あれこれdiary

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三宅由佳莉さんの驚異のパフォーマンス

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 先日、「三宅由佳莉さんのダンスパフォーマンス」という記事をあげたところ、なかなか好評でしたので、ダンスパフォーマンスとは少し違いますが、びっくりするような彼女のパフォーマンスをご紹介します。

retcapt1501.hatenablog.com

 三宅由佳莉さんは、外見上、撫子系の淑やかな印象ですが、それを裏切るような活発さと、とても高い身体能力をお持ちなのではないかと思います。

 あるインタビューでは、小学生の頃のことについて「体を動かすことが大好きな、活発な女の子でした」「腕相撲やかけっこで、男子に負けたことはなかったです」と仰っています。

 中学校ではバスケットボール部、高校ではダンス部、そして大学では空手部と、常に体を激しく使うスポーツを続けてこられましたし、海上自衛隊に入隊されてからは、持ち前の「いっしょうけんめい」さで、鍛錬を続け、なんんと腹筋は軽く1000回をこなしてしまうのだそうです。

 鍛え上げられた体幹が、安定した、華麗なダンスパフォーマンスを可能にしているのだと思いますし、今回取り上げたパフォーマンスも、そんな高い身体能力なくして実現することは難しいでしょう。

 今回ご紹介するのは、オペレッタホフマン物語」の第一幕「オリンピア(フランス語読みだとオランピア)」で、美しいソプラノを披露する三宅由佳莉さんの動画です。

 「ホフマン物語」はドイツ生まれで、主にフランスで活躍した作曲家、ジャック・オッフェンバックの作品で、詩人のホフマンが、酒場で恋人を待ちながら、過去の失恋話を三幕にわたって語り、やがて酔いつぶれてしまう……

 ストーリーはひとまずおいて、第一幕「オリンピア」です。

 ホフマンが語った一人目の恋人が「オリンピア」なのですが、オリンピアは、実は機械仕掛けの人形で、人形作り師に売りつけられた不思議な眼鏡をかけていたため、本物の若い女性だと思い込み恋に落ちてしまったのでした。

 下の動画は、昨年の2月、東京オペラシティコンサートホールで行われた、海上自衛隊東京音楽隊の第55回定期演奏会での「オリンピア」です。

 機械仕掛け人形を演じながらソプラノを披露する三宅由佳莉さんの驚異のパフォーマンスを、ぜひご覧になってください。ほんとうに機械仕掛けの人形に見えてきます。最初から最後まで、瞬きひとつせず演じているのも驚きですし、歌い終わったあとの聴衆への敬礼も機械仕掛け風で行うなど、小技も効いており、とても楽しめる動画になっています。

 一見の価値ありです。

www.youtube.com

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