昨日、「三宅由佳莉さんの新米ファン」という記事の中で、このブログを始めた頃のことについて触れました。
三宅由佳莉さんと「出会って」わずか3ヶ月で、無謀にも記事を書き始めたのですが、実はブログのアカウントを取得したのは7月でした。「出会った」翌月には、既にブログで記事を発信していきたい、という強い思いがあったということです。
ただ、思いは強くても、三宅さんのことも東京音楽隊のこともよく知らないのに記事を世間に公表することには躊躇いもありましたし、ブログ運営の経験ゼロの身で、闇雲に記事を書き始めるのはやっぱり無茶かなとも思い、自分は何故三宅さんや東京音楽隊のことを書きたいのか、何を書きたいのかについてあれこれ考えていました。
書きたいテーマはいくつもあるけれど、それだけで記事を書き続けられるものかなとの心配もありました。
そんな折、始めて応募した第56回定例演奏会のチケットを頂くことができたものですから、この演奏会を皮切りに記事を書き始めようと決めました。
ところが、そう思っていた矢先、水曜コンサートの動画がいくつかアップされ、三宅由佳莉さんと藤沼直樹さんによる「美女と野獣」の素晴らしいデュエットを聞いた瞬間、「どうしても書きたい」という気持ちに突然火がつき、最初の記事を投稿したというわけです。最初の投稿って結構緊張します。
そして、その二日後、三宅由佳莉さんをフィーチャーした最新アルバム「SING JAPAN〜心の歌」のジャケットデザインと収録曲目が公開され、これも「書かなきゃ」という思いで記事にしました。そして、この記事が「三宅由佳莉さんの…」シリーズの嚆矢となりました。
このように、自分のプランとは関係なく、三宅由佳莉さんの動向に引っ張り込まれるような形で始まったこのブログですが、当初抱いていた「記事を書き続けられるものか」との心配が嘘のように、尽きることなくテーマが広がっていきます。
三宅由佳莉さんのことは、本当にたくさんの記事で書かせていただきましたが、どう頑張っても、とても書き尽くせるような存在ではないということだと思います。
何もわからない、駆け出し新米ファンの身で、不遜にも三宅由佳莉さんメインのブログを運営してきたことは、今振り返ると空恐ろしい限りですが、三宅由佳莉さんとの「出会い」というものは、根っからの無精者である私を突き動かすほどの「衝撃」だったということなのです。
途中、何度か思い悩むこともありましたが、書き続けることで、三宅由佳莉さんや東京音楽隊に対する理解が深まりましたし、このブログをお読みいただいている、
三宅由佳莉さんのファンの方々からのご教示や励ましのおかげで、自分の内面の充実もはかることができているのではないかと思っています。
このブログにコメントをいただいている三宅由佳莉さんのファンの方々には、ある共通点があるような気がします。
自己抑制と思慮深さ。
もちろん、元来の気質もあるのでしょうけれど、私は三宅由佳莉さんの放つ「気」というものが、多くの人を感化しているに違いないと思っています。
三宅由佳莉さんの投じた一石が広げる波紋の効果は、静かに、でも確実に浸透しているのではないでしょうか。新米ファンの私にも少し毛が生えたようです。