私は、「ありがとう」という言葉が好きです。
よほどひねくれていない限り、「ありがとう」と言われて腹を立てる人はいないでしょう? 言う人も、言われる人も、そして側で聞いている人も、みんなを幸せな気分にさせてくれる言葉が「ありがとう」だと思います。
かく言う私は、今でこそ「ありがとう」が自然に口を衝いて出ますが、若い頃はそうではありませんでした。もちろん感謝の気持ちを持ち合わせていなかったわけではありません。「ありがとう」と口に出して言う習慣がなかったのです。
そんなある時、「あなたは『ありがとう』を言わない人だよね」と言われ、ものすごい衝撃を受けました。「あなたは感謝をしない人だよね」と言われたような気がしたからです。思っているだけでは伝わらない、言葉にしなければ。そう思って、事あるごとに「ありがとう」を言おうとするのですが、たった5文字がなかなか言えないのです。驚きました。
それでも、「ありがとう」を習慣づけようと意識しながら日々を送るうちに、抵抗がなくなるばかりか、ほんの些細なことでも、相手が誰であろうと、「ありがとう」を言わずにはいられなくなりました。そのことで、相手がどう感じているかはわかりませんが、少なくとも私自身はとても心軽く過ごすことができています。
このブログをお読みになっている方の中にも、かつての私のように「ありがとう」がなかなか言えない方がいらっしゃるかも知れませんね。もしそうなら、無理をしてでも習慣づけることをお薦めします。「ありがとう」は魔法の言葉だと、心からそう思います。
その「ありがとう」を100万回聞かせたお菓子があるのをご存知でしょうか? 愛情を込めた言葉を聞かせ続けると、植物の成長がよくなるという話は聞いたことがありますが、お菓子にも効果があるのでしょうか?
Twitterに投稿された日テレのニュース動画がありますのでご覧になってください。
ボーロに「ありがとう」100万回聞かせるワケ
— NTV NEWS24 (@news24ntv) April 3, 2018
愛知県犬山市の菓子メーカーが、製造工程で「ありがとう」を100万回聞かせたお菓子をつくっている。なぜ「ありがとう」を聞かせるのだろうか。#ボーロ #タマゴボーロ #お菓子https://t.co/bG7dZj6Eus pic.twitter.com/yk6IfaDT7C
効果のほどはわかりませんが、なかなか興味深いですし、何より「ありがとう」という言葉の力を強く意識した取り組みではないかと思いました。
前振りがちょっと長くなってしまいましたが、今回、こんな話を書いているのには訳があります。
この度、当ブログへの累計アクセス数が100万回を超えました。それが多いのか少ないのか、私には評価の物差しがないので何とも言えませんが、一定の支持を頂きつつ、一つの節目を迎えることができた、とは言えると思います。
ブログを初めて何周年とか、何百本目の記事とか言うアニバーサリー系には無頓着な私ですが、アクセス回数については、ちょっと意味合いが違うと思っています。
何かを発信する以上、より多くの方に読んで頂きたいのは勿論なのですが、私にできることは記事を書くところまで。その先は、努力のしようもありません。
今回一つの節目を迎えたのは、日々根気強くお付き合い下さっている皆様の、1クリック1クリックを積み重ねられた精進の結果に他ならないと思います。そしてそれは、何より強く私の背中を押してくれる力の源でもあるのです。
これからも、より多くの皆様に興味を持ってお読みいただけるような記事を書くことに心を砕いて参りますが、ともかくは、節目に際し100万回の「ありがとう」を言わせて頂きます。
×1,000,000(╹◡╹)