あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

東京音楽隊の「火曜コンサート」

 大変ご無沙汰しておりますが、皆様、お変わりありませんでしょうか。

 本日、令和4年6月21日(火)、さいたま新都心けやき広場で行われた、海上自衛隊東京音楽隊のランチタイムコンサート「火曜コンサート」を聴きに行ってまいりました。

 本当に、本当に、久しぶりの東京音楽隊です。

 会場に向かう電車の中でも、ちょっと緊張感が漲ります。

 さいたま新都心駅の改札を出て左に向かうのですが、あそこに行けば東京音楽隊の皆さんの演奏が聴けるのだと思うと、心が逸ってきます。

 会場に近づくと、ドラムの音が聴こえてきました。

 「あぁ、懐かしい」

 ようやく東京音楽隊のエリアに戻ってこれた感じがします。

 会場にはすでに多くの聴衆の方々が集まっていました。馴染みのメンバーながら、何年も会っていない方々とも、本当に久しぶりの再会を果たすことができました。

 会場の後ろの方に樋口好雄体調がおられるのを発見し、久々のご挨拶に伺うと、満面の笑顔で応えてくださいました。この笑顔が見たかったんですよね。そんな機会が奪われ続けたこの2年あまりが悔やまれます。だって、今から4年前、私の勝手な誤解から、「樋口隊長が間もなく退官されるのは残念!」と記事に書いた後、オペラシティでの「音楽の玉手箱」会場で樋口隊長から「あと4年あります」とお聞きして「良かった。まだまだ樋口ワールドが続くぞ」と喜んでいたのに、後半の2年余りはコロナのおかげで樋口隊長の指揮を堪能する機会が得られなかったからです。

 樋口隊長の生年月日は存じませんが、恐らく今年中には定年を迎えられ、現役を退かれるのだと思います。残念でなりません。

  それとは逆に、昨年新たに採用された男性ボーカリスト橋本晃作・2等海曹の歌唱を初めて生で聴くことができたことは、世代交代という意味だけでなく、新たな領域を切り拓いていくという意味も含め、大変印象に残ることでした。

 演奏会終了後、女性を中心に多くの聴衆の方々が橋本2曹の周りに集まり、会話を楽しんだり写真撮影をお願いしたり、色紙にサインを求めたりと、なんだか大童な雰囲気でした。コンサートの中でお聴きした歌唱も、すごい迫力でしたし、なんとも言えない柔らかな人柄も相まって、どんどん人気が上がっていくに違いないと思いました。

 前書きが長くなりましたが、コンサートの全貌を、動画でご覧ください。

 スピンオフ記事も準備中です(╹◡╹)