一昨日は、「横須賀音楽隊の定期演奏会」という記事を、そして昨日は「東京音楽隊の第61回定例演奏会」という記事を書きました。久々に演奏会の予定をお知らせする記事を連続して書くことができて、なんだか幸せな気分です。まだまだ通常運行には程遠いですけど、各音楽隊の演奏会の開催予定をお知らせすることができること自体がとても嬉しいのです。少しづつでもレギュラーベースに近づいている気がするからです。
さて、一昨日の横音定期演奏会の記事に「Dezima」さんから貴重な情報を頂きました。Dezimaさんは、今週の木曜、12月10日にアクロス福岡 福岡シンフォニーホールで開催される佐世保音楽隊の「クリスマスコンサート」に応募されたのですが、残念ながら選に漏れてしまったのだそうです。ところが、そのコンサートの様子が、海自の公式YouTubeチャンネルでライブ配信されることを知り、今回はそれを楽しみたいとのことでした。これは画期的なことなのではないでしょうか。もちろんこれまでも、ニコニコ超音楽祭のライブや自衛隊音楽まつりなどは、ニコニコ動画がライブ配信してくれていましたが、音楽隊の自主広報演奏会がYouTubeでライブ配信されたことがこれまであったでしょうか。陸・空自はわかりませんが、少なくとも海自に関しては初めての試みではないかと思います(保証の限りではありませんが(≧∀≦))。
今回の佐世保音楽隊の試みが平準化されれば、海自音楽隊の演奏会が、どこにいても必ず楽しめるようになります。是非そのような方向に向かってくれればと思わずにはいられません。だって、毎年増え続けているファンの数に比べ、ホールの収容人員は余りにも少なく、広報効果を考える上でも実にもったいないと思わすにはいられないからです。その意味で、今回の佐世保音楽隊のライブ配信はとても重要な位置付けにあると思います。このライブ配信へのアクセス数が、今後の海自音楽隊の演奏会のライブ配信定常化への資金石になるような気がするからです。
ですから、なるべく多くの方に、このライブ配信を観て頂きたいのです。
12月10日(木)19時から、海自公式チャンネルです。
「Dezima」さんから情報をいただいた時から、この件について記事を書きたいと思っていたのですが、私が書く前に、実に強力な発信が行われました。
そう、三宅由佳莉さんのインスタグラムに投稿があったんです。
もう、私が記事にするより何万倍も効果のある告知なのですが、そこに「初」とありますので、やはり、少なくとも海自としては初めての試みなのだと思いますし、三宅さんがご自身のサイトで宣伝したくなるほど、海自音楽隊としては「推し」のイベントなのでしょう。
繰り返しになりますが、なるべく多くの皆さんと一緒にこのライブ配信演奏会を楽しめればと思います。
インスタグラムのサイトでは、三宅さんのこんなメッセージが続きます。
どうですか?観たくなりましたか?「なりましたよね、OKです!」
ところで「Dezima」さんからの情報はそれだけではないんです。
東京音楽隊と岩倉高校吹奏楽部との交流演奏会の様子が、東京地方協力本部のYouTubeチャンネルで近日配信予定なのだそうです。
今般のコロナ騒動は、音楽隊の演奏活動に相当の制約を課すこととなりましたが、そのことが音楽隊に新たな発信ツールを与えたような気がします。
まだ、確固たるものにはなってはいないのでしょうけれど、これまで以上に私たちが音楽隊の演奏に接する機会が増える可能性を孕んだ動きだと思いますs。重要なのは、演奏対象、広報対象となる私たちの反応です。
動画のライブ配信というものがどれほど効果があるのかを、私たちがきちんと伝えなければ、この新しい試みは、試みで終わってしまいます。
是非、この佐世保音楽隊による試みに熱烈に応えようじゃありませんか(╹◡╹)