「クリスマスコンサートへの道」というシリーズで、約1ヶ月にわたり記事を書いてまいりましたが(書いたというほどでもありませんが…)、この週末で道が断たれたことを報告し、先回で「完」とさせていただきました。
今更、何故「番外編」を書くのか…
単なる未練なのか…
そうではありません。
このシリーズは、もともと、東京音楽隊のクリスマスコンサートへの応募に対して、toikimiさんと、けっちゃんさんから「がんばって」のコメントを頂き、「頑張ります」と答えたものの、頑張りようもないので、じゃ、「コンサートまでの道」というドキュメンタリー・シリーズを書こう、ということで始まったのでした。
もちろん、当選することを前提に(アホです(≧∇≦))、コンサートの模様を報告するところまでをイメージして始めたので、外れた場合の括り方をまったく考えていませんでした。なので、「はずれました」の報告のタイトルに「完」を入れて、雰囲気だけ作って終わるしかなかったわけです(やっぱりアホです(≧∇≦))。
この報告をあげたところ、いつも応援してくださっている皆様から、「ドンマイ次があるよ」「また応援するよ」という暖かいコメントをたくさんいただきました。皆さんありがとうございます。また頑張ります(^^)
ところが、それだけではなく、全く予想もしていなかったことが起きたのです。
ほんとうに驚きました(°_°)
なんと、普段から私の記事を読んでくださっている方から、チケットを譲ってもよいとの申し出があったのです。
faisanさんからのコメントです。
かぴたんさん、初めまして。
いつも楽しく読ませて頂いております。
第57回定例演奏会ですが、私は幸いにも当選したのですが、
よろしければ差し上げたいと思います。
このような場で申し上げるのもなんですが。
ご自分が行きたいからわざわざ応募され、そして幸運にも当選したチケットを、私に譲ってもよいと仰ってくさだったのです。きっと、このシリーズ記事を読まれていたので、落選してがっかりした私のことを、気の毒に思ってくださったのだと思います。
読んだ瞬間、とても感激しました。いつも記事を読んでくださっているだけで、ありがたいことなのに…
ところが、それだけではなかったのです。夕刻に、別の方からも同様のコメントを頂きました。
海自さんからのコメントです。
こんばんは。友人も私も当選して沢山
チケットが余ってます。
差し上げたいです。
東京音楽隊の演奏会のチケットは競争倍率が高いのです。沢山チケットが余っているはずがありません。おそらく、私が気兼ねなくオファーを受けることができるようにと配慮してくださったのだと思います。なんて心優しい…
faisanさん、海自さん、心温まるお申し出、ほんとうにありがとうございました。
ただ、返信コメントにも書かせていただいたとおり、応募して選に漏れたのなら、それをそのまま受け止め、当たり外れも含めて、楽しんでいきたいと思っております。
また、コンサートに行って、東京音楽隊の演奏や三宅由佳莉さんの歌をライブで楽しむことは、私の強い願いではありますが、手段を選ばずにその権利を手に入れることで失うものもあると思っています。
お二方からのせっかくのお申し出を、生意気にもお受けできないのは、そのような理由からであって、ご厚意を無にする意図ではないことをどうかご理解ください。
私は、この記事の冒頭でコンサートへの道が断たれたと書きましたが、そうではありませんでした。
このようなサプライズ、いいえ、ミラクルが私の心を芯から温めてくれましたし、このような素敵な方々が、私の記事を読んでくださっていることが、私へのクリスマスプレゼントになりました。そして、faisanさん、海自さんはじめ、今回チケットを入手された方々が、コンサートで楽しいひと時を過ごされることは、私の喜びでもあります。
きっかけは、単なるノリでしたが、このシリーズを書いてみて、ほんとうによかったと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。