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東京音楽隊の「宇宙戦艦ヤマト」ニューアレンジ

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 去る8月5日(日)に開催された、「第2回 全日本こころの歌歌謡選手権大会」で、終始伴奏を務めた東京音楽隊スペシャルライブが行われことはすでに報告した通りです。

retcapt1501.hatenablog.com

 この中で披露された「宇宙戦艦ヤマト」が、ニューアレンジで演奏されたことは、斎藤さん情報として書かせていただきましたが、その後、その斎藤さんから、この曲のニューアレンジの詳細について報告がありましたので、まとめてみたいと思います。

 まずは、斎藤さんから頂いたコメントです。

さて、ヤマトニューアレンジですが、川口海士長の「川上良治海曹長の体全体が共鳴する重厚な歌声と三宅由佳莉3等海曹の透明感あふれる歌声でお聴きください」という紹介のあと、「ゴー」という海底をイメージする音から始まり、川上さんが重厚な低音で、「さらば地球よ、旅立つ船は、宇宙戦艦ヤ~マ~ト」と歌います。このスローな歌い出しは、テレビ版「宇宙戦艦ヤマト」の第1回から数回分のオープニングの歌い方ですが、今回は、その後の「宇宙のかなたイスカンダルへ」から1番(1コーラス)全部がスローテンポで歌われ、三宅さんの「アー、アー、アー、アー、アー」といういつものコーラスもスローテンポで入ります。そして。「手を振る人に笑顔でこたえ」の部分に、いままでにはない三宅さんの「アアア」という超高音のコーラスが4回入り、テンポアップして、再度1番から始まり、2番まで歌われ、最後は、右手を胸の前に出す、あの決めポーズで終わります。聴きながら、私は、実際のテレビ版ではBGMはない部分なのですが、テレビ版「宇宙戦艦ヤマト2」の25話で、ヤマトが降伏寸前の地球を救うため、白色彗星帝国との最後の戦いのために、海底から魚雷を撃って、浮上していく、カッコいいシーンをイメージして、涙が出そうになりました。私は、最前列右端から中央やや左寄りの三宅さんの方だけ向いて、耳で川上さんの声を聴いていました。藤沼3曹ら3名のコーラスも完璧で、本当に素晴らしい演奏でした。モンスターさんをはじめ、聴かれなかった方が多少でもヤマトニューアレンジパーションのイメージをしていただけたら嬉しいです。もしかして、10日のテレビ放送では放送されるかもしれませんが、というより、放送されないともったいなくて・・・。」

 斎藤さん、詳細な報告をありがとうございます。ニューアレンジの中身がよくわかるレポートですね。それにしても斎藤さん、宇宙戦艦ヤマトのこと詳しいですね。私たちの世代は、まさに元祖宇宙戦艦ヤマト世代なのですが、なかなかストーリーの細部まで把握している人はいないと思います。恐れ入りました。

 曲の導入部を重々しくスローなテンポで展開し、次いで、そこにあの格好の良いイントロを入れて一気に盛り上げる、こう、書いているだけで気分が高揚してきます。

 三宅さんの新たな超高音のコーラスがどんなものなのかも気になりますね。

 藤沼さんら男声合唱団のアレンジも変化があったのでしょうか、配置がかなり変わったようです。

 選手権大会の模様は、BSジャパン7chで明日放送予定ですが、是非、この楽曲を放送して欲しいものですね。

www.bs-j.co.jp

 でも、ダイジェスト版なので東京音楽隊の演奏曲目からのチョイスとなるとやはり大会課題曲から「金色の蝶」を歌った三宅由佳莉さんになるのだと思います。もちろん、三宅さんの歌が聞きたいですけど、ヤマトも聞きたい。というか、東京音楽隊の演奏全部聞きたい、というのが本心ですが、それは無理というものですね(╹◡╹)

 それにしても、放送時間が午前中なので、フルタイムワーカーの私には「観れないじゃないか」な時間です。YouTubeにどなたかがアップして下さるのを楽しみにしています。