あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

練習艦隊、グアテマラ寄港の総括

 練習艦隊がグアテマラに滞在中の情報については、これまでいくつかの記事で紹介してきました。というか、全部洗い出してみると、こんなに書いてたのかと驚きました。それだけ提供される情報が多かったということでもありますが、何しろ五月雨式に手に入るものですから、本数が多くなってしまったということだと思います。

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 さて、タイトルにもある通り、この記事では、新たに見つかった動画等をまとめて紹介し、グアテマラ関係の記事を締めくくりたいと思います。

 最初は、現地テレビで報道された、練習艦隊入港を伝えるニュース映像です。もちろん全編スペイン語ですし、日本語字幕はありません(≧∀≦)

 動画の最後の方で、栄誉礼のために「かしま」甲板上に整列している音楽隊の映像があり、シンバルを両手で抱える三宅由佳莉さんの姿も写っています(一瞬だけですけど)。よかったらご覧になってください。

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 もう一本ありました。

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  次は、「かしま」艦上で行われたレセプションで、三宅由佳莉さんが国歌を独唱する貴重な動画です。一部だけですけど、歌われている様子が収められています。

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 動画の立ち上がり、聴いたことのないメロディに乗って三宅さんの歌声が聞こえてきます。BGMと被ってしまってあまりよく聞こえませんが、少なくとも「君が代」ではありません。カメラがゆっくりパンしながら艦尾方向へ向くと、自衛艦旗の近くに立つ現地の方と思しき女性が右手を胸にあてて敬礼しているのが分かります。この姿を見て、三宅由佳莉さんがグアテマラ国歌を独唱されているのだということに気づきました。

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 ちなみに、下の動画がグアテマラ共和国の国歌です。上の動画から流れてくる旋律はまさにグアテマラ国歌であることが分かります。

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 すごいと思いませんか?

 おそらく、三宅さんは、各寄港地ごとに催される艦上レセプションの冒頭、君が代と併せ、訪問国の国歌を原語で歌っておられるのです。

 アメリカ合衆国の国歌であれば、慣れ親しんだ曲ですし、英語ですから言語的にはさほどの苦もないかもしれませんが、スペイン語での歌唱は簡単ではないはずです。しかも、公式行事で相手国の国歌を独唱するのですから、間違えるわけにはいきませんし、やはり外国人が歌うときに付き物の「違和感」をどう克服するかなど、乗り越えるべき課題がたくさんあるはずです。ただ一度の機会のために、どれほどの努力を傾けておられるのか想像もつきません。

 常々思うことですが、いつでも期待以上のことをやってのけるのが三宅由佳莉さんなんですね。改めて脱帽です。

 因みに、艦上レセプションの様子を収めた元動画はこれです。とてもよく編集されていますので、是非ご覧になってください。艦上レセプションの様子がよく分かります。 

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 という訳で、一応練習艦隊のプエルトケツァル訪問に関連する記事はこれで終了とさせていただきます。とは言え、「なんじゃこりゃあ!」と思うような動画や画像に出会った時にはもちろん番外編で紹介させていただきます。