練習艦隊の公式ページに、8月19日(月)〜9月1日(日)の写真が大量に公開されました。もちろん実習幹部の訓練風景や、交流プログラムで乗艦している環太平洋諸国海軍の青年士官たちの様子が中心ですが、今回は、フィジーのスバに入港した8月22日(木)の夜、岸壁係留中の護衛艦「いなづま」の飛行甲板で行われた練習艦隊音楽隊の隊員向けコンサートの様子を収めた写真がまとめて公開されています。
「いなづま」艦上でのコンサートは、今次航海で初確認です。ちょっと見てみましょう。
艦載ヘリ(SH-60K)が鎮座する無機質な格納庫は、夜間にライトアップすることで、まるで凝りに凝ったデコレーションを施したようなステージに早変わりです。左右のスタンションに飾られているのは、艦上レセプションで使われる提灯でしょうか。
音楽隊の皆さんは、陸上戦闘服に身を包んでの出演です。この服装も、今や音楽隊のコスチュームの一つとしてすっかり定着しましたね。皆さんよくお似合いです。
おや、三宅由佳莉さん、パーカッションではなく、ヴォーカリストとしてコンサートを盛り上げます。何を歌っておられるのでしょうか。いつも楽しそうに歌いますよね。
人差し指を立てて、何歌ってるんだろう? いつか動画を上げてくれると嬉しいのですが、どうなんだろう。ところで、このステージで演奏している音楽隊員は7名かな?練習艦隊音楽隊は、隊長を含めると20名のはずですので、このように小規模編成の3個チームを作り、各寄港地ごとにローテーションでこのような隊員向けコンサートを行なっているのかもしれません。
三宅さんとデュエットしているのは、音楽隊長ではないでしょうか。音楽隊には歌の上手い方が多いですよね。でも、ステージで歌う機会がそんなにあるわけではないでしょうから、少し表情が硬い感じもします。三宅さんは実に楽しそうで、本当に歌うことが楽しくて仕方ない、そんな感じが伝わります。というか、右手に持ってるのタンバリンじゃないのかな? 盛り上げますねー(╹◡╹)
皆さん立位での演奏です。戦闘服姿での立位の演奏は格好良いですね。私が参加した大昔の遠洋練習航海では、随伴艦の艦上でこのようなコンサートが行われることはありませんでした。それはそうでしょう。ヘリ甲板なんかありませんでしたし、トン数で言えば、「いなづま」の半分くらいの小さな艦でしたから(≧∀≦)
今回は、音楽隊のコンサート写真がまとめてアップされていたことから、ご紹介する記事を書いてみました。オークランドでの活動状況はどうなのかな、探してみますね。