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三宅由佳莉さんの出会い・・・ホルン奏者にして存在感あるヴォーカリスト・川上良司さん

 

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 「三宅由佳莉さんの出会い」シリーズも6回目となります。

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 今回は、「官製” ささきいさお”」とも呼ばれる、川上良司さんです。これまでも、いくつかの記事の中でお名前が出てくることはありましたが、今回は主役として登場していただきます。

 見た目も、声も、とても厚みがあって存在感のある川上さんですが、宇宙戦艦ヤマトのイメージが強いし、またこの歌唱がとても評判が良いものですから、ヴォーカリストとして認識されている方もおられるかも知れません。

 でも、本業はホルン奏者ですし、大抵ホルン席に座って演奏してらっしゃいます。

 演奏会では、トランペットやサックス、トロンボーンなどのプレイヤーがソロ演奏で楽しませてくれることも多いのですが、ホルンのソロってなかなかないですよね。

 ソロではありませんが、東京音楽隊のホルン奏者4人による演奏が行われている動画がありますので、川上さんのホルン演奏の様子をご覧ください。

 この動画は、2010年6月4日(金)、佐賀市文化会館で行われた演奏会で、シューマン作曲の「4本のホルンのためのコンチェルトシュトゥック」を演奏する様子ですが、海外も含め絶賛するコメントが多数寄せられています。

途中で、川上さんのソロになる部分もありますよ。

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 このように、まずはホルン奏者として一流のプレイヤーである川上良司さんですが、先ほども触れたように、「宇宙戦艦ヤマト」のイメージが圧倒的に強いですよね。

 声質や歌い方が、「本物の」”ささきいさお”さんにとても似ていることでも評判です。2016年4月16日(土)奈良・橿原神宮の「神武祭」トワイライトコンサートで披露された「宇宙戦艦ヤマト」です。

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 このコンサートでは、三宅由佳莉さんとのデュエットで歌われた「我は海の子」も感動的です。お二人の名唱と言って良いのではないでしょうか。

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 橿原神武祭の動画は、大変な評判ですので、上の二つについてはご覧になったという方も多いかもしれませんね。どちらも本当に良い仕上がりだと思います。

 でも、この他の大小様々な演奏会でも、川上良司さんは多彩な歌を披露されてきました。何時ぞやの大阪公演では、三宅由佳莉さんとのデュエットで「二人の大阪」を歌われたこともあるそうですが、屋内コンサートのため動画はありません。残念ですね。

 公開されている動画の中で、川上良司さんが歌われているもののうち、私が個人的に好きなものをいくつか、単曲動画として編集しましたので以下にご紹介します。

 

 まず、はじめに、2013年6月15日(土)、岩手県遠野市遠野市民センターで行われた「東日本大震災復興祈念演奏会in遠野」で披露された「遠野物語」です。

 この曲は、岩手県釜石市出身の音楽プロディユーサー・あんべ光俊さんの作品ですが、日本人の感性に響く名曲だと思います。川上良司さんが、優しさと力強さを併せ持つ魅力溢れる声で歌うこの曲をお聴きください。

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 次は、軍歌です。東京音楽隊は、自衛隊のバンドですから、海上自衛隊の隊歌や軍歌を演奏することもあります。というか、本来そちらが本業であります。

 川上さんは、そんな隊歌や軍歌をそれこそたくさん歌っておられるわけですが、中でも2013年9月25日(水)、原宿にあるルアール東郷で行われた恒例の「東郷の杜音楽祭」で披露された「ラバウル海軍航空隊」が、私のお気に入りです。

 もともと、軽快なメロディと感動的な歌詞で人気の高い軍歌ではありますが、川上良司さんの声で歌われると、また格別なものになります。軍歌が嫌いな方もおられるかもしれませんが、素晴らしい曲だと思いますので、是非お聴きください。

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 いかがでしたか?

 私がお気に入りの理由もご理解いただけましたでしょうか。

 他にもたくさんご紹介したい曲はあるのですが、始めるとキリがないので、最後にもう1曲。それは、行進曲「軍艦」です。

 昨年の12月に「海上自衛隊東京音楽隊のチャレンジ」という記事でも紹介したのですが、昨年一年をかけて、東京音楽隊は、この行進曲を歌うというプログラムを段階的に推し進めたのではないかと考えています。

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 その集大成が、昨年11月に日本武道館で行われた「自衛隊音楽まつり」での東京音楽隊のパフォーマンスだと思います。のっけから、川上良司さんら男性トリオの歌唱が入りますし、音楽隊のフォーメーション自体も大変力強く、感動的です。

 ぜひご覧ください。

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 以上見てきたとおり、本来ホルン奏者である川上良司さんは、東京音楽隊における、本当に「存在感のある」ヴォーカリストとして活躍してしてこられました。

 また、アニメの世界にも造詣が深く、東京音楽隊が初めて手がけた、アニメソングを集めたアルバム「ブラバン・ヒーローズ」の企画に際して、力を発揮されたようです。三宅由佳莉さんの「キューティーハニー」の歌唱法などについても、適切なアドバイスをされていたと、以前、何かの記事で読みました。

 そんな川上良司さんなのですが、今年に入ってから、歌声を聞いていないような気がします。今後は、藤沼直樹さんが男性メインヴォーカリストとして活躍されるのかもしれません。それはそれで楽しみではありますが、やはり、川上良司さんは、東京音楽隊の顔の一つでもありますので、その歌声を聴くのを楽しみされている方も多いと思います。是非また、力強い歌声を聴かせていただければと思います。