先般、練習艦隊がグアテマラのプエルトケツァルに入港した際、グアテマラ国立劇場において国軍創立記念日を祝う年次演奏会に練習艦隊音楽隊が出演したこと、三宅由佳莉さんが「さくらさくら」を歌われたことを報告しました。
その後、「すぎ」さんから、同演奏会において三宅由佳莉さんが「Time to say Goodbye」を歌われている動画があるとの情報をいただき、確認したのですが、相当の遠景で、しかも最後の方しか収録されていなかったものですから、どうしたものか考えあぐねていました。と言いますか、そもそも、グアテマラ当局が公開した演奏会全体の動画の中に、このシーンはなかったのです。なんだか狐につままれたような気がしていました。
ところが、昨夜、「いかづち」さんが、「どこの演奏会かわかりませんが、こんなのありました」とLINEで送って下さったのが、この動画です。スマホ縦撮りですが、三宅さんの雰囲気がよく伝わります。前の方の席でも、みなさんスマホで撮影していますね。前の方の方々、YouTubeにアップしないのかな？
三宅由佳莉さんによる、久々の「Time to Say Goodbye」ですが、磨きがかかっていると言いますか、表現として相応しいかどうかは別として、艶っぽさ、円熟味というものが感じられます。
なんだか、国外公演で、改めて三宅さんの成長を感じることができたような気がして感慨無量です。
ところで、お気付きになったでしょうか、三宅さんの服装です。先日ご紹介した「さくらさくら」や「ソーランファンク」の際には、第1種夏制服型の演奏服（上下白のジャケットとパンツ）でしたが、この動画では、三宅さんお馴染みのメスドレス型演奏服です。つまり、本公演前のウァルカムコンサートが行われたのではないでしょうか。事前に流れていたリーフレットも、開演時間が1900とされているものと1930とされているものの2種類ありました。だから、演奏会全体の動画には含まれていなかったのでしょう。納得です(^^)
この動画をアップして下さったBarbsさんには、皆様を代表してお礼のメッセージを送らせていただきました。
そして、グアテマラでの演奏会について「すぎ」さんからも新たな情報が寄せられました。これは演奏会終了後、おそらく同劇場内で開催された大統領主催レセプションにおいて、練習艦隊司令官・梶本大介海将補から、モラレス・グアテマラ共和国大統領閣下への記念品贈呈の場面です。お二人ともいい表情をされていますね。ところで、右奥に写っているのは誰でしょう？
下の写真では、三宅由佳莉さんが、モラレス大統領閣下と談笑されています。何を話されているのかはわかりませんが、何か熱く語ってらっしゃるように見えますね。
大統領主催のレセプションに隊員が招かれるなど、国内においてはまずあり得ません。「すぎ」さんは、三宅さんが練習艦隊に参加してよかったと思える写真だと仰っていますが、まさにその通りですね。
このような場を数多く経験することで、自衛官としても人としても、そして歌手としても大きく成長されることと思います。
