あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

木更津「海の音楽まつり」を楽しんできました

 大変遅くなりましたが、木更津で行われた「海の音楽まつり」の報告記事を投稿します。記事に埋め込むため、ウェルカムコンサートの動画をサマリー版で作ったのですが、編集に思いの外てこずってしまい、記事書きが大幅に遅れてしまいました。

 

 2020年1月18日(土)、木更津の「かずさアカデミアホール」で開催された、「海の音楽まつり」に行って参りました。この音楽まつりは、海上自衛隊木更津航空補給処の主催により毎年開催されているもので、今年は17日(金)・18日(土)の両日にわたり行われました。

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 会場までの進出の様子など(と言うほどでもありませんが(≧∀≦))については、すでに報告したとおりです。

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 早く着いたので、待ち行列の8番目に並ぶことができたことは、上の記事でも書いたとおりですが、5〜6番目に並んでらした御夫婦からお話を伺ったところ、なんと長野県からお越しとのことで、東京音楽隊や横須賀音楽隊の地方公演が長野県で開催される機会が限られていることを残念がっておられました。今回、三宅由佳莉さんの生歌を初めてお聴きになるそうで、その期待感がまっすぐに伝わってきます。

 なかなか、私の後ろに列が伸びないなか、地元中学校の吹奏楽部への演奏指導で多くの会場が使用されたため、居場所がなくなってしまったらしい隊員の皆さんがエントランスのロビーに出てこられる一幕がありました。三宅由佳莉さんや目黒渚さんの姿もあり、列に並んでいた皆さんは、ほんの束の間ですが、交流の機会を得ることができました。先ほどの御夫婦も、予想外のハプニングに大変感激しておられました。

 

 待ち行列が300人ほどになった頃でしょうか、1200から当選ハガキと引き換えに入場券を交付すること、入場券1枚につき希望する席の席札1枚を、ホール内の平面図を模した掲示板から剥がして自分の席を確定すること、ホール内への入場は1230からで、それまではホワイエで待機すること、など入場に祭しての注意事項が、航空補給処の担当の方からアナウンスされました。

 私よりも前に並んでおられた方々は、おそらく全員が最前列中央付近の席に着かれたのではないかと思います。フロアからの立ち上がりは60cmくらいでしょうか、低めのステージですので、最前列に座っても、さほど見上げる感じにはなりません。

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 前日の公演をご覧になった方々の話では、昨年12月の館山公演と同様、本公演に先立ち、ディキシーバンドによるウェルカムコンサートが、客席からステージへと移動しながら行われるようです。しかも、三宅由佳莉さんも出演されるとのこと。ウェルカムコンサートに三宅さんが出演されるのは初めてのことなのではないでしょうか。

 会場左後方のドアから入場してきたディキシーバンドが「線路は続くよどこまでも」を演奏しながら、本当にゆっくりと壁際の通路を降りてきます。最後尾は、タンバリンを手にした三宅さんでした。会場左前のコーナーで立ち止まり演奏を続けているディキシーバンドの先頭へ移動した三宅さんが、2曲めの「切手のないおくりもの」を歌いながら、そして時折会場に手を振りながら、私たちの目の前を通り過ぎ、右の方にあるステップからステージに上がります。バンドの皆さんもその後に続いて次々とステージの上へ。三宅さんが歌い終えたところで、横須賀音楽隊先任伍長である袋田歩実・海曹長トロンボーン)から、ご挨拶と曲の紹介がありました。そして、最終曲として「You Are My Sunshine」が演奏され、楽しく踊りながら、三宅さんが歌うという、なんだか新鮮な驚きに満ちたウェルカムコンサートでした。サマリー動画を編集しましたので、よろしければどうぞ。

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 こちらは、歌い終えたあと、客席に手を振りながら笑顔を見せてくれた三宅由佳莉さんです。

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 ウェルカムコンサートで会場の雰囲気は盛り上がり、本公演への期待も高まりました。「かずさアカデミアホール」は、収容人員700名の中規模ホールですが、市街地から遠いことや、結局雪に変わったこの日の天候の影響もあるのでしょう、空席も結構目立ったのがちょっと残念でした。当選ハガキは、当日実際に会場に足を運ばれる方の割合を見積もって少し多めに出すのだと思いますが、集客力のある三宅さんの効果に関する蓄積がないなかで、オーバーブッキングを避けるための抑制がちょっと効きすぎたのかも知れませんね。もちろん、単なる想像です。

 それから、ホールの構造なのですが、床面全体がふかふかの絨毯で覆われており、歩くと大変心地よいのですが、なんとなく音が吸収されてしまっているのか、客席の拍手の音に迫力がないような気がしました。気のせいかも知れませんけど。

 

 さて、そんなことを考えているうちに、1330、開演の時間となりました。

 まず、本演奏会の協賛団体の一つである「かずさエフエム83.4MHz」のアナウンサーの方が、全般進行役として自己紹介され、足元の悪いなか来場した聴衆への感謝を述べ、主催者である海上自衛隊航空補給処(空補処)を代表して処長から挨拶があることを告げました。空補処長は、ステージ中央のスタンドマイクの前に立ち、来場に感謝するとともに、空補処の来歴や現状、この演奏会の趣旨などを紹介し、最後に、今後も変わらぬ理解と支援をお願いすると述べました。来歴などについて、一切メモに頼らないのは、海自では結構好まれるスタイルです。

 空補処長の挨拶が終わり、いよいよ音楽隊の登場です。いつものように、両袖から隊員の皆様がステージに現れますと、拍手が巻き起こります。最後に左袖から長岡隊長が元気よく登場すると、拍手は一段と強くなるのですが、やっぱりちょっとだけ迫力が足りない気がします。

 入場券とともに手渡されたプログラムです。

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第1部

 第1部の構成が変更となり、冒頭に「新・祝典行進曲」が追加され、「ルーマニア民族舞曲」が取りやめとなりました。

 第1部の進行役を務めるのは、チューバ奏者の南波千里さんです。昨年の8月にはまだ海士長でしたが、今回、金色のハマグリをつけておられました。この1月1日に3等海曹に昇任されたのですね、おめでとうございます。

 

1)新・祝典行進曲

 コンサートマーチとして演奏されたのは「新・祝典行進曲でした。今上陛下御即位祝賀御列の儀で、陸海空自衛隊の音楽隊などが沿道で演奏しましたね。御即位後初めて迎えた新年を寿ぐのに相応しいコンサートマーチだと思いました。

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2)マーチ・チャグチャグ

 この曲は、2016年の「いわて国体」に際し、式典曲として作曲されたもので、和のテイストに溢れたメロディーを、吹奏楽として編み上げた大変特色のある行進曲です。自衛隊の音楽隊が演奏する動画は見つかりませんでしたが、海外でも高く評価されているようで、外国の吹奏楽団による演奏の動画が多かったです。それらのうち、真上から覗き込むような視点が面白かったので、この動画を貼っておきます。

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3)夢のあとに

 19世紀から20世紀初頭にかけて活躍したフランス人作曲家、ガブリエル・フォーレの作品です。もともと、イタリアのトスカーナ地方に古くから伝わる詩がフランス語に翻訳され、これに曲をつけたものです。

 その詩というのは、夢の中で巡り合った美しい女性との甘美で幻想的な世界と、夢から覚め、独り現実世界に取り残された哀しみに悶え苦しむ魂の叫びが描かれています。同じようなテーマは、楚の懐王の故事として漢詩でもよく扱われており、世の東西を問わず、儚きものへの憧憬は芸術を生み出すモチーフの一つなのでしょう。

 この曲では、三宅由佳莉さんが、美しいソプラノを披露されました。昨年2月の東京音楽隊定期演奏会で、「椿姫」を背中側から聴かせていただいて以来の本格的なソプラノ歌唱でした。

 ウェルカムコンサートの明るく楽しい歌声との、あまりのギャップに、三宅さんの生歌を初めてお聴きになる方は、度肝を抜かれたかもしれませんね。私だって、これまで何度も拝聴しているにも関わらず、やはり歌い出しで驚いてしまうのは、もうお約束です。

 高橋董子(たかはし・のぶこ)さんの歌唱音源を貼っておきます。どんな感じだったかイメージしてみてください。

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4)三つの詩音

 MCの南波さんが、「第1部の最後にお贈りするのは…」と語り始めたとき、「えー?もう第1部は終わりなの?」と思い、プログラムに目をやると、確かに最後の曲です。時間が経つのがものすごく早く感じられるほど、素敵な時間だったということなのでしょう。

 この曲は、横須賀音楽隊の委嘱作品であることが紹介されました。「〜暁の海〜白の海〜蒼の海〜」との副題が示すとおり、三つの主題の下、海のもつ様々な顔を音で描きあげた作品です。横須賀音楽隊の演奏による音源がありましたので、下に貼ります。フル音源ではありませんが、横音の音ですので、是非お聴きください。美しくカッコ良い楽曲です。

 この曲の演奏では、パーカッションの赤嵜尚子さんが、私のすぐ目の前に置かれたビブラフォンを、真剣な眼差しで、でも美しく奏でてらっしゃいました。やはり、演奏する姿を拝見できるのがライブの楽しみの一つでもあります。

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ここで15分間の休憩に入りました。

 もう定番となりつつありますが、休憩時間となれば赤嵜さんです。袖に下がられる前に、ビブラフォンマリンバ周りの小物の整頓などをされますので、頃合いを見計らってお声がけをします。詳しくは、またスピンオフで紹介させていただきます。

 そして、昨年5月の練習艦隊出航行事の際に知遇を得た某広報関係の方と久しぶりにお会いしました。今回も凄い撮影機材をいくつも抱えています。現場での色々な興味深いお話を聴かせていただき、大変参考になりました。Mさん、ありがとうございました。

 

第2部

 第2部の構成は、昨年12月の館山でのコンサートの第2部と同じラインナップとなっています。「いだてん」メインテーマから始まっていることから、今年度の地方公演におけるベーシックプログラムなのではないかと思います。

 さて、第2部はMCが南波さんからバスクラリネット奏者の米満佳寿代さんに替わりました。昨年来、何度かMCを聴かせていただいていますが、声に豊かな表情をお持ちの方だなと思います。

 冒頭、「いだてん」のテーマを紹介するマクラとしてオリンピックイヤーが始まったことを語られる時の、喜びやワクワク感の声への載せ方が上手だなと感心しました。

 

5)大河ドラマ「いだてん」メインテーマ

 ちょうど今日から、NHKの新しい大河ドラマ麒麟がくる」が始まりましたが、音楽隊の演奏会では、今年度いっぱいは「いだてん」でしょうか。新しい楽曲が国民の耳に馴染んだ頃に新しい曲に変えていくのでしょうね。

 ドラマは結局1度も観ませんでしたが、この曲は本当に何度も聴かせていただきました。軽快な疾走感が素敵な曲ですし、まさにオリンピックへの機運醸成に相応しい楽曲として、国中を盛り上げてきました。館山演奏会の報告と同じ、大湊音楽隊の音源を貼らせていただきます。 

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6)「相棒」オープニングテーマ

 この曲については、館山の演奏会では、米満さんの説明をしっかり聞き取っていなかったため、記事で再構成しようとした時に、ハタと困ってしまいました。2曲演奏したはずなのに、よく耳に馴染んだシーズン4のテーマしか思い出せませんでした。そこで、1曲だけ動画を貼って「これこそが相棒のテーマですよね」と誤魔化してしまいました。

 今回は、ちゃんと聞きました。ジャズバージョンのシーズン8のテーマ曲が最初に演奏され、引き続き、最もポピュラーなシーズン4のテーマが演奏されたのでした。なんだかスッキリしました。

 横須賀音楽隊の演奏は、どちらもキレがあってかっこよかったですよ。

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7)パプリカ

 これも、館山の演奏会と同じですし、歌はセンターを踊る三宅さん、その左隣(向かって右)にはトロンボーンの渡辺綾乃さん、右隣(向かって左)には、まだお名前を認識できていないながら、えらくノリの良い男性隊員の方。このトリオユニットでのパプリカは、実に楽しくダンサブルで、館山での演奏会では目でも耳でも十分に楽しませていただきました。

 館山の演奏会の際、MCの米満さんが、「会場の皆様も一緒にどうぞ」と仰っていましたが、本当に踊る人がいるとは誰も思っていませんでした。ところが、曲が終わった後に、米満さんが「そちらの方は一緒に踊ってくださってましたね、ありがとうございます」と紹介され、会場がどっと沸きました。

 今回は、その実績があるからなのか、もっと積極的に会場を巻き込んで行こうという意気込みと言いますか、米満さんの「お誘い」が本気モードに感じられました。

 実際、三宅さんらのトリオがパプリカを踊り始めると、私の右の方、最前列の中央付近で何人か踊っているのが見えました。後ろを振り返ってはいませんが、結構一緒に踊っている人がいたんじゃないでしょうか、歌って踊って笑顔を振りまく三宅さんからは、「パプリーカ♪」からのコーラスが始まるところで、「皆さんご一緒に!」との気合いも入りました。実に楽しかったですし、館山の時よりも、もっと会場とステージの距離が近づいた、そんなパプリカでした。

 動画は、やはり館山報告と同じ横須賀音楽隊のオリジナルを埋めておきます。この動画のデュオに三宅さんが加わって、今回のトリオになっています。

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8)嵐メドレー

 今回も、思ったのですが、11曲のメドレーとはとても思えないくらい、あっという間に終わってしまった感じがします。嵐のヒット曲というのは、それほど私たちの耳に馴染み、広く愛されてきたのだなぁと改めて感じました。

 何しろ11曲もあるので、前回も今回もとても覚えきれませんでしたし、そもそも曲名を知らない曲もありますので、記事で再現することは諦めますが、彼らへの敬意を込めて、「サビメドレー」の動画を貼っておきます。

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9)ユー・レイズ・ミー・アップ

 今回も、大山里美さんのフルートソロによる演奏です。素人が生意気なことを言うようで申し訳ないのですが、大山さんは、今回の方がリラックして伸び伸びと演奏されているように感じられました(個人の感想です(≧∀≦))。

 いい演奏だなぁと聴き入っていたのですが、ふとした光景にちょっと不安が過ぎりました。大山さんが嫋やかに奏でられるフルートの右端のあたりが、右脇にもう1本置かれたスタンドマイクを霞めるように踊っているのです。「当たりやせんだろうか」とちょっとだけ心配しながら見ていました。

 ふと、目黒渚さんの方を見ると、やはりちょっと気にかけておられるような感じがしましたが、私の思い過ごしかも知れません。優雅で素敵な演奏は、何事もなく終わり、大山さんは大きな拍手に応えて深々とお辞儀をされ、席へと戻られました。

 今回も、大山さんが大湊音楽隊におられた頃の動画を貼っておきます。

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10)トゥモロー

 館山の時と同じ構成なので、もうお分かりと思いますが、この曲では三宅由佳莉さんの歌が披露されました。もちろん、三宅さんが歌うという紹介があったので、三宅さんがステージに現れるのはわかっているのですが、バンドによるイントロが始まると、本当に姿を表してくれるだろうか、と詮無い不安がちょっとだけ脳裏を霞めたりもします。

 館山の演奏会では、本当に驚きました。この曲を生で聴いたのは初めてのことでしたが、多くの動画で、三宅さんが歌われるこの歌は何度も聴いていたので、自分の中には一つのイメージが出来上がっていました。でも、目の前で実際に三宅さんから繰り出されているのは全く異なるものだったからです。

 今回は、すでに違うイメージを持ってこの曲を聴けたので、三宅さんの新しい表現を楽しむこともできました。前回も書いたような気がしますが、言葉の一つ一つをとても大切にして、丁寧に歌っている、そんな風に思えます。

 それにしても、ステージ上の身のこなしが実に堂々として、大歌手の風格を感じさせますね。感動的にこの歌を歌い終えた三宅さんが、大きな拍手に、深々としたお辞儀で応え、ステージ中央から少し脇に移動して立ちます。

 

 まだ拍手が鳴り止まないなか、総合司会の方から「ここで花束贈呈がございます」とアナウンスがあり、会場は一旦静かになりました。

 今回の花束贈呈は、午前中に横須賀音楽隊から演奏指導を受けていた二つの中学校の吹奏楽部の部長を努めておられる女子生徒さん達からでした。総合司会の方から、本公演の前に生徒さんたちから伺った話として「演奏指導はどうでしたか?とお聞きしたところ、めっちゃ分かりやすくて、めっちゃ楽しかったー、と言う返事をいただきました」と紹介されると、会場は笑いに包まれていました。音楽隊は、地方公演の際にはこのような演奏指導を行なっていますが、生徒さんたちにとっては、きっと忘れがたい経験なのでしょう。

 花束を受けたのは、長岡隊長と、米満さんのお二人でした。お二人は生徒さんたちと握手をし、隊長からは何か小さなギフトが生徒さんたちに手渡されました。会場からの盛大な拍手にちょっとはにかみながら、笑顔を見せる生徒さんたちの姿が微笑ましかったです。

 

 生徒さんたちが拍手に包まれながら退場し、長岡隊長もそれに続いて左袖に入ろうとした時に、総合司会の方が、「何だかこのまま終わってしまうのも勿体無い感じがしませんか?」と語りかけ、それを聞いた隊長が「おっと」と言う感じで立ち止まるというパフォーマンスに会場は沸き上がります。

 隊長は指揮台に戻り、三宅さんが左袖に退場されます。アンコールは何だろう、いきなり「軍艦」で終わりなのかな?

 長岡隊長の両手が上がり、タクトが振られると、響き渡ったマーチは「軍艦」ではなく「ラデツキー」でした。なるほど、ウィーンフィルニューイヤーコンサートのようで実にいいですね。美しく元気の出るこの行進曲は私も大好きです。

 力強く、また繊細なこの曲が演奏されている間、ふと左袖に目をやりますと、三宅由佳莉さんが、ステージを見ながら手拍子をされていました。心温まる、とても良い光景だな、と思わず笑みが漏れてしまいました。

 動画は、敢えてウィーンフィルのニューイヤーを貼ります。縁起物ですから。

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 演奏を終え、隊長が退場されますが、拍手は鳴り止まず、さらなるアンコールを求めます。すぐに隊長が手拍子をしながら登場し、会場は笑いに包まれ、隊長に合わせて拍手が手拍子に変わります。そして指揮台に登った隊長が、こちらに向いて右手の人差し指を立てて「あと1曲ね」と言う仕草をすると、会場は笑いながらも大盛り上がりに盛り上がります。

 もちろん「軍艦」です。

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 演奏が終わり、盛大な拍手のなか、隊長がパートごとに順次席を立たせて紹介していきます。こうして、最後に全員を讃える長岡隊長のスタイルは、とても温かく感じられます。そして、左袖に向かって「おいでおいで」をすると、三宅由佳莉さんとピアニストの方が姿を見せ、会場に向かってお辞儀をしました。

 「以上を持ちまして、海の音楽まつりの全ての演奏を終了させていただきます」と総合司会の方からアナウンスがあり、ステージ上のみなさんが会場に向かって手を振り、会場の皆さんもこれに応えつつ別れを惜しみます。

 今回も、楽しく感動的な、素晴らしい、演奏会でした。

 

 さて、この記事で触れたこと以外にも色々なエピソードがありましたので、スピンオフ記事で逐次紹介していきたいと思います。