あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

海上自衛隊東京音楽隊の水曜コンサート2018(その2)

f:id:RetCapt1501:20180914051426j:plain

 昨日に続き水曜コンサートの様子です。

 「その1」では、三宅由佳莉さんにご挨拶してサインをいただき、「いかづち」さんが練り上げた「プランB」が成功を納めたところまででした。

retcapt1501.hatenablog.com

 一つ書き忘れましたが、サインを頂いたあと、三宅由佳莉さんと握手させていただきました。暖かい手でした(╹◡╹)

 私たちのご挨拶が終わったのが、1130(ひとひとさんまる)頃でしたが、後ろには長蛇の列ができています。演奏会前の部隊集合時間が、確か1150(ひとひとごーまる)でしたので、食後の休憩を1秒も取ることなく、三宅さんは本番に臨むことになるのだろうなぁと思いました。

 「応援してます!」と言っている我々ファンが、結局、三宅さんの足を引っ張っている面が間違いなくあるのですが、ご挨拶したいファン、ファンの要望に応えたい三宅さん、双方の気持ちも大切です。だからファンとしての応援の仕方が、いつも議論になるのだと思いますし、ファンとしてどう弁えるべきなのかは、各自が考え続けなければならないテーマなのだと思います。また、脇道に逸れてしまいました(≧∀≦)

 というわけで、三宅由佳莉さんの、とても丁寧なファン対応が続きます。そんな様子を納めたのが下の動画です。もちろんスマホでの撮影です。

www.youtube.com

 動画のラストで、「お待たせしました」と順番待ちしていた方に声をかけられているのが印象的です。

 一人一人に対し、本当に丁寧に対応される三宅由佳莉さん。でも、時刻はどんどん押していきます。列の後ろの方の方々の心情を察した三宅さんは「時間なら大丈夫ですから、安心してください」と声かけされていました。

 こういう、人柄がそのまま滲む対応がまた、彼女の人気を高めている理由の一つなんだと思います。

 とは言え、演奏会の開演が迫っています。1155(ひとひとごーごー)頃には川上良司さんが脇の方から心配そうに様子をご覧になっていました。

 

 さて、肝心の演奏会です。セットリストは、このようになっています。

f:id:RetCapt1501:20180914051715j:plain

 この演奏会の全編を収録した動画がありましたので埋めます。

 h1way2012さん、いつもありがとうございます(╹◡╹)

www.youtube.com

 初っ端の「海を超える握手」は、スーザの有名なマーチで、必ずどこかで聴いたことのある名曲です。

 2曲めの「ソーラン・ファンク」は、現在震災からの復興途上にある北海道の「ソーラン節」をファンキーなアレンジで聴かせてくれました。楽しかったです。

 3曲め「ハナミズキ」は一青窈さんのヒット曲ですね、911同時多発テロ直後にニューヨークの友人んから届いた一通のメールをきっかけに一気に書き上げたというこの曲、三宅由佳莉さんの歌が披露されました。とても丁寧に、一言一言を大切に歌ってらっしゃいます。上に素晴らしい動画がありますが、あえて自分がスマホで撮影した動画を埋めます(≧∀≦) 画面がちょっと傾いているという、手持ちのアナログ感が「売り」です、はは…(^^;

www.youtube.com

 そして、後半、今回はジャズトランペッターの類家心平さんがゲスト出演されました。実は、類家さんは海上自衛隊大湊音楽隊に所属していた海自音楽隊OBなんだそうです。そんな関係もあり、またおそらくジャズ好きの樋口隊長の趣味も手伝って、このような形でのコラボが実現したのではないかと思います。

f:id:RetCapt1501:20180914055500j:plain

 ソロ演奏も、東音のサックス奏者やトランペッターとのセッションも素晴らしかったのですが、最終曲目であるチュニジアの夜のラスト、類家さんのソロでのフリー演奏は見応えありました。演奏を止めて類家さんのフリーソロに任せる東京音楽隊は、最後を合わせるため、そのラストがいつ来るのかを予測しながらじっと聴いています。でも、終わりかけかな・・と思うとまた盛り上がったり、どこまで続くのか誰にもわからない展開に、コンサートマスターの横野さんが、時々「参ったな」という表情を見せるのが楽しかったです。私の席からは見えませんでしたが、荒木美佳さんも、最後のMCのためのステージ入りのタイミングをはかっておられたそうです。

 ライブの楽しみでした(╹◡╹)

 そして、アンコールに応えて演奏されるのは、もちろん「軍艦」ですが、なんと、類家さんもトランペット席に座って「軍艦」の演奏に加わります。

 演奏前、樋口隊長が客席に向かい「類家心平が、『軍艦』を演奏します」と紹介すると会場はひときわ盛り上がりました。

 勇壮な「軍艦」が赤坂のランチタイムに響き渡り、この日の演奏会は幕となりました。短い時間ではありますが、とても充実した内容だったと思います。

 

 演奏会が終わった後にも、書きたいことがまだまだあるので、とりあえず演奏会が終わったところで「その2」を括ります。

 「その3」も引き続き乞うご期待(╹◡╹)