本州付近に停滞する梅雨前線の影響による記録的な大雨で、西日本各地に大きな被害が出ています。週末にかけても大雨が続くようなので心配です。
ここ、横浜でも雨が降り出しました。関東地方も週末は悪天が予想されています。
天候には恵まれそうもありませんが、明日、7月7日(土)、いよいよ3自衛隊合同コンサートが、埼玉県川越市の「ウエスタ川越」で開催されます。
先日、「陸・海・空自衛隊合同コンサート」と言う記事で報告しましたが、幸いなことに私は応募に当選することができました。
今回残念ながら涙を飲んだ方々には申し訳ありませんが、初めての合同コンサートを楽しませて頂きたいと思います。初めての合同コンサートでもあり、東京音楽隊の新米ファンである私にとっては、ようやく2度目の生演奏体感ということになります。
定例・定期演奏会とは違い、演奏曲目に関する事前情報は一切ありませんが、どんな楽曲を披露してくれるのか、却って期待感が高まります。
これまでの合同コンサートの記録などを見ると、第一部では各自衛隊のセントラルバンドによる単独演奏が行われ、第二部では、3つの音楽隊からの選抜メンバーによる合奏という構成になるようです。
海上自衛隊東京音楽隊の演奏でさえ、生では1回しか聴いたことのない私にとって、陸上自衛隊中央音楽隊や航空自衛隊航空中央音楽隊の単独演奏まで聴くことができるのは、本当に幸運なことだと思っています。
音楽に関しては全くの素人ではありますが、素人なりに、陸海空、それぞれの音楽隊の持ち味などについて、感じたことを報告できたらなと思います。
今回の合同演奏会の注目点の一つが、3音楽隊の歌姫が揃い踏みとなることでしょう。陸の松永美智子さん、空の森田早貴さん、そして我らが三宅由佳莉さん。
第一部でのそれぞれ単独での歌唱も楽しみですが、第二部では、みんなを「あっ」と驚かせるようなトリオ歌唱が用意されているのではないかと、勝手に期待感を膨らませています(^ ^)
そして、個人的に気になるのが、東京音楽隊の樋口隊長です。
先月の西日本大遠征、6月18日の山口公演での終盤に、樋口隊長の退官が紹介され、花束の贈呈が行われたことを、「モンスター」さんからのコメントで知りました。
公の場でそのようなセレモニーを行うということは、正式の人事発令が山口公演の直前にあったということを意味します。
そして、演奏会におけるそのようなセレモニーは、演出ではなく、隊員にとってはある意味儀式でもあるわけですから、2度行うことはないでしょう。ですから、合同コンサート前、おそらく7月1日付で樋口隊長は東京音楽隊「付き」になるのだと考えていました。
でも、このような大きなイベントを前に第一線を退くというのも不自然な気はしています。「付き」発令は、通常、キリのいい日付、例えば1日、10日、20日などが多いので、ひょっとすると、合同演奏会明けの7月10日付の可能性もあるのではないかと思うのです。
実際、今日現在、東京音楽隊のホームページ上、隊長紹介のページには樋口好雄2佐の笑顔が踊っています。指揮官の紹介ページの更新がそんなに遅れるとは考え難いですよね。
山口公演では、海上自衛隊東京音楽隊としてのセレモニー、そして明日の演奏会では、陸海空3音楽隊としての退官セレモニーという切り分けになっているのではないかと思えてきました。
明日は、樋口好雄隊長の振り納めに立ち会えるのではないか、そんな期待も膨らみます。