あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は何の日?(2月26日)

1936年(昭和11年)の今日、東京において、帝国陸軍の若手将校による、部隊を率いての叛乱事件が起きました。 今回は、「二・二六事件」として知られるこのクーデター未遂事件について書いてみたいと思います。と言っても、私はこの事件の研究者ではあ…

三宅由佳莉さんの、恩師への思慕

昨年末、「三宅さんの御用納め」という記事を上げました。その中で、 「ひと頃のように、年末年始のテレビ出演がないのは淋しい気もしますが、一年中全国を飛び回っておられる三宅さんはじめ東京音楽隊に皆さんにとっては、少しだけ羽根を伸ばせる機会になれ…

三宅由佳莉さんのファンとして

私は三宅由佳莉さんのファンです。 今更何を言い出すのかと思われるかも知れませんが、改めて自分自身にちゃんと言い聞かせなければならないと思うことがあったのです。 私は、東京音楽隊の演奏、なかでも三宅由佳莉さんの歌によって自分の心が救われた人間…

「三宅由佳莉さんの・・・」シリーズ外注編、第57回定期演奏会

先日、「明日はいよいよ・・・」という記事で、海上自衛隊東京音楽隊の第57回定期演奏会のことを取り上げました。チケット当選された方々は、素晴らしいひと時を楽しんでこられましたでしょうか。 retcapt1501.hatenablog.com この記事で、私のブログの読者…

三宅由佳莉さんの、フォトショット

海上自衛隊東京音楽隊の歌手である三宅由佳莉さんは、その飾らない人柄と、美しい歌声で、幅広い層から支持を集めています。 そんな三宅さんですから、YouTubeには、それこそ夥しい数の動画が投稿され、それらを編集した再投稿動画も数えきれないくらい並ん…

三宅由佳莉さんの2011年レビュー

平成23年(2011年)は、三宅由佳莉さんにとって、生涯忘れ得ない特別な年になりました。もちろんそれは、独り三宅由佳莉さんのみならず、東京音楽隊にとっても、海上自衛隊、防衛省、いや日本にとって忘れることのできない年です。 でも、三宅由佳莉さ…

明日はいよいよ...

明日はいよいよ、看護師国家試験ですね 受験生の皆さん、これまで努力してきた自分を信じて、全力を出してください。応援しています‼️ それもありますが.... 明日はいよいよ、海上自衛隊東京音楽隊の定期演奏会です。チケットに当選した皆さん、素晴らしいひ…

「オスカー揚げ!」

海上自衛隊用語の続きです。 今回は号令です。 「オスカー」とは何か。 おわかりですね、先回の記事でご紹介したNATOコードの一つで、アルファベットの「O」のことです。 「オスカー揚げ!」は、国際信号旗「O」を全揚(揚旗線の一番上まで揚げること)とせ…

三宅由佳莉さんのコーラスライン

昨年の9月16日(日)、私は、昭和女子大学人見記念講堂で行われた、海上自衛隊東京音楽隊の第56回定例演奏会を聴きにいきました。 私にとって、東京音楽隊の演奏会は初めてでしたし、三宅由佳莉さんの生歌を聴いたのももちろん初めてのことでした。この演奏…

「信号用意!」

海上自衛隊用語の続きです。 今回は「しんごうようい」、もう少しリアルに表現すれば「しんごーよーい」 これは、用語と言うか、号令です。 艦船の通信手段には色々なものがあります。もちろん、現在では無線通信がメインで、軍艦も商船も、ほとんどの通信活…

三宅由佳莉さんの2010年レビュー

先回、「三宅由佳莉さんの2009年レビュー」という記事を書き、今後、三宅由佳莉さんの入隊以来の全てを、年ごとのアニュアル・レビューとして、順次記事にしていくと書きました。 2010年〜2016年をアット・ランダムに並行して作成しながら、既にアップした20…

三宅由佳莉さんの人となり(2)分析編

以前、「三宅由佳莉さんの人となり」という記事を書きました。 retcapt1501.hatenablog.com この記事は、何の手玉もないまま、とにかく三宅さんがどういう人なのかを書きたいという思いだけで書いてみた記事でした。 今回は、その第二段として「分析編」をま…

出船優先

海上自衛隊用語の続きです。 今回は、素直に「でふねゆうせん」です。 これはそもそも、海自用語というよりは海事用語です。港湾を出入りする船が、港口でお見合いする形となる場合、出航する船を優先し、入港船は待機するという約束事です。 船乗りにとって…

三宅由佳莉さんの、スペクトラム

海上自衛隊東京音楽隊の歌手である三宅由佳莉さんは、バンドの皆さんとともに、年間120回以上の演奏会を全国各地で行っています。 演奏会といっても、いろいろな種類があります。コンサートホールで行う本格的なコンサートもあれば、先日ご紹介したような…

ひっぱる

海上自衛隊用語解説の続きです 今回のは、何なんでしょう 「勝手に引っ張っとけ!」って感じでしょうか 以前、「ウイスキーオンザロック」という記事で、無線交話や電話での確実な意思伝達のため、「イロハ...」や「ABC...」を確実に伝える呼称法があること…

三宅由佳莉さんの、「旅立ちの日に」

ついこの間、新年の挨拶を交わしたばかりなのに、もう3月のスケジュールが視野に入ってきました。この時期は日が経つのが早く感じますね。すぐに卒業シーズンがやってきます。 今日ご紹介するのは、今や卒業式の定番楽曲となっている「旅立ちの日に」です。 …

「よろしい!」

海上自衛隊用語解説の続きです。 今回は、どこが用語なの?という感じですよね? でもまあ、読んでみて下さい。 自衛隊では、陸・海・空を問わず、隊員が集合した場合には人員報告を行います。 防衛大学校での人員報告要領は、陸・空方式です。つまり、小隊…

三宅由佳莉さんの歌が聴ける根拠とは…

昨年の2月6日(月)海上自衛隊東京音楽隊の室内楽アンサンブルと三宅由佳莉さんによる小さな演奏会が、有料老人ホーム「グランクレール馬事公苑」のラウンジで行われました。同施設のブログで紹介されているのを昨日見つけました。 演奏会の写真です。すごく…

海軍とチャレンジ

昨年の12月に、「海上自衛隊東京音楽隊のチャレンジ」「三宅由佳莉さんのチャレンジ」という記事を書きました。その中で、海軍はチャレンジングフォースであることにも触れました。今回はそこがテーマになります。 retcapt1501.hatenablog.com retcapt1501.h…

三宅由佳莉さんの、「海のさきもり」

「海のさきもり」という曲があります。 海上自衛隊の儀礼曲の一つです。 新たに建造された護衛艦や潜水艦は、造船所において艦体の建造が終わった段階で「命名進水式」を行い、防衛大臣により艦名が付与され、進水します。船としての基本的な建造は終わって…

船の敬礼

遠洋練習航海の続きです。 昨日の、「お辞儀と敬礼」という記事の続きでもあります。 船舶は、人間が国籍を持つのと同じように、船籍というものを持っており、船尾に掲げる国旗で船籍国(旗国)がわかります。下の写真は、パナマ船籍のコンテナ船ですが、船…

お辞儀と敬礼

以前、「三宅由佳莉さんのお辞儀と敬礼」という記事で、三宅由佳莉さんは、曲によって、歌い終えた後にお辞儀をするか敬礼するかを使い分けておられるに違いないと書きました。 つまり、一般の歌を歌った後は深々とお辞儀をされますが、軍歌や、海上自衛隊の…