、なんと、グアテマラ国立劇場でのジョイントコンサートのフル動画がアップされていました。そして、その動画の後半に、メスドレスタイプの演奏服での三宅由佳莉さんの「Time to say Goodbye」がきちんと収められていました。私のYouTubeチャンネルをご覧になっている方は既にご存知だと思いますが、昨夜仕事から戻ってから、急ぎこの曲だけをトリミングした動画をアップしました。是非ご覧になってください。

www.youtube.com

 先回記事でのスマホ動画でも十分その素晴らしさは伝わってきたのですが、この動画では、三宅由佳莉さんの表情もよくわかり、貴重な記録になると思います。

 元動画には、その他にも皆さんと共有したいシーンがいくつもありましたので、改めて編集した上でご紹介したいと思います。お楽しみに。

東京音楽隊の当面の予定(2019年7月20日現在)

 このところ、練習艦隊の動向や訪問先での演奏会の様子や、東京音楽隊ハリファックスでのタトゥー出演に関する記事が続きました。何しろ、東京音楽隊の海外公演だけでも注目の大イベントで、鵜の目鷹の目になってしまうのに、それと並行する形で、三宅由佳莉さんが配属された練習艦隊が北南米各国を訪問し、現地での演奏会や各種交換行事で、三宅さんが歌を披露されている情報が断片的に入ってくるものですから、記事の流れも当然そうなります。

 ついつい目が海外にばかり向いてしまいますが、この辺で、国内での演奏会について当面の予定を抑えておきたいと思います。先月書いた「東京音楽隊の当面の予定(2019年6月13日現在)」のフォローアップになります。

retcapt1501.hatenablog.com

 

 まず、陸海空自衛隊合同コンサートですが、本日(7月20日)、長崎ブリックホールで開催されています。台風5号の影響で、これから夕刻にかけて大雨が予想されているのが気になりますが、第一回公演はすでに開演時刻を過ぎていますので、会場に入られたみなさんは、素晴らしい演奏会を楽しんでおられることでしょう。

f:id:RetCapt1501:20190710012243j:plain

 今回の合同演奏会では、荒木美佳さんによる「ハープ協奏曲」のソロ演奏が予定されています。昨年12月のハートウォーミングコンサートで、私も拝聴しましたが、文字通り心温まる素敵な演奏でした。会場に足を運ばれた皆さまにとって、良い思い出になることは間違いありません。

 陸海空のセントラルバンドが一堂に会する合同コンサートは、本当に豪華です。チケットを手に入れられた幸運な皆さま、どうか贅沢な時間をお楽しみください。

 

 このあと、明後日(7月22日)には、博多港開港120周年記念式典において、東京音楽隊のコンサートが予定されています。

f:id:RetCapt1501:20190611234110j:plain

 このコンサートについては、先日東京音楽隊を見学させていただいた際、音楽科長の本田2尉からもお聞きしていましたが、本当に全国から夥しい出演依頼が殺到しており、スケジュールを調整するのが大変みたいです。その意味で、合同演奏会の直後に予定されていたことで、東京音楽隊のスケジュールを抑えることができた博多港開港記念式典は幸運だったということが言えると思います。

 

 そして、すでに申し込みは締め切られましたが、8月5日には、「青少年のためのサマーフェスティバル2019」が、なんと東京音楽隊の奏楽堂で行われます。

 東京音楽隊の本丸での演奏会と体験イベントですから、ファン垂涎の催し物なのですが、自衛隊入隊適齢者のみを対象としていることから、このブログをお読みの方のほとんどは対象外と推定されます。でも、このイベントの様子なども東京音楽隊のホームページなどに紹介されることでしょう。それらについて、改めて記事を書ければと思います。

f:id:RetCapt1501:20190612002410j:plain

 

 そして、8月には、秋田から岩手にかけての東北ツアーが予定されていると、先日の東京音楽隊見学の際にお聞きしました。あまり早い段階で記事にすると、現地の地方協力本部にご迷惑がかかるかもしれないとの本田2尉のアドバイスもありましたので、控えていましたが、もうそろそろ大丈夫でしょう。

 と言いますか、秋田についてはもうすでに応募始まってますし。

 まず、秋田県由利本荘市で行われる「海上自衛隊東京音楽隊 ガダーレ大演奏会」です。8月25日(日)に同市文化交流館 ガダーレの大ホールで開催されます。

 現在応募受付中で、7月26日(金)が締め切りですから、現地に赴くことができる方は忘れずに応募してください。

f:id:RetCapt1501:20190720145343p:plain

 岩手公演については、ネットで検索してもヒットしません。確かに秋田と岩手の公演が8月に行われると聞いたと思います。現地ではなんらかの情報があるのかもしれませんが、現段階では不明です。

 

 そして、9月14日(土)には昭和女子大学人見記念講堂での第60回定例演奏会が予定されています。

f:id:RetCapt1501:20190612003203j:plain

 すでに募集が開始されています。8月4日(日)必着ですので、希望される方はお早めに応募してください。東京音楽隊のホームページに公開された応募要領は以下のとおりです。

f:id:RetCapt1501:20190720151130j:plain

 

 10月14日(月・祝日)には、自衛隊観艦式が行われ、12日(土)、13日(日)には事前公開という名の総合リハーサルが行われます。東京音楽隊による艦上での演奏会なども行われるでしょうし、1週間ほどの間、フリートウィークとして横浜など、観艦式参加艦艇が停泊する港において観艦式付帯行事が行われることにナルト思います。

 まだ詳細は発表されていませんが、楽しみですね。なお、観艦式の乗艦券への応募は8月1日からとなっています。その頃には付帯行事の詳細も明らかになるのではないでしょうか、もう少しですね。

 

 まだまだ、予定はたくさんありますが、「当面の予定」ということで、今回はここまでとします(他に書き残し記事がたくさんあるものですから(≧∀≦))