今年の遠洋練習航海も、日付変更線のこちら側に戻り、フィジーのスバからは後半の訪問日程に入りました。早いもので、あと2ヶ月足らずで終わってしまいます。
今回の各国歴訪で、また一回り成長されたであろう三宅由佳莉さんの歌を早く聴いてみたいという気持ちももちろんあるのですが、各寄港地での聴衆の反応などを見ていると、もっと多くの国を訪問して、より多くの人々に歌声を聴かせてあげて欲しいとも思ったりします。
そんなことを考えている時、ふと頭に浮かんだことがあるのです。史上初の歌姫帯同での遠洋練習航海は、どうやら大きな成果を残しつつあるようですが、今年だけのことなのか?という疑問です。
確かに、遠洋航海への参加は三宅さんが長年希望されてきたことではありますが、「希望を叶えてやろう」などというヤワな発想で実現した訳ではないでしょう。東京音楽隊にヴォーカリストを採用したことで広報効果が飛躍的に向上したことを受け、練習艦隊音楽隊の演奏現場においても同様の効果が得られることを実証するための試行が行われているのではないでしょうか。
何の根拠もありませんが、大胆に予想するならば、来年以降も遠洋練習航海は歌姫帯同となるのではないか。ただし、連年の参加は本人への負担も大きいことから、来年は中川麻梨子さんが参加されるのではないか。つまり、短期補職とはなりますが、三宅さんと中川さんは1年で再び相互交代となるのではないか。
そしてさらに言うならば、このローデーションを円滑にするため、3人目の歌姫採用の計画があるのではないか。さあ、どうでしょう。そんなことがあり得るのかどうか、私にはわかりませんが、予想するのは自由です(╹◡╹)
でも、考えてみてください。今年だけ歌姫帯同という方が、よほど不自然な気がしませんか? というか、一度成果を出してしまったら、もう前へ進むしかないのではないでしょうか? 違うのかな、私にはそう思えるのですが…
いつもながら、当たるも八卦の妄想ですが、そんなことになったら、なんか素敵だな、という個人的な思いを込めて書いてみました。
でも、寄港地での催しに歌姫が華を添えることで訪問先国との良好な二国間関係の促進を後押しし得ることは現に実証されつつありますし、歌姫常備艦隊は、我が国の、より安定した安全保障環境の構築に少なからぬ貢献をするに違いありません。