今年3回目の、三宅由佳莉さんの動向記事です。
今回は、navy171さんから情報提供いただきました。いつもありがとうございます。
3月12日(月)三菱重工神戸造船所で行われた、潜水艦「せいりゅう」の引き渡し式および自衛艦旗授与式で、また、3月20日(火)に三井造船玉野工場(岡山県)で行われた潜水艦救難艦「ちよだ」の引き渡し式および自衛艦旗授与式で、三宅由佳莉さんが「海のさきもり」を歌われたとのことでした。動画へのリンクも貼って下さったので、早速拝見しました。
まず、3月12日(月)の潜水艦「せいりゅう」です。防衛省を代表して式典に臨んだのは山本朋広・防衛副大臣でした。神奈川4区選出の衆議院議員ですね。
三宅由佳莉さんの「海のさきもり」部分のみの動画を編集してみましたので下に埋めておきます。式典全体をご覧になりたいかたは、その下のリンクからどうぞ。
式典全体はこちら↓
そして、3月20日(火)の潜水艦救難艦「ちよだ」です。防衛省を代表して式典に臨んだのは、村川豊・海上幕僚長でした。私にとって、学生時代からの古馴染みですが、裏表の全くない本当に立派な武人だと思います。
こちらも三宅さんの「海のさきもり」部分のみ編集した動画を埋めます。式典全体はその下の動画をどうぞ。
式典全体はこちら↓
それはさておき、三宅由佳莉さんです。これら動画を見て改めて思いますが、海幕長同様、こちらも本当に立派な武人ですね。威風堂々たる歩み、乙張りのある挙措動作、そして何よりそのすっとした姿勢の良い佇まいが、武人としての風格を感じさせます。
「海のさきもり」は、歌い出しの低音部がとても重要だと私は思っていますが、三宅さんにとっては得意な音域ではないはずです。これまでも、何度となく三宅さんのこの歌を聴きましたが、今回二つの動画を見て感じたのは、これまでよりもぐっと深みのある低音部の力強さでした。
三宅さんは、それこそ「起ちて、鍛えて、弛まずゆかん」を、日々実践されているのでしょう。先ほど触れた「武人としての風格」というものも、以前の三宅さんには備わっていなかったものです。風格というものは、外面をいくら取り繕っても作り出せるものではありません、自衛官として、音楽隊員としての日々の修練が、次第に、そして自然にそのような風格となって醸し出されてくるのだと思います。
これら動画については、以前書いた「三宅由佳莉さんの『海のさきもり』」の方にも追記しておきます。