あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

三宅由佳莉さんの行く末

f:id:RetCapt1501:20171120001131j:plain

※この慈愛に満ちた笑顔に癒されない人はいないでしょう※

 

 さて、今回の記事タイトル、三宅由佳莉さんのファンの方々は、ドキッとされたのではないでしょうか。

 以前、「三宅由佳莉さんの転勤」という記事を書いた時に、そのような反応がありましたので、今回も同じように感じられたのではないかと思ったのです。

 でも、そのとおりなのです。この記事は、「三宅由佳莉さんの転勤(2)」と言ってもよいと思います。

 この記事を書こうと思ったのは、平成29年自衛隊音楽まつり初回公演の動画と最終公演のライブ配信を見たのがきっかけです。

 当初、初回公演の動画をざっと見した際、三宅由佳莉さんの扱いがあまりにも小さくて、満足できなかった私は「なんか、もうちょっと三宅さんをフィーチャーして欲しいと思いました」と素直な気持ちを書きました。

retcapt1501.hatenablog.com

 でも、最終公演のライブ配信を見て、反省しました。

 今回は、空自の新人歌手「森田2士」のデビュー公演であったことを知ったからです。おそらく、歌姫サイドの演出には、三宅由佳莉さんの考えや、後輩に対する思いやりが、色濃く反映されているに違いないとも思いました。

 公演中の三宅由佳莉さんの動きをみると、自分はやや引きながら、後輩たちを盛り立てようとしているように感じられました。もっとも、一つ一つの動きが流麗で華があるので、何をやっても目立ってしまうところが微笑ましいのですが…

 そんな風に考えると、今回の音楽まつりにおいて、三宅由佳莉さんの存在感は、却って大きかったのではないかとも思いましたし、彼女が歌姫サイドをしっかりリードし、支えているのだとも感じました。

retcapt1501.hatenablog.com

 ただ、そう考えても合点がいかない気もするのです。何がと言われてもはっきりと言葉にすることはできないのですが、やはり最初に初回公演の動画を見た時に感じた違和感が引っかかっているのです。

 今回の三宅由佳莉さんの出演状況というものを別の観点で考えてみました。

 まず、東京音楽隊のドリル演奏に参加していない。このこと自体は、これまでにもありましたが、それは、三宅さんメインの別プログラムが控えているという理由がありました。今回は、そのようなプログラムがないにもかかわらずドリル演奏に参加していない、それは何を意味するのでしょうか。

 そして、フィナーレに登場した陸海空3人の歌姫の中で、メインを務めたのは、今回デビューした森田2士でも、最先任の三宅由佳莉さんでもなく、陸自中音の松永士長でした。実は、陸海空と呼ぶように、統合の場面では陸が先頭となるのは不自然なことではありません。しかしながら、navy171さんもコメントを寄せてくださいましたように、最先任かつキャリアと音楽まつりへのこれまでの貢献度から言って、他の追随をはるかに許さない三宅由佳莉さんが、フィナーレのメインではない、これは何を意味するのでしょうか。

 これらは、まるで、三宅由佳莉さんを抜いたとしても音楽まつりが成り立つ態勢をそれとなく作り上げたように感じませんか?

 私が、初回公演の動画を見た時に感じたのは、三宅さんの扱いが小さいという不満よりも、むしろこの感覚だったのです。まるで三宅外しじゃないか…

 それが、本当なのかどうか、私には知る術もありませんが、三宅由佳莉さんの今後の行く末になんらかの変化が出てくる兆しなのかもしれません。仮にそうだとしても、それが三宅さんにとってよい変化であることを祈りたいと思います。

 今回は、三宅由佳莉ファンの皆様にとっては楽しい記事ではなかったと思いますが、おそらく皆さんも、釈然としない気持ちを多少なりとも抱えておられたでしょうから、私なりの解釈を紹介させていただきました。

 まぁ、もっともらしく書いてみても、何の根拠もありません。でも、たまには心配してみるのもいいんじゃないでしょうか(^^)

f:id:RetCapt1501:20171027223632j:plain