本日は、東京都千代田区九段北にある靖国神社を訪れ、公益財団法人「水交会」による月例参拝に参加して参ります。
防衛大学校の第1学年の時に、「靖国行軍」で初めて訪れて以来、現役時代には何度となく社殿にて手を合わせましたが、退役後は足も遠のいてしまい、今回が初めての参拝となります。
防衛大学校の「靖国行軍」とは、第3学年が行う「断郊(だんこう/クロスカントリー)」競技の必勝を期して、各中隊ごとに有志を募り、靖国神社まで徒歩行軍を行い参拝するというものでした。当時はまだ週休二日ではなく、土曜日の午前中まで講義が行なわれていましたので、課業終了後の昼過ぎに、戦闘服姿で出発しました。
当然、夜を徹しての行軍であり、決して楽ではありませんが、大きな達成感が得られますし、何よりも、自分の脚で靖国神社までたどり着くことで、何らの後ろめたさもなく、清々しい気持ちで参拝することができました。
これはあくまで休日を利用した自発的活動ではありましたが、参拝前に戦闘服から制服に着替える私たちのために、各中隊の指導教官は学生の制服を私有車に積み込んで靖国まで運んでくれました。とてもありがたかったです。
現在でも、「東京行進」と名前を変えて続けられているようで、YouTubeには動画がたくさん上がっています。
本日は、横須賀よりも随分近い横浜からの進出ではありますが、徒歩行進のような無謀なことはせず、電車で向かいます。
靖国参拝のあと、徒歩で千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ移動、献花、その後バスにて防衛省内に入り、敷地内の慰霊碑に献花という段取りになっています。
月例参拝の顛末については、また報告したいと思います。