このシリーズも、2012年分を最後に、長らく手つかずの状態でしたが、音楽隊の演奏会が相次いで中止となり、再開の目処も立たない状態で、思いもかけず余裕ができたものですから、完結に向けて注力することにしました。
ただ、予想されたこととは言え、2013年は、このブログ始まって以来の1万6千文字にも及ぶ長い記事になってしまいました。もともと、ネット上に無秩序に散在している三宅由佳莉さんの情報を整理するとともに、散逸し消えていく情報を何とか形にとどめて、今後新たにファンになる皆さんの僅かばかりでも助けになればとの思いで始めた自己満足シリーズです。時間に余裕のある方以外はお読みにならない方がいいかも知れません。
2013年は、三宅由佳莉さんを全面フィーチャーした、事実上のデビューアルバム「祈り〜未来への歌声」がリリースされ、「自衛官がメジャーデビューする」という、それまでの常識では冗談としてさえ語られたことのないような、およそ意味不明な事態が起きた画期的な年です。
そこに至る経緯は、実に多くの偶然が重なったという他ないのですが、どんな条件が揃ったとしても、実に不思議な魅力に満ちた、三宅由佳莉さんという稀有のキャラクターがいなければ、このような新展開は起こり得なかったことだと思います。
そんな2013年のレビュー記事を書くにあたり、かなりの時間をかけて、ネット上の情報を拾い集めてみましたが、時間とともに消えゆく情報のなんと多いことかと嘆くこと頻りでした。それでも、やはりこの画期的な年は、私が把握できただけでも相当に過密なスケジュールとなっています。
記事を読まれた方の中に、情報をお持ちの方、あるいは何らかの記事や写真をご覧になった方がいらっしゃいましたら、記事末尾のコメント欄、あるいは私のツイッターにDMを頂けると幸いです。
02月17日(日)第52回定期演奏会(東京オペラシティコンサートホール)
オペラシティの過去ログによると、この日の演奏会は
となっています。太田さんは、やはりピアニストとして地位が確立した人なんだなとこの書き振りを見て、改めて思わされます。すごいですね。そして、この日のコンサートは、太田さんをフィーチャーした内容だったことが伺われます。
また、三宅由佳莉さんは、すでにネットを中心に人気が広がっていましたが、未だ揺籃期にあり、「東京音楽隊と言えば・・」という存在にまではなっていなかったことも伝わってきます。
2月24日(日)平成24年度3自衛隊合同コンサート(アクトシティ浜松大ホール)
この演奏会では、第1部で、陸海空それぞれのセントラルバンドが2曲づつ演奏を行い、第2部では合同演奏を披露しました。東京音楽隊は、河邊一彦隊長(当時)の2作品を演奏、2曲目は、三宅由佳莉さんによる「祈り〜a prayer」でした。
詳細は下のバナーからどうぞ。
03月期日不明 CH8スーパーニュースで紹介
期日は不明ながら、スーパーニュースで三宅由佳莉さんが取り上げられたのをご覧になって、感動された方のブログ記事です。こんな風に、偶然テレビで見かけてファンになった方がたくさんいらっしゃるのだと思います。記事へのリンクです。
03月10日 第16回「饗宴」に出演
文京シビックホール・大ホールで開催された、第16回「饗宴」。
「饗宴」とは、吹奏楽のアイデンティティーについて考えを深め、広く音楽界にアピールすることなどを目的として、すべてボランティアで運営されている演奏会なのだそうです。毎年、何組かの吹奏楽団が出演し、未発表の邦人作品を「初演」し、その演奏内容を収録したCDが発売されるという、吹奏楽界の力を掘り起こし、盛り上げていく企画だと理解しました。この年の演奏曲目に、河邉一彦さんの作品である「嵯峨野〜ソプラノと吹奏楽のために」が選ばれました。流石に当事者は演奏しないという作法なのでしょうか、水科克夫隊長指揮のもと、航空自衛隊航空中央音楽隊が演奏してくれましたが、ソプラノは我らが三宅由佳莉さんでした。
曲、演奏、歌唱とも、バンドジャーナルでの評価も高く、素晴らしいできだったようです。この日の演奏が収録されたCDです。
06月08日(土)「2013白瀬・南極フェア」での演奏会
秋田県にかほ市で行われた「2013白瀬・南極フェア」で、海上自衛隊東京音楽隊は大トリを務めました。milura000318さんがアップして下さった動画がありましたので、埋めます。三宅由佳莉さんはMCを務めてらっしゃいますが、歌声も聞けますよ。
06月09日(日)ふれあいコンサートin秋田(秋田県民会館)
地本の過去ログに予定が記載されていましたが、このコンサートに関する情報を発見することができませんでした。当日会場に足を運ばれた方がいらっしゃいまいしたら、どんな感じだったか、コメントをいただけると幸いです。
06月10日(月)東京音楽隊コンサート(アトリオン/秋田市)
秋田市では、6月9日、10日の二日に渡りコンサートが行われたようなのですが、この演奏会も情報が見つかっていません。
秋田公演に併せて、地元ラジオ局ABS(秋田放送)の番組に三宅由佳莉さんが出演されました。放送内容の音源はありませんが、番組のブログ記事が残っていたので、リンクを貼っておいたのですが、いつの間にか記事自体が削除されてしまったようです。残念です。
06月12日(水)ふれあいコンサートin盛岡
18:30から盛岡市民文化ホールで、東京音楽隊のふれあいコンサートが行われました。動画は残されていませんが、このコンサートに行かれた方のブログから、写真と感想を拝借します。
「とても想いのこもった歌声や演奏の数々に胸が打たれ、感動で幾度も涙が流れました。一緒に行った皆様方も、同じ事をおっしゃっておりました。本当に来て良かったです(^^)」
06月13日(木)ふれあいコンサートin久慈
18:30から、久慈市文化会館(アンバーホール)で「ふれあいコンサートin久慈」が行われました。このコンサートについて、今のところ情報が見つかっていません。
18:30から、宮古市民総合体育館シーアリーナで「海上自衛隊東京音楽隊演奏会in宮古」が行われました。演奏会全体の動画はありませんが、三宅由佳莉さんがスキャットで参加された「マイウェイ」と、ボーカルを披露された「祈り〜a prayer」の動画がありましたので、二つ埋めておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=RSd6MuS8Fvw
なお、この時の「祈り」について書いた記事がありますので、リンクを貼っておきます。
06月15日(土)東日本大震災復興祈念演奏会in遠野
18:30から遠野市民センターで「東日本大震災復興祈念演奏会in遠野」が行われました。公演全体が収録された動画はなかなかないなか、下の動画は、東京音楽隊の地方公演の様子を知ることのできる貴重な資料だと思います。
東京音楽隊の演奏の素晴らしさだけでなく、地元への暖かい気配りが随所に感じられます。川上良司さんの「遠野物語」「この国は」など大変素晴らしく会場は盛り上がりました。そして、三宅由佳莉さんですが、20:00頃から「My luxuary night」でしっとりした大人の恋を歌いあげます。
そして絶大なアンコールの呼び声に応えて歌われた「祈り〜a prayer」ですが、荒木美佳さんのナレーションの時から、太田紗和子さんのピアノが静かに雰囲気を作って行きます。そして、その太田さんのピアノによる美しいイントロから入るフルバージョンの「祈り」は、会場を感動で充します。
この時の「祈り」が一番じゃないか、という意見が結構聞かれます。
遠野市のホームページにもこの演奏会のことが掲載されています。本当に記憶に残る素晴らしい演奏会だったことがわかりますね。
06月19日(水)ふれあいコンサートinいわき(いわき芸術文化交流館マリオス)
この演奏会については福島地方協力本部のホームページに簡単な記事がありました。
この記事では、福島県出身の隊員によるクラリネット演奏があったとあり、小さいながら写真も掲載されているのですが、おそらく現在のコンサートマスター、横野和寿さんではないでしょうか。
また、「自衛隊音楽隊で唯一の声楽専門の隊員による歌声には…」と記載されており、まだ、「三宅由佳莉」という名前がメジャーではなかったことが窺い知れて興味深いです。
07月(期日不明)気仙沼大島での慰問演奏会
2020年7月20日に、軍事フォトジャーナリスト菊池雅之さんのYouTubeチャンネル、KIKU Channelにアップされた海上自衛隊音楽隊を紹介する動画の中で、気仙沼大島での慰問演奏会で、三宅由佳莉さんが「祈り」を歌われる様子がフルバージョンで公開されました。これまで拝見したことのない動画ですので、是非ご覧になってください。
この演奏会については、なかなか情報が見つからなかったのですが、これまでも何度か拝読したことのある「こんなの聴いてきましたよ?」というブログに詳細な報告記事が掲載されていました。このブログは、専門的な視点を持ちながらも気楽に読めるような文体で書かれていて、とても参考になります。
この演奏会では、三宅由佳莉さんは、石川啄木の「初恋」を披露されたのですが、ブログの中で、次のように書かれています。
「初恋」は石川啄木の短歌に曲をつけた日本歌曲。
声楽の発声で日本語を歌うというのはなかなか難しくて、プロの声楽家(オペラ歌手)でも「なんて歌っていのかわからん」というのがわりとあります。
なので唱歌のようなものではなく、わざわざ歌曲で日本の歌を演奏しようというのは一種の挑戦だなと思うわけですが、逆を言えばヴォーカリストのいる東音だからできる挑戦なわけで、そういう意味では3曲の中ではこの曲が一番東音らしい選曲といえるかもしれません。
とのことです。私にはよくわかりませんが、歌唱と歌曲というものは根本的に違うものらしいです。少しは勉強しなきゃな(≧∀≦)
記事全体は、下のリンクからどうぞ。
08月02日(金)千葉県君津公演
この演奏会に関する情報は、残念ながら見つけることができませんでした。
08月06日(火)火曜コンサート(さいたまスーパーアリーナ けやき広場)
現在、東京音楽隊はこのコンサートに参加していませんが、この当時は火曜から木曜までの3連戦だったようです。残念ながら、この年の火曜コンサートに関する情報も見つかりませんでした。
08月07日(水)水曜コンサート(赤坂新国際ビル)
この年の水曜コンサートを撮影した動画がYouTubeでは見つかりません。他の年は、多くの方が撮影した動画をアップされているのに、不思議です。「祈り」という曲がセンセーションを巻き起こしていた最中ですし、このコンサートでも歌われることが当然期待されていた筈なのですが。見落としているのかな。
そんな中で、一風変わった動画がありました。このコンサート全体をイメージビデオ風に編集したもので、音楽隊の演奏や川上さん、三宅さんの歌声は入っていませんが、全体の雰囲気をいい感じで伝えています。
08月08日(木)木曜コンサート(新宿三井ビル55広場)
木曜コンサートについても、全編動画は見つかりませんでしたが、三宅由佳莉さんの歌にフォーカスした動画が3本ほどアップされていましたので、それらを埋めさせていただきます。
08月24日(土)、お台場の日本科学未来館での演奏会
この演奏会がどのようなものなのか、全く情報がないのでわからないのですが、この年の東京音楽隊は、あらゆる方面からの出演依頼を捌くのに必死だったと思います。でも、その時の奮闘が現在の高いステータスを創り上げたのも確かでしょう。
この演奏会で「コクリコ坂から」のテーマをしっとりと、そしてとても丁寧に歌われる三宅由佳莉さんの動画があります。
08月25日(日)横浜防災フェア2013 東京音楽隊スペシャルライブ
横浜のみなとみらい地区にある赤れんがパークで開催された、横浜防災フェア2013に東京音楽隊の小編成ユニットが出演し、三宅由佳莉さんも歌を披露されました。この催しは、ラジオ中継され、多くのみなさんがお聴きになったようです。
この時の様子を収めた動画がありましたので埋め込みさせていただきました。
ボサノバ(イパネマの娘)を歌われるのは珍しいですよね。
08月27日(火)スッキリ生出演
三宅由佳莉さんの事実上のデビューアルバム「祈り〜未来への歌声」リリースを翌日に控え、日本テレビの朝の情報バラエティー「スッキリ」に生出演されました。
とてもハキハキとした受け答えや、立ち居振る舞いがとても爽やかな印象を与えますし、太田紗和子さんのピアノ伴奏で生披露された「祈り」は、時間の関係からか短縮バージョンになってはいましたが、とても感動的です。ご覧になってください。
08月27日(火)産経新聞【きょうの人 三宅由佳莉さん(26) CDデビューする自衛官】
産経新聞のコラムで紹介されました。その記事を紹介したTwitterへのリンクを貼っておいたのですが、そのアカウントが一時停止状態になっています。何があったのでしょうか。残念ながら当該記事に到達することはできません。
いずれにしましても、アルバムリリースの前後は、多くのメディアが注目し、出演頻度も非常に高かってことが窺えます。
08月28日(水) デビューアルバムリリース
デビューアルバムリリースを記念し、東京音楽隊の奏楽堂で急遽、ミニコンサートが開催されることとなりました。ショートノーティスでの開催ということもあり、関係者を中心にごく限られた方々しか足を運ぶことはできなかったと思います。
それでも、このブログをお読みいただいている何人かの方々は、この画期的なコンサートで感じ取ったものを、とても大切にされています。
このミニコンサートの動画を見て、私が感じたことを書いた記事を貼っておきます。ブログを書き始めたばかりで、何もわかっていなかった頃の記事ですので「おや?」と思う部分もありますが、新鮮な目線で書かれているような気もします。
08月30日(金)テレビ朝日モーニングバードでCDデビューの紹介
この番組の動画はありませんが、たまたまこの番組をご覧になった方がご自身のブログにいくつかの場面を撮影した写真を公開してくださっています。テレビで見かけた美女をアーカイブする「TV美女名鑑」と銘打ったブログです。
09月01日(日)「お台場合衆国」最終日に出演
当時、お台場にあるフジテレビの敷地内で夏場に開催されていた視聴者参加型イベント「お台場合衆国」。この年の同イベント最終日である9月1日に、東京音楽隊が出演し、三宅由佳莉さんが歌声を披露されました。8月15日に出演が決まったということですから、随分慌ただしい調整があったものと思われます。
その際の動画がアップされていましたので埋めさせていただきます。動画下には関連記事へのリンクもあります。
09月10日(火)日テレ・NEWS ZEROで紹介
以前は、桐谷美玲さんによる取材VTRが下のURLで見られたようなのですが、現在は飛んで行っても「not found」です。月日とともに消えゆく情報のなんと多いことか。
http://www.ntv.co.jp/zero/mygeneration/2013/09/post-37.html
09月14日(土)第48回定例演奏会(すみだトリフォニーホール)
まだ、定例演奏会そのものの動画を特定していないので(というか、普通ないでしょう(^ ^))、とりあえず、政府インターネットテレビで紹介されていた動画を埋めておきます。開演前の聴衆の皆さんの期待感や、断片的ながら演奏会の様子なども垣間見ることができます。
09月17日(火)某記事がCDチャート1位を伝える
どのメディアが伝えたのか、出典が不明なのですが、この日付の記事を、ご自身のブログに保存してくださっている方がいらっしゃいました。このような形で残されている記事も結構ありますが、多くはどこかへ消えてしまっているようです。
09月20日(金)文化放送の「福井謙二『グッモニ』”エンタメいまのうち”に出演
番組音源は見つかっていませんが、収録後記がアップされていましたので、そのまま転載します。消えてしまわないうちに・・・
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エンタメいまのうちでは、今もっとも注目されている海上自衛官・東京音楽隊のボーカル、三宅由佳莉さんにお越しいただきました。
自衛隊ならやっぱり敬礼だよね!ということで敬礼の仕方も教えていただきました(笑)
海のように広く澄み渡る歌声を、是非聞いてみてください!!
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09月20日(金)読売新聞朝刊のコラム「TOPICS」で取り上げられた。
【「自衛隊の歌姫」クラシックチャート首位】と題したこの記事をスクラップして掲載してくださっている方のブログがありましたので、リンクを貼っておきます。とてもありがたいなと思いました。
hajimevision.blog.so-net.ne.jp
09月23日(月)大宮高校吹奏楽部の演奏会にゲスト出演
埼玉県立大宮高校吹奏楽部第42回定期演奏会(さいたま市民文化センター大ホール)にゲスト出演、その様子がフジテレビのスーパーニュースで報道されました。報道内容は次の通りです。
「スーパーニュースの放送がきっかけでCDデビューした海上自衛隊の歌姫こと三宅由佳莉さんが、さいたま市の文化センターで大宮高校吹奏楽部の定期演奏会にゲスト出演し、高校生らと初共演。「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」や「祈り~a prayer」などの3曲を披露した。」
なぜ、高校吹奏楽部の定期演奏会にゲスト出演を? それはわかりません。おそらく埼玉地方協力本部(地本)の要請に応えたものでしょう。自衛隊内部の関係では、業務支援と被支援の関係に過ぎませんが、外から見ると、「三宅由佳莉さんが高校吹奏楽部の演奏会にゲスト出演」となりますよね。その辺のさじ加減はなかなか難しいのだろうなと想像します。
09月24日(火)NHK歌謡コンサートに出演
Musicman-NET の記事を転載します。記事自体は下のバナーから。
「自衛官唯一のヴォーカリスト、三宅由佳莉(海上自衛隊東京音楽隊)が歌い、海上自衛隊東京音楽隊が演奏したアルバム「祈り~未来への歌声」が、オリコン週間ランキングにて3週連続クラシック部門1位を獲得した。そしてアルバム収録曲の中で東日本大震災の被災者への応援歌として作られたオリジナル曲「祈り~a prayer」への反響が大きく、急遽9月25日にシングルCDとして発売が決定した。
メディアへの露出も多くなっており、9月24日にはNHK総合で20:00より放送される人気番組「NHK歌謡コンサート」に出演して「祈り ~ a prayer」を初めてゴールデンタイムのテレビ番組で披露することも決定しており、これから彼女の歌声がより多くの人に浸透していきそうだ。
三宅由佳莉はこの反響に対して「本当にありがたい、の一言ですね。たくさんの方がこのCDを手にしてくれたという事実を、本当にありがたいと思いますし、このCDを聴いて、皆様が悩みなどを乗り越えられるきっかけになればいいな、と思います」と語り、クラシック1位を獲得したことについて「やはり驚いたんですけども、なんか順番とかよりも、聴いていただいたその人自身に(歌が)届いているかどうか、伝わっているのか、ということを大事にしたいなって思います。なので、こうやってたくさんの方が私たちのCDを手にとって下さった事がうれしいです」と語っている。」
まさに三宅さんの原点を見るような応答ですね。
この記事も、当初リンクを貼っておいたのですが、なんとなく削除されてしまうような気がして転載したものです。案の定、「Not Found」になってました。
09月25日(水)東郷の杜音楽祭(原宿 ルアール東郷)
恒例の東郷の杜音楽祭です。この日の東京音楽隊は、第3種夏制服に身を包んでの出演でした。この音楽祭は、他の演奏会とはちょっと趣を異にする、一種独特の雰囲気を持っています。聴衆の年齢層が高いということもありますし、基本的に帝国海軍や海上自衛隊のOBがその主体だからです。演奏会の様子は、私があれこれ書くよりは、せっかくの動画がありますのでそちらでご堪能ください。
09月29日(日) 河口湖ステラシアターで行われた「吹奏楽の祭典」に出演
「第28回国民文化祭・やまなし2013」のイベントの一つとして河口湖ステラシアター(山梨県)で行なわれた「吹奏楽の祭典」に、東京音楽隊はゲスト出演し、約30分間の迫力溢れる演奏を披露しました。三宅由佳莉さんは、「祈り~a preyer」のほか「ミス・サイゴン」の「序曲我が心の夢」を熱唱されました。「祈り」の動画は発見に至っていませんので、ミス・サイゴンの動画のみ埋めます。
三宅さんも、オーケストラも、ラストを熱唱・熱演で盛り上げ、会場を感動で満たします。河邉さんの体全体を使った指揮も迫力です。終演後にブラボーがいくつも掛かる素晴らしい演奏でした。
10月15日(火)サンケイスポーツに記事
この日のサンケイスポーツに、次のようなタイトルの記事が掲載されました。
【海自の歌姫・三宅由佳莉、2度の国歌独唱で紅白出場急浮上!】
翌日に行われるプロ野球セリーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージ第一戦での国歌独唱を前に、11月2日に行われるラグビー・リポDチャレンジカップでも、三宅由佳莉さんの国歌独唱が行われることが決まり、この流れから、三宅由佳莉さんの紅白出場の可能性が急浮上している、という内容です。
この記事がまさに、三宅由佳莉さんの登場が我が国の社会にもたらした衝撃をよく表していると思います。
10月16日(水)クライマックスシリーズ ファイナルステージ第一戦で国家独唱
この日東京ドームで行われた、アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ第一戦を前に、三宅由佳莉さんが国歌を独唱されました。このような大舞台で自衛官が国歌を独唱するのは、恐らく初めてのことだと思います。緊張もされたと思いますが(当たり前(≧∀≦))、実に堂々とされていますね、大した器だ。
この時の動画が3本ほど見つかりましたので全部埋めます。
10月19日(土)呉地隊自衛隊記念日式典での呉音楽隊演奏会にゲスト出演
呉地方隊で行われた自衛隊記念日式典会場に三宅由佳莉さんが登場し、呉音楽隊の演奏により、隊員に向け歌を披露されました。この模様をNHKの地元局が取材し、当日のニュースで流されました。その動画がアップされていたのですが、いつの間にやら姿を消してしまいました。動画が削除されたか、チャンネルアカウントが停止になったのではないかと思います。この式典のあと、行われた祝賀会で、三宅さんとお話をする機会があった方々が、ご自身のブログにその様子や感想などを書いていらっしゃいますので、リンクを貼っておきます。
三宅さんと接した方は、皆さんその人柄に感じ入っていますよね。
11月01日(金)田戸台分庁舎100周年
11月1日は自衛隊記念日です。横須賀地方総監部はこの日記念式典等を開催し、更に市内の田戸台にある分庁舎(帝国海軍の横須賀鎮守府長官官舎)において、その竣工からの100周年を祝う記念行事が、賓客ご来臨のもと行われたようです。
その席で、三宅由佳莉さんは、太田紗和子さんのピアノに伴われて「祈り」を披露されたとのこと。
間近でお聴きになった方がご自身のブログにその様子を書かれていますので、リンクを貼っておきます。
www.yuri-yasukawa.com
11月02日(土)リポビタンDチャレンジカップ2013(ラグビー)で国歌独唱
先にも書きましたが、この大会の開会式での国歌独唱は、2週間あまり前の、10月14日に決まったそうです。もっとも、オファーそのものはもっと早い段階であったのでしょうが、この年の過密なスケジュールを調整するのは大変だったんだと思います。
この記事に書いてあるのは、ネット上で確認できたものだけですので、把握しきれていない演奏会も数多くあったはずですし、自衛官として義務付けられている検定や訓練、その他の業務などをこなしながらの大舞台だったのでしょう。
11月07日(木)パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団コンサートに出演
世界に冠たる名門吹奏楽団、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌの来日公演が東京渋谷のBunkamuraオーチャードホールで開催されました。公演日程中、11月7日のステージに三宅由佳莉さんが出演されたのです。
クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」の記事によれば、同楽団の、東日本大震災からの復興への祈りと、三宅さんらの想いが重なって急遽決まったとのことです。実際の詳細な経緯は判りようもありませんが、名門楽団の来日公演に「急遽」出演が決まったというより、直前になってようやくスケジュール調整が整ったということなのではないでしょうか。何れにしても驚きです。河邊一彦隊長(当時)、太田紗和子さんと共に出演され、パリ・ギャルドをバックに「祈り」を披露されたのですから。この曲も、三宅さんの歌も、彼らから絶賛されたそうです。
11月09日(土)朝日新聞に記事掲載
朝日新聞に記事が掲載されました。記事そのものは見つかりませんでしたが、この記事を読まれた方のブログに、記事写真が残されていましたのでリンクを貼ります。
記事写真の説明に「呉基地の体育館でのリハーサルは作業着姿…云々」とされていますので、10月19日に呉で行われた自衛隊記念日行事での呉音楽隊演奏会にゲスト出演された際、会場である体育館でのリハーサル中に取材を受けたものと思われます。本当に注目の人だったんですね。今もですけど…
月曜日というか、日曜深夜のこの番組、SMAPの5人と三宅由佳莉さんのトークで盛り上がったようなのですが、残念ながらその映像資料を探し出すことができませんでした。どこかに眠っているのか、存在しないのか、どなたかお持ちでしたら、是非公開していただきたいものです。
放送内容紹介サイト「テレビでた蔵」によれば、三宅さんとSMAPのメンバーが、2011年11月27日放送のこの番組で会っていることについて、当時のVTRを見ながらあれこれ思い出話をしたようです。
2011年11月に放映された番組の動画を下に埋めておきます。
11月15日(金)・16日(土)自衛隊音楽まつり
大ブレイクしてメディアへの露出も格段に増えた三宅由佳莉さんですが、音楽まつりではどのようなパフォーマンスを見せてくれたのでしょうか。もちろん、音楽まつりは三宅さんのステージではありませんので、特別扱いされることはありませんが、それでもちょっとした味付けがされていたようです。動画と関連記事を下に貼っておきますので、ぜひご覧になってください。
11月17日(日)倉敷児童合唱団の定期演奏会にゲスト出演
三宅由佳莉さんは、郷里倉敷市で行われた倉敷児童合唱団の定期演奏会にスペシャルゲストとして出演され、「翼をください」「トゥモロー」「祈り」を披露されました。「トゥモロー」と「祈り」では、合唱団の皆さんのコーラスとのコラボとなりました。
ご自身が小学校5年生から高校卒業まで所属されていた合唱団へのゲスト出演ですから、感無量だったのではないでしょうか。
倉敷児童合唱団定期演奏会へのゲスト出演について、地元テレビ局のニュース番組が報道した映像です。地元で高い関心を呼んだことが窺えます。
この日、三宅由佳莉さんは、母校である岡山県立岡山城東高校で初の“凱旋ミニコンサート”を開きました。約300人の後輩たちの前で、「故郷」「祈り」「Time to say Good-bye」など4曲を披露され、最後には全員で校歌の合唱も行いました。
母校でのコンサートは、自衛隊岡山地方協力本部からの依頼で実現したものですが、後輩の皆さんにとっては、素晴らしいプレゼントだったのではないでしょうか。三宅さんの「祈り」を聴きながら、涙する後輩も少なくなかったようです。
当日の夕刻、NHK岡山のニュースでこのコンサートのことが報道されました。
NHK朝の情報番組「あさイチ」に、太田紗和子さん、岩田有可里さんとともに出演され、「翼をください」と「祈り」をスタジオで生披露されました。曲の合間には、トークタイムもあり、グッチ裕三さんの冗談に屈託無く大笑いしたり、クセ玉のような質問にも真摯に対応する姿が、何とも爽やかで、この番組をご覧になった方の心を捉えたのではないでしょうか。
現に、「johsan」さんは、この番組を観て、衝撃的に三宅由佳莉さんに出逢ったのだそうです。やっぱりテレビ出演の効果は大きいですね。
この番組の画面を録画した5本立ての動画がアップされていたのですが、そのチャンネルのアカウントが停止されてしまったようで、ご覧いただくことができません。
11月28日(木)福井フェニックスプラザでの収録
この日、ピアノの太田紗和子さん、このトラバスの岩田有可里さんとのトリオで、NHK-BSプレミアム『BS日本のうた』のステージを収録しました。この番組は、2014年の年明け早々、放送されるもので、ピアノとコントラバスのみの伴奏に夜「祈り」が披露されました。
12月06日(金)NHKニュースウォッチ9で取り上げられた。
“海上自衛隊の歌姫”三宅由佳莉さん 「今、話題のこの人に、お話を聞いてきました。 “海上自衛隊の歌姫”とも呼ばれています、三宅由佳莉さんです。 23万人いる自衛官でただ1人、歌うことを専門にしている隊員です。」…
という出だしで、三宅さんのことが紹介されていったようなのですが、その映像が見たくてNHKアーカイブスを検索するも、全くヒットしませんでした。 結局、アーカイブスなどと言っても、NHKが残したい番組を残しているだけなんですね。NHKに言いたい。国民からの受信料で番組作ってるのだから、アーカイブスに残さない映像は全てYouTubeにアップしたらいいんじゃないですか?それくらいできるでしょう?
すみません、また脇道に逸れてしまいました。
映像を提供する気がないNHKを相手にしてもしょうがないので、ニュースウォッチの報道内容を取り上げた台湾テレビ局の動画を埋めておきます。12月9日(月)に報道されたようです。
12月06日(金)松戸市での第49回定例演奏会(千葉地本が支援)
この演奏会の様子については、huffingtonpostが三宅さんを取り上げた記事の中で紹介しています。
制服姿の三宅さんがステージに登場すると、約2千人の観客からひときわ大きな拍手が起きた。三宅さんが見せる笑顔に会場の雰囲気も変わる。この日、三宅さんは「またこの季節がくるまで(’Til the Season Comes’ Round Again)」をテノール歌手・山本耕平さんと熱唱。透き通った伸びやかな声が会場を包み込んだ。
詳細は下のリンクからどうぞ。
12月08日(日)「かわうちドンドン村づくり」にゲスト出演
福島県の川内村で開催された復興イベント「かわうちドンドン村づくり」の最終日に当たるこの日、三宅由佳莉さんは、このイベントのゲストとして招かれ、ミニコンサートで「Time to Say Goodbye」「祈り〜a prayer」そして「故郷」を披露されました。
会場である体育館の後ろ正面から三宅さんが登場する際の、会場内の興奮と歓喜が映像を通じて活き活きと伝わって来るのが凄いなと思います。
ステージ上で、小さな女の子の目線に合わせ、しゃがみ込んで応対する三宅由佳莉さん。こんなシーンもあったんですね。このミニコンサートの様子をフルで観たくなりました。どこかにフル動画、ないものでしょうか…
最後に会場の皆さんと一緒に「故郷」を合唱され、歌声で元気を届けられました。満面の笑顔に癒されますね。
このイベントをご覧になった方が書かれたブログ記事への、イベントスタッフの方のコメントに、「ものすごく多忙で時間がないところギリギリのスケジュールで来ていただきました。曲数は少なかったですが感動いっぱいで。遠いところありがとうございました。」とありました。
12月12日(木)FM NACK5の「AGE FREE MUSIC」にゲスト出演
富澤一誠さんがパーソナリティを務める「AGE FREE MUSIC」にゲスト出演され、富澤さんとのトークを披露されました。音源は見つかっていませんので、番組のブログ記事を以下に引用します(引用しておかないと、元記事が削除されてしまうことがママあるものですから)。
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●2組目のゲストは海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉さん
制服でお越しいただいたせいか、
なんだか一誠さんもスタッフも、いつもと違って背筋がぴしっとしていました。
もともと歌を歌う職業に就きたかったという事なんですが、
なぜ海上自衛隊に入隊しようと思ったのかと言いますと、
海上自衛隊は国民のために力を尽くしていて、
その中で音楽隊が全国各地、世界各国をまわって演奏活動をしていると知り、
びびっときてすぐ入隊を決意したそうです。
三宅さんは人の心を癒したり、勇気づけたり、心の面でのケアができるような
自衛官の歌手になれたらと思っているそうなんですが、
その素敵な歌声はもちろん、終始笑顔を絶やさず、
元気にお話しているその人柄に癒されたり、
勇気づけられたりしている方もすでに多いんじゃないでしょうか。
三宅由佳莉さん、ありがとうございました!
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12月16日(月)「救う会」ふるさとの風コンサートに出演
平成25年12月16日(月)、第一生命ホール(東京都中央区)で開催された「ふるさとの風コンサート~『北朝鮮拉致被害者』救出を誓う音楽の集い~」(主催:政府 拉致問題対策本部、法務省)の模様です。
12月30日(月)「輝く!日本レコード大賞」に出演・企画賞受賞
この年のハイライトは、何と言っても、三宅由佳莉さんを全面フィーチャーした、事実上のデビューアルバム「祈り〜a prayer」が、レコード大賞企画賞を受賞したことだと思います。
ユニバーサルから、三宅さんをフィーチャーしたアルバムがリリースされ、異例の売り上げを記録したことだけでも相当のインパクトがありましたが、この受賞は、画期的と言いますか、海上自衛隊にとっては天地がひっくり返るほどの衝撃となりました。多くの隊員にとっては「事態がよく飲み込めない」、「意味不明」、そんな状況だったのです。
台本を手に微笑む三宅さんは、そんな状況も「どこ吹く風」と言った風情ですね。やっぱり「器」が違うんだろうなぁ。
当日、初台新国立劇場のステージで「Tomorrow」を披露する東京音楽隊の動画です。演奏も素晴らしいし、三宅由佳莉さんの歌も堂々たるものです。もちろん緊張はしているのでしょうけれど、ステージ度胸は筋金入りですね。
このような大舞台での演奏で1年を締めくくることができたことは、東京音楽隊にとって、本当に素晴らしいことであったと思います。
平成25年(2013年)は、三宅由佳莉さんにとって、目まぐるしいほど多忙で、かつ充実した一年だったのではないでしょうか。 そして、三宅さんにとっても、東京音楽隊にとっても、超が付くほど多忙な毎日が幕を開けた年とも言えるでしょう。