あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

東京音楽隊の、久々の「たまて箱」

 随分とご無沙汰していますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

 今月は、緊急事態宣言のさなか、亡き父の一周忌法要が執り行われたため、全国的な荒天となった6月4日にスカイマークで郷里に向かいましたが、悪天候のため、着陸を断念して羽田に戻る可能性があることを前提とした「条件付き運行」となりました。

 幸い、機長の巧みな操縦でなんとか着陸できましたが、離陸から着陸まで、青空を見ることは一度もなく、着陸直前には、機体も不安定な状態が続くちょっと手に汗握るフライトとなりました。なんとか動画を撮りましたので良かったらご覧ください。翼端のマークは、初めての「ひまわり」でした(╹◡╹)

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 それはさておき、大切なのはタイトルに掲げた、「たまて箱」です。

 もうご存知の方も多いとは思いのではないでしょうか。東京音楽隊のホームページに、今年の音楽の「たまて箱」に東京音楽隊が出演する旨が公表されていることを「いかづち」さんが報告してくださったのは、丁度一週間前でしたが、最近、なかなか記事を書く時間が取れないものですから、すっかり遅くなってしまいました。

 何しろ、先だって、定例演奏会が中止となってしまいがっかりしていた矢先ですし、音楽の「たまて箱」が今年開催されるのかどうかも全く分かりませんでしたから、とても明るいニュースだと思います。

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 実は、東京音楽隊が出演した前回の「たまて箱」は、2018年だったのですが、私にとってはとても思い出深い演奏会となりました。3本のスピンオフ記事も含めた報告記事がありますので、よろしければお読みください。

www.capitandiaryblog.com

 音楽の「たまて箱」というのは、主催者である東京オペラシティが、音楽を「楽しむ」ことを、より多くの人に体験してもらい、その裾野を広げることを目的に、入場無料で毎年開催されているイベントで、東京音楽隊や米陸軍軍楽隊が常連の出演者となっています。堅苦しいことは抜きにして、ただただ音楽を楽しんでくれればいいというスタンスです。ですから、通常のコンサートなどでは入場が許されない乳幼児連れのお母さんたちも入場することができる、画期的なイベントだと思います。言わば、演奏会というものの楽しさを知ることにより、本格的な演奏会への興味を持ってもらいたいという、ホール側の啓蒙活動、あるいは戦略なのでしょう。

 ただ、2019年は、カナダのハリファックスでのミリタリータトゥー出演や今上陛下の御即位関連行事等の関係からでしょうか、東京音楽隊の出演はありませんでしたし、昨2020年は、コロナの影響で開催が見送られていますから、東京音楽隊が出演するのは、実に3年振りとなります。

 これまで、予定はされても開催が中止となるということが度重なってきましたが、なんとなく、今回は無事開催されそうな気がします。もちろんなんの根拠もありませんが、政府としてオリンピックを開催することとしているわけですから、演奏会を中止にする理由などおそらく出ては来ないと思うからです。

 ただ、通常は入場無料、応募不要の演奏会なのですが、流石にコロナ禍の下ということで、事前申し込みによる全席指定となっています。

 詳しくは下のリンクから訪ねてみてください。

www.mod.go.jp

 わざわざリンク先に行くのも面倒だという方のために、応募要領を下に貼っておきます。早めに応募しましょう。え?お前もな? はいはい

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 先ほども書きましたが、前回の「たまて箱」は、私にとって本当に思い出に残る演奏会でした。今回、この情報を寄せて下さった「いかづち」さんと初めてお目にかかったのがこの演奏会でしたし、樋口隊長と初めて言葉を交わしたのもこの時です。また、ステージ上の岩田有可里さんと黙礼を交わしたり(と自分で思ってるだけですけど(≧∀≦))初めて写真を撮らせて頂いたのもこの演奏会だったんです。

 本当に懐かしい思い出がたくさんあります。

 私の、現在の勤務場所がオペラシティのすぐ近くなものですから、午後休暇を取れば簡単に行くことができますし、なんとしても当選したいところですが、入場者数も限られるでしょうから、簡単ではないとは思います。

 でも、運よく当選した暁には、改めて演奏会の報告記事を書かせて頂きたいと思っています。

 それにしても、楽しみだなー、当選すればの話ですけど(╹◡╹)