私は、スカイマークエアラインをよく利用します。と言うか、父の容体が悪くなって以来、スカイマークオンリーです。急に帰省しなければならなくなって、ネットでチケットを検索したのがスカイマークとの出会いでした。
今回の里帰りでも、行きも帰りもスカイマークです。
価格帯が比較的低く抑えられていますし、タイミングが良ければ、びっくりするほどの格安チケットにお目にかかることもあります。低価格に対して高いサービスを要求するほどには私も図々しくはありませんので、初めて利用した際には、安全に飛んでくれさえすればそれでいいかな?と思っていました。
ところがそれが嬉しい誤算だったのです。
エアラインのサービスに求めるものは、人によって様々でしょうし、エアラインの側が提供するサービスにも、各社ごとの特色と言いますかテイストの違いがありますよね。
初めて利用した時に感じたのは、何とも言えない居心地の良さでした。もちろん好みの問題ですけど、私にとっては、まるでオーダーメイドのソファで寛いでいるかのようなフィット感でした。
ただ、一回乗っただけで判断することはできません。二度三度と繰り返し利用してみて、間違いなくマイエアラインだと思いました。
何故そう感じるのか、まだはっきりとはわからないのですが、おそらく、フライトアテンダントの皆さんの活き活きとした立ち居振る舞いを拝見していると、なんだか元気をもらえるような気がするのかもしれません。
もちろん、国内のエアラインであれば、各社とも質の高いサービスを提供されているはずですし、「パッセンジャーファースト」という姿勢に変わりはないでしょうから、大きな違いはないのだと思います。あとはフィーリングの問題ですから、私はスカイマークと反りが合うということなのでしょう。
今回、7月31日に帰省する際利用した便で、とても素敵なFAさんをお見かけしました。サムネイルにも写真を使用させていただいた、金沢さんです。写真とお名前の掲載についてはご本人の了解をいただいています。
出発前の安全確認をされている時、離れた場所にいらっしゃる他の FAさんとコミュニケーションを取る様子があまりにも鮮やかで、思わず目が釘付けとなりました。
一体何をやりとりしているのかは勿論わからないのですが、指先でのキビキビとしたサインと、目配せだけで完全な意思疎通を図りながらテキパキと業務を進めておられました。
FAの皆さんの仕事ぶりを拝見していていつも思うのは、動きがとても落ち着いていて優雅だなぁということなのですが、「かっこいいな!」と思ったのは今回が初めてです。特に、その目の表情の多彩さには驚きましたし、感動すら覚えました。
上空での接客の様子を拝見しても、本当に表情豊かな笑顔が、一人一人の乗客の状態に合わせるかのように繰り出されていました。写真をご覧になればお分かりだと思いますが、感染拡大防止のため大きめのマスクをされていますから、目しか見えないにも関わらず、どんな笑顔をされているのかが、伝わってくるのです。
なんか、凄い人だな、そう思い、このことを記事に書きたくなってしまいました。
そこで、到着後に降機する際、金沢さんに「写真を撮らせて頂いてもよろしいですか?」とお聞きしましたら、「いいですよ」と仰るのでスマホを向けると「え?私ですか?」と、どこかで聞いたことのある言葉が帰ってきました(^ ^)
「はい、あなたです」
と言いながら撮らせて頂いたのですが、撮影者の腕がイマイチなものですから、素敵な表情の半分くらいしかお伝えできないのが残念です。モンスターさんがいてくれたらなぁ(≧∀≦)
こんな風に、FAの方に撮影をお願いしたのも、そもそも話しかけたのも今回が初めてのことでした。
撮影させて頂いた後に、SNSやブログへの写真とお名前の掲載のお許しを頂いたのですが、その際「マスクをされていて、目しか見えないのに、とても表情が豊かなので凄いなと思いました」と、撮影をお願いした理由をお伝えしましたら「本当ですか、嬉しいです!」と、とても素直に仰ってくださいました。その瞬間、私が何故スカイマークに愛着を覚えるのかが、わかったような気がしたのです。
これからも私は、スカイマークを利用し続けると思いますが、利用の頻度が高いわけではありませんから、金沢さんにまたお目にかかることはないでしょう。でも、このブログをお読みになっている方の中にもスカイマーク派がおられるかも知れません。そんな方が金沢さんの表情豊かで素敵な目に出会えたらいいなと思います。
因みに、本日帰京時に利用した際の機内アナウンスによれば、スカイマークは3年連続「定時運行維持率」ナンバーワンなのだそうです。迂闊にも、それが日本一なのか世界一なのかを確認するのを失念してしまったのですが、日本一なら多分世界一でしょう(╹◡╹)