先日、「三宅由佳莉さんの気仙沼大島慰問演奏 in 2013」という記事を書きました。三宅由佳莉さんが「祈り」を歌われる新しい動画が公開されたことをお伝えするものでした。
公開された動画は、軍事フォトジャーナリストの菊池雅之さんが、ご自身が運営される「KIKU Channel」に投稿されたもので、まず使用されている映像の美しさに驚きましたし、菊池さんご自身の、決して激し過ぎる訳ではないのに、その思いがストレートに伝わってくる熱い「語り」、そして最後に流された、三宅由佳莉さんの未公開映像のインパクトが強く、「すぎ」さんからのご紹介で拝見し終わった途端に記事に取り掛かりました。取り掛からずにはいられませんでした、が正しいかな。
三宅由佳莉さんを扱うブログやチャンネル、SNSサイトは、それこそ星の数ほどありますし、私のように海自OBとして文章主体で表現する者、菊池さんのようにフォトジャーナリストとしてビデオ主体で表現される方、熱烈なファンとして、ツイッターやインスタグラムでインパクトのある映像や情報を発信されるみなさんなど、立場や表現方法は様々ですが、結局「いいものはいい」という結論に落ち着きます。
ただ、捉え方や表現方法が様々であるからこそ、自分では決して引き出せない魅力を互いに提供し合えるという面もあるのではないかと思います。ですから私も、色々なブログやYouTubeチャンネル、Twitter、インスタグラムなどをフォローしています。
前回、素敵な動画を拝見したこともあり、菊池雅之さんの「KIKU Channel」も、もちろんチャンネル登録させていただきました。このブログをお読みの皆さんの中にも、同チャンネルを登録された方がたくさんおられるのではないかと思います。
そんな皆さんには、「通知」が届いているはずですから、もう既にご存知だと思いますが、菊池さんのチャンネルに新たな動画が投稿されました。前回の動画の続編的な位置付けです。
ただ、今回は、三宅さんだけにスポットを当てたものではなく、３自衛隊の５人の歌姫全員が「輝いた」ステージ、そう、2018年の自衛隊音楽まつり・フィナーレの映像をメインに編集されています。この映像もまた美しいものです。まずはご覧ください。
（改めてアップされました（╹◡╹））
いかがでしたでしょうか。
菊池さんの「語り」の中で、前回の動画へのコメントに「歌姫は海自だけじゃないぞ」とのコメントもあったので…と、今回３自衛隊の歌姫に焦点を当てられた経緯が説明されていました。そうは仰っていますけれど、そんなコメントがなくても、このような動画を作ろうと思っておられたと思います。
各自衛隊の歌姫それぞれが、それぞれの個性を伸ばしながら自衛隊の音楽隊の活動を格段に充実させてきたのは明らかですし、三宅由佳莉さんのファンの多くは、他の歌姫の皆さんのファンでもあると思うんです。
それでもなお、三宅さんが注目を浴びる理由は、以前の記事でも書いたかもしれませんが、そのバランスに富んだパフォーマンスも去ることながら、そのような歌姫のありようと言いますか、自衛隊音楽隊の中で歌姫が輝ける、そして活躍できる仕組みを、たった一人で作り上げて来られたことを、多くの皆さんがその目でご覧になってきたからではないかと思います。
不思議なのは、そんなご自身のことを鼻にかける訳でもなく、かといって殊更卑下する訳でもなく、あるがままのご自分を、あるがままに受け止め、あるがままに語ることができる、そのナチュラルさはどこから出てくるのだろうということです。おそらく天性の、このナチュラルさが、三宅さんの魅力の原点あるいは根源なのではないかと思います。先回の「李も桃も…」でご紹介したあの、邪心のかけらも感じさせないナチュラルさです。
今回、菊池さんの新しい動画を拝見したことで、三宅さんの魅力について改めて膨らんだ思いを書かせていただきました。
菊池さん、先回に引き続き、素敵な動画の公開をありがとうございました。三宅さんばかりを扱えないお立場ですが、また、続編が公開されることを、多くのファンが楽しみにしています（╹◡╹）
