我が練習艦隊は、公式ページの予定によれば、明日26日にパプアニューギニアのラバウルに入港します。最近の傾向として、公式予定よりも1日早く入港することが多いので、すでに本日入港したかもしれません。何とも…
ラバウルと言えば…私と同年代以上の方々であれば、「ラバウル海軍航空隊」が真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか。どんなところかは詳しく知らないけど、とにかくそこに帝国海軍の航空隊が置かれ、連合軍と死闘を繰り広げたという認識だけは共有されているのではないかと思います。
川上良司海曹長が、2013年の東郷の杜音楽祭で歌われた「ラバウル海軍航空隊」の動画がありますので、まずそれをご覧いただきましょう。当時はまだ1等海曹でした。まだ海士長だった荒木美佳さんの初々しさとその語りにもご注目ください。
ご覧になっていただけましたでしょうか。素晴らしい曲ですよね。川上良司さんが歌うこの歌が私は大好きです。だから、この動画を作ったのです。自分で作っておいて言うのも何ですが、観るたびに感動します(≧∀≦) 昨年の東郷の杜では、生歌をお聴きする機会があり、本当に感激致しました。
さて、荒木さんの語りにもあったとおり、この曲は戦前のNHKが制作したものです。こうして国民の戦意を高揚し、我が国の国是を称揚していた放送局とは思えない、現在のNHKの姿を見るにつけ、強い憤りを感じるのは私だけではないと思います。謂れのないことにもかかわらず、理不尽な連合国側の主張に対し、言論機関のくせに言論で戦うこともせず、全ての責任を命をかけて戦ってきた陸海軍に押し付け、自らは頰被りを決め込んで「私たちは一貫して平和を訴えてきました」みたいな顔をしていますね。
放送法を盾に取り、国民の多くが望んでもいない番組づくりや、得体の知れない事業に費やす経費に充てるため、毎月NHKが収奪する受信料を、意に沿わないまま支払うことで心的外傷を負い続けている、心ある日本人に対するケアはいったい誰がしてくれるのでしょう。大変重大な問題だと思っています。
また脱線してしまいました、でも卑怯なNHKにハシゴを外され煮え湯を飲まされ続けてきた帝国陸海軍将兵の皆様の遣る瀬無い心を思えば、言わずにはいられなかったのです。それと同時に、スポンサーである我々は、NHKに対し、もっと厳しく注文してもいいのではないかと思います。それをしないと、国民を蔑ろにする今の態勢は変わらないのではないでしょうか。とは言え、お読みになっている方の中には不愉快に感じられた方もおられるかも知れませんね、すみませんでしたm(_ _)m
ラバウルの話です(╹◡╹)
ラバウルは、パプアニューギニアの東端にあるビスマルク諸島の一つ、ニューブリテン島に所在する地方都市です。
かつては、東ニューブリテン州の州都でしたが、1994年のタブルブル火山の噴火によりその機能はココポに移されてしまいました。人口も、それまで2万人近かったものが、州都機能の移転に伴い4千人以下となりました。
このことが示すように、ラバウル周辺は火山地帯として知られており、艦隊が入港するシンプソン湾自体がカルデラなんだそうです。
そんな火山地帯のラバウルで、練習艦隊はどんな活動を展開するのか、楽しみですね。「かしま」艦上でのレセプションんは間違いなく行なわれますので、また、三宅由佳莉さんに夜両国国歌の独唱が行なわれるでしょう。
下にパプアニューギニアの国歌を貼っておきます。