あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

マサトラン

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 我が練習艦隊は、日本時間で本日の夕刻以降、メキシコのマサトランに入港します。

 今回から、訪問国の国旗でヘッドを飾ることにしました。過去記事にも訪問国の国旗を入れておきます。

 マサトランの港は下の写真のとおりです。この航空写真で見る限り、港の奥の方は水深が十分あるのかどうかもはっきりしませんし、大きな桟橋もないようですので漁船などが使用しているのではないかと思われます。我が艦隊は、十分な水深が確保できていそうな赤色破線のあたりのコンテナ埠頭と思われるところに係留するのではないでしょうか。街の向こう側にはビーチリゾートが広がります。

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 さて、メキシコです。メキシコと言えば、私の年代ならばサボテンにソンブレロ、タコスにテキーラというのが典型的なイメージでしょうか(若い人もそうなのかな?)。

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 私が参加した遠洋練習航海部隊もメキシコを訪問しましたが、太平洋側ではなく、カリブ海側のベラクルスでした。その時の思い出を綴った記事がありますので、興味のある方はお読みください。

retcapt1501.hatenablog.com

 私が訪れたベラクルスもメキシコ有数のリゾート地でしたが、今回練習艦隊が寄港するマサトランも、太平洋の真珠とまで言われる美しい海岸線を誇る一大ビーチリゾートです。

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 せっかく訪れるのですから、リゾート気分を満喫してもらいたいものですが、各艦と司令部所属の幹部自衛官以外の実習幹部や乗員は制服を着用しての上陸ですし(私の時はそうでした、今も同じじゃないかと思います)、寄港地での様々な任務(イベント)もありますので、心ゆくまでゆったりすることはできないでしょう。

 それでも、スペイン語圏での「言葉が通じない」という状況を楽しみながら見聞を広げていただければと思います。本当に「目から鱗」のようなことがたくさんありますから(^ ^)

 マサトランでの行事予定等について、在メキシコ日本国大使館のホームページには、何一つ情報がありません。というか、練習艦隊がやってくることすら一言も掲載されていません。ただ、大使館のツイッターに一つだけツイートがありました。

  グーグル翻訳でスペイン語を訳すと、

日本海自衛隊の訓練部隊がマサトランに到着し、あなたは船のうちの1つを訪問することができるだけでなく、武道、日本の太鼓と音楽のバンドの壮大なコンサートのプレゼンテーションに出席することができます。

 うーん、何一つ具体的じゃないのね。

 一応、このツイッターが一番頼りになりそうなので、フォローしておきます。

 

 最後に、メキシコ国歌の動画を入れておきます。三宅由佳莉さんは、「かしま」での艦上レセプションの冒頭、「君が代」を読誦される前に、このメキシコ国歌をスペイン語で歌われるはずです。

www.youtube.com