年度末ということで、私のような者でも、公私ともにやや慌しさが感じられ、記事を書く時間がなかなか取れません・・・と、ボヤキから書き始めてしまいました。
さて、今日の記事は、2016年10月23日(日)に行われた自衛隊中央観閲式についてです。ひょっとしたら、以前から三宅さんのファンだった方々には周知のことなのかもしれませんが、昨年の6月から参戦した私にとっては、新しい発見がありました。
そもそものきっかけはこの写真です。
これは、2016年10月22日(土)に、朝霞駐屯地で行われた中央観閲式の予行の際に撮影されたものですが、何故、三宅由佳莉さんがスーザフォンを持っているのでしょうか。
最初にこの写真を見たときには、ファンの方とのツーショットを撮るための小道具(小さくないですけど)として戯れに手にしたのだと思っていました。
ところが、「そもそも、楽器演奏をしない三宅さんがどうして観閲式の予行に来ているのだろう」という素朴な疑問が沸き、「ひょっとして、観閲行進の合同音楽隊の編成に入っていたのでは?」さらに、「このスーザフォンを担いで行進してたのでは?」との発想に至りました。
そして、2016年中央観閲式の動画を調べた結果・・・
三宅由佳莉さんを発見しました。
三宅さんがチューバの演奏をするという話は聞きませんので、スーザフォンは形だけだと思います。パレードでは、隊の外形を整えるためにこのような「人材起用」が行われることは珍しくありません。
でも私は、これは中央観閲式に参加したいという三宅さんのたっての希望を、東京音楽隊長が叶えたものだと推察します。自衛官として様々なことを身をもって体験していきたいというのが三宅さんのスタンスですし、そのような体験の積み重ねが、自らの歌唱を生きたものにすると考えておられるのでしょう。同じ制服を着ていた者として、そのような感覚はとてもよく分かります。
それにしても、何の違和感もなくスーザフォンを担いでおられますが、重さにして10〜12kgもあるそうですから、決して楽ではありません。
動画もご覧ください。
海自音楽隊の最後列の中央でスーザフォンを担いでいるのが三宅さんです。
このように、音楽隊員として、自衛官として、前向きに努力を続けておられる姿を発見するのは、とても嬉しいことです。
今回の記事、旧来のファンの方々には、目新しい話ではなかったかも知れませんが、最近ファンになられた方々には喜んでいただけたのではないでしょうか。