あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

3自音楽隊合同演奏会に希望の光

 先日、「東京音楽隊の久々のライブ予定」という記事を書きました。コロナの影響でホールでのレギュラーコンサートが開催できていない東京音楽隊ですが、自衛隊音楽まつりの代替イベントとして(?)開催される「令和2年度 青少年のための3自衛隊合同コンサート」の開催が今月末に予定されていることを報告したものです。

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 記事を書いた時点での募集要綱は、小学生〜32歳及びその同伴者となっていましたから、適齢の家族や近親者がいない限り応募すらできないので、「今回は如何ともしがたい」と書いたのでした。

 ところがです、本日「スペリアFUJI」さんから報告がありました。小学生以上なら誰でも応募できるように、募集要項が変わったというのです。

 でも、そもそも、募集締め切りは11月1日の24時でしたから、今更募集範囲が広くなってもどうしようもなかろうとは思いました。

 ところがです、防衛省の募集ページをよく見ると、募集締め切りが11月8日(日)の24時に変更されていました。

 どうでしょう、突然希望の光が指してきましたね。もちろん、コロナ対策で入場者数は制限されているでしょうし、そもそも3自衛隊の合同演奏会ですから、応募総数も相当の数に上るはずです。でも、今まで募集対象外だったことを考えれば夢のような展開ではないでしょうか。

 東京音楽隊のファンの皆様、そして3自衛隊セントラルバンドのそろい踏みを是非みてみたいと思われている皆様。奮ってご応募ください。応募しなければ、当選しませんよ(╹◡╹)

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油断も隙も…(╹◡╹)

 朝一で、三宅由佳莉さんのインスタグラムが昨日更新されたことを遅ればせながら報告し、「やれやれ、本当に驚かされてばかりだなぁ」と、一息ついて、今日はいい天気だし、どこかに出かけようかな、と思っていた矢先、jubijubizhyさんからのコメントを読みましたら、「先程、また更新されました」と∑(゚Д゚)

 最近は週末に更新されることが多いですけど、昨日アップされたばかりなので、ちょっと油断してました。

 神出鬼没で、油断も隙もありませんねって、油断していたお前が悪い? 仰るとおりです(╹◡╹)

 さて、今回もまた歌の動画です。このところ、歌動画の投稿が増えているような気がします。三宅さんの歌に心惹かれる私たちにとっては、嬉しい限りですが、これ、編集してアップするのは大変なんじゃないでしょうか。ありがたいことですよね。

 まずは、お聴きください。

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 三宅さんが付けられたハッシュタグからみて、岡山県民愛唱歌「みんなのこころに」という歌のようです。始めて拝聴しましたが、美しい歌ですし、いつもながら美しい歌声ですよね。今日の横浜は朝から雲ひとつない青空が広がっていますが、そんな青空も霞んでしまいそうなほどです。

 横須賀市は現在のご自身のホームタウンですが、岡山県はどんな時でも「心の故郷」でしょう。先日、横須賀市歌を歌われたのは、今回の動画への伏線だったのですね。

 やはり、とてもよく練られたプランに基づいて更新が行われているような気がします。どんなプランなのか知るよしもありませんが、四の五の言わず、三宅さんが展開するアメージングワールドを心ゆくまで楽しませていただきましょう。

 因みに、昨日投稿された「悪魔」バージョンに「削除予定」とのハッシュタグがついていますので、短期掲載で削除されるのだと思います。今のうちですからよく見ておいた方がいいのではないでしょうか。

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そう来たか(╹◡╹)

 最近、金曜日は早く寝て爆睡することが多くなりました。元々、睡眠時間は短い方なのですが、このところ週末になると、とにかく眠くてしかたないんです。

 おまけに、昨日は右手薬指の末節骨を骨折したらしく、指先が紫色になって膨らんでいましたので、その修復のために多少の体力を消耗したのかもしれません。

 ですから、帰宅してすぐに、何も知らず安らかな眠りについてしまいました。

 大事件が起きていることも知らずに(╹◡╹)

 今朝起きたら、ブログチームの皆さんからたくさんんのラインメッセージが届いていました。その中に、画像もあったのですが、「ん?誰なの?」な、見たことのない人というか「悪魔」でしょう(≧∀≦)

 そして、それが三宅由佳莉さんのインスタグラムに昨日アップされた投稿だと知って完全に目が覚めました。

 多くの皆さんは既にご存知かもしれませんが、「まだ」の方はびっくりしてみてください。「動きますよー」

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 そういえば昨日は10月30日、ハロウィーンだったんですね。

 先週、練馬まで進出した折、高田馬場の駅前にあるマツキヨに寄ったのですが、スタッフの皆さんがウォーリーのコスプレをしていましたし、店頭にはハロウィングッズが並んでいたので、ああ、そんな時期だなぁとは思いましたが、やはりコロナの影響なのでしょう、盛り上がりには欠けていました。

 そんな世相に風穴を開けるような、今回の投稿ですね。

「そう来たか!」

 いや、それはびっくりするでしょう

 先週の投稿とのギャップがありすぎて、「ぶったまげ」です。

 jubijubizhyさんによると、今回の投稿際立たせるために、先週は敢えて思い切り可愛い路線で来たのではないかとのことですが、なるほど、そうかもしれませんね。

 きっと、みんなを驚かせたり、笑わせたり、感動させたり、とにかくご自分の投稿で楽しませたい!という思いが伝わってきます。

 それにしても、毎回驚かされるって、凄いことだと思いませんか?

 空手の動画がアップされた時、「究極までぶっ飛んだ」と思っていたのですが、あの段階ではまだ、三宅由佳莉さんのアメージングワールドの入り口にも入ってなかったということが、よくわかりました(╹◡╹)

東京音楽隊の久々のライブ予定

 なんとなくですが、最近、海自の公式サイトに音楽隊の新作動画がアップされていないような気がします。ひと頃、まるで競い合うように次々と趣向を凝らした新作動画が繰り出されて、とても楽しませていただいたこともあり、なんだか寂しいな、と感じておられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 でも、考えてみると、あれだけの頻度で動画をアップするのって、とても大変なことだと思います。私のような、お気軽なスマホ動画屋でさえ、頻繁にアップするとなるとちょっと堪えますから(≧∀≦)

 でも、音楽隊の皆さんが「大変なんだよねー、新作作るの」なんて理由で、新作作りを休んでいるとは思えません。

 今月初め、首都圏では本当に久しぶりの、横須賀音楽隊の演奏会が行われました。

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 楽しい動画を拝見するのも、もちろん楽しいのですが、やはり、会場での生演奏は、その場限りというライブ感と言いますか、緊張感が生み出す尊さがあります。

 音楽隊の新作動画がアップされないということは、本来のライブ演奏に向けた準備に勤しまれていることの裏返しに違いありません。

 もちろん、従来のような演奏環境に戻るのにはまだまだ時間がかかるでしょうけれど、アフター・コロナ、あるいはウィズ・コロナの演奏要領を確立して、可能な限り従来の演奏会に近い形での活動を再開するため、努力が傾注されているのではないかと推察いたします。

 ですから、焦らずに待ちましょう。私たち以上に、音楽隊の皆さんは辛いに違いないのですから。

 ところで、今年の自衛隊音楽まつりは既に「中止」が決まっていますが、募集対象の青少年を対象とした、イベントとして、「令和2年度 青少年のための3自衛隊合同コンサート」が、来月末の28日(土)・29日(日)に予定されています。

 そうです、我らが東京音楽隊の、本当に久々のライブが行われるのです。

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 つまりこれは、音楽まつりの代替イベントなのだと思いますが、武道館のような巨大施設を利用した大イベントが開催できないことから、コンサートホールでの、人数を絞ったイベントとして行うのがやっとなのでしょう。そうなると、先日の横須賀音楽隊の演奏会でもそうでしたが、やはり募集対象である若年層をターゲットにしたものにならざるを得ないのは仕方ないですよね。しかも、このイベントは、タイトルからして「青少年のための」ものなのです。上の画像をクリックすると防衛省ページ上の応募要領が確認できますので、興味のある方は訪ねてみてください。

 因みに、応募条件は「小学生〜32歳」となっていますが、同伴者として入場する道もありますので、入隊希望のお子さんがおられる方は要チェックです。

 応募はインターネットのみ、11月1日(日)2400(ふたよんまるまる)が応募期限ですので、まだお申し込みになられていない方はお急ぎください。

 ところで、今回のこのイベントの会場が、私たちには馴染みの深い昭和女子大人見記念講堂であることに、なんか、ちょっと嬉しい気持ちが湧いてきます。

 その人見で開催される合同演奏会です。正直申しまして、私も聴きに行きたい(≧∀≦)と思ってしまいますが、同伴すべき募集対象者もいませんし、今回ばかりはなす術もない状態です。

 お子さんの同伴者として会場入りできた方がいらっしゃいまいしたら、コメント欄に報告していただけると幸いです(╹◡╹)

南風とアンデス

 今回のタイトル、をご覧になって、「お、なるほど」と思われた方は相当の漫画通ではないかと思います。因みに私は漫画通では決してありませんが、多くの心に残る作品から影響を受けてきたことだけは確かです。

 そんな作品の一つが、今回のタイトルにも深く関わる、あだち充さんの不朽の名作「タッチ」です。

 有名な作品ですから、ご存知の方も多いとは思いますが、「何それ?」な方のために、かなり大雑把ですが、あらすじをご紹介するとこんな感じです。

 

 双子の野球少年上杉兄弟。努力家で秀才型の弟克也と、天才肌ながら敢えて努力せず、自分の才能を隠していつも弟を立てる兄達也。そんな二人を見ながら共に成長した幼馴染の浅倉南は密かに兄達也に心惹かれている。3人は同じ高校に進み、弟克也は順当に野球部へ、そして南もマネージャーに。自らも南への思いを抱きながら、弟克也の同じ気持ちに気づいている兄達也は、ボクシング部へ。

 1年生ながらエースとして活躍する弟克也は、兄と南が惹かれあっているのを感じているが、気持ちを隠して真っ向勝負を避ける兄とは対照的に、宣戦の意味で「子供の頃に交わした約束通り、南を甲子園に連れていく」ことを兄と南に宣言。

 ところが、甲子園に向けた地区予選決勝に向かう途上、交通事故で克也が他界、「南を甲子園に」という夢は潰え去る。

 その才能を知る野球部員の働きかけで、兄達也は野球部へ。弟克也の遺志を継いで「南を甲子園に」との思いを秘め、エースとして、人が変わったように努力を重ねる達也。他の部員との軋轢や過去のしがらみから野球部への恨みを抱きつつ就任した新監督、さらに他校のライバルなどとの絡みが交錯しつつ物語は進む。一方、掛け持ちで所属していた新体操部で頭角を表していた南は、諸事情から野球部を去ることを余儀なくされ、新体操に専念することに。そして3年の夏、達也は地区予選の決勝戦で、ライバルを擁する強豪校を延長の末、辛くも下し「南を甲子園に」という弟から受け継いだ思いを実現する。その夢を実現してしまったことで目標を見失いかけた達也であったが、最終回で南に自分の思いを初めて真正面から真摯に伝え、新しい物語が萌す。エピローグでは、達也が甲子園で優勝し、南も新体操の全国大会で個人優勝を果たしたことが語られ、終幕。

 

 あだち充さんが描く登場人物は、様々な個性を持ちながら、それぞれに大変魅力的ですし、敢えて多くを語らせないことで、細やかな心の動きを伝えるのがとても上手いように思います。

 そんなあだちさんの代表作を、こんな風に乱暴にあらすじにしてしまうと、感動も何もあったものではありませんが、この物語の流れを共有していただきたい訳があったのです。

 この作品では、上杉兄弟と南の微妙な三角関係が人気の鍵でもあったためでしょうか、当時の編集部は、あだちさんとの打ち合わせで弟克也が亡くなるという設定を固めていった担当編集者を交代させてまで、「克也を殺すな」と、あだち充さんに迫っていたようです。

 でも、この作品のテーマは、弟から託された思いを兄が引き継いでやり遂げるということであり、それは「タッチ」というタイトルに凝縮されています。あだちさんの、作品への思いが伝わったのでしょうか、新担当の方も板挟みに苦しみながら、次第にあだちさんの側に立つようになり、弟克也が亡くなる回の原稿を受け取った際には、密かに校了し、そのまま姿をくらますという、自らのクビを賭けての大勝負に出ることで、一切の干渉を排除し作品のテーマを守ったのでした。

 こうした、物語の外側におけるドラマも含め、とても魅力的な作品ではないかなと思うのですが、物語を通じて、ヒロイン浅倉南の父が経営する喫茶店がよく登場し、様々なエピソードの舞台ともなりました。店の名前は「南風」。ようやく今回のタイトルに届きましたね。

 実はこの「南風」のモデルとなった喫茶店が、西武線練馬駅前にあり、その店名が「アンデス」なんです(駄洒落か(^^))。あだちさんが、よく利用された昭和レトロな喫茶店で、ここのナポリタンが、作品にも生かされていました。

 あだち作品のファンの皆さんにとっては「聖地」のようなお店なのに違いありません。私自身は、あだち充さんの作品はとても好きですが、熱烈なファンには程遠いですし、そもそも「聖地巡り」をするようなタチではありませんので、一度も訪れたことはないんです。

 ところが、その「アンデス」が閉店する(した?)との話を最近聞きつけ、いきなり心に漣が走りました。中野区に住む友人との会話で、練馬区役所の最上階に展望台があって眺めが良いという話題が出た際、「そう言えば、『タッチ』に出てくる喫茶店のモデルになった店が練馬駅前にあるんだけど、閉店するらしいんだよね。コロナの影響かな」と言うのを聞いた時です。

 まだ営業しているならナポリタンを食べてみたい、仮に閉店してしまったのなら、この目で確かめたい、と何故かそんな気持ちが湧いてきたのです。

 と言うわけで、先の週末に練馬まで行ってきました。ちょうど、三宅由佳莉さんの横須賀市歌がアップされた時ですね。

 練馬駅周辺に土地勘はありませんし、「駅前って言ったって広いよな〜」と思いつつ駅前の通りを歩いていると、なんともあっけらかんとその店はありました。

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 まだ営業しているのかな、階段下には看板のようなものが出ています。道路を渡って近づいてみました。

 「あー、やっぱりアンデスの看板だ」メニューの写真がたくさんディスプレイされていて、どれも美味しそうです。店内の落ち着いた雰囲気も写っていますね。

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 でも、その正面には張り紙が・・・

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 やはり閉店になっていました。「諸般の事情」・・・それが何なのかは解りませんが、多くの人たちに愛されてきたこの店を畳まなければならなかった事情と、それを決断をされた時の断腸の思いというものが、わずか5文字に凝縮されているのですね。

 ナポリタンはいただけませんでしたが、「南風」のモデルとなった「アンデス」が閉店してしまったことを、この目で確かめることだけはできました。

横須賀市歌

 この記事を書いている最中、三宅さんのインスタグラムがまた更新されたとの一報を受け、そちらの速報を優先させていただきました。もちろん、今回も心地よく驚かされました(╹◡╹)

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 とは言え、昨日の「横須賀歯科?」は出先での編集で、中途半端になってしまいましたので、改めて書かせていただきます。

 今回は、ちゃんと変換されるまで「しか」の候補をめくりました。それほど使用頻度が高くないためか、「市歌」はなかなか出てきませんけど。

 モノのついでに「横須賀歯科」を検索してみましたら、なんと、横須賀市ではなく、以前私が住んでいた東京都大田区防衛省大森宿舎のすぐ近く、大森山王に「横須賀歯科医院」があるのがわかり驚きました。大森山王なのに、何故「横須賀」? 院長のお名前が横須賀さんなんです。

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 それはさておき、横須賀市歌です。

 昨夜帰宅して、改めてインスタグラムをチェックし、三宅由佳莉さんが歌われるこの歌を拝聴してみました。いつ聴いても透き通った美しい歌声ですよね。後半、ご自身によるハーモニーが重ねられて、大変奥行きのある歌の世界が広がります。まさに歌姫なんだなぁと改めて感じ入りました。

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 いつも意表を突いた切り口で写真や動画を投稿される三宅さんですが、またしても、全く予想外の展開で驚かされましたし、同時に「そう来たか(^^)」と楽しませてもいただきました。

 こうして、私たちが驚くのを楽しんでおられるのかも知れませんね。

 それにしても、今回横須賀市歌を披露されたのには何か理由があるのかな、と考えておりましたら、「いかづち」さんが、昨年11月3日に横浜みなとみらいのクイーンズスクエアで開催された「横浜音祭り」で、横須賀音楽隊が「横須賀市歌」を演奏していたことを思い出させて下さいました。

 AMANO Jun-ichiさんによる当日の動画です。

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 横須賀音楽隊では、こうして横須賀市の市歌をよく演奏されているのですね。ひょっとすると、横須賀市関連の行事などで、近々横須賀音楽隊が演奏支援を行い、三宅由佳莉さんが歌を披露されるのかも知れません。もちろん、なんの根拠もありませんけど(╹◡╹)

 さて、その横須賀市歌ですが、かつて4年間横須賀市民だったにもかかわらず、私の記憶にはありませんでした。

 今回、三宅由佳莉さんが歌を披露されましたので、改めて調べてみましたところ、この歌は、1967年(昭和42年)2月15日に、横須賀市製施行60周年を記念して制定されたものなのだそうです。作詞:堀口大學、作曲:團伊玖磨 とあります。凄いですね。

 三宅さんが歌われたのは5番まである歌詞の1番だけなのですが、横須賀を印象深く描いていますので、ここに書き出してみます。

 

 白波は 白波は 岬にくだけ

 光る風 光る風 台地にあそぶ

 半島の 半島の 只中占めて

 溌剌と わが横須賀は 太陽の 前に生きたり

 前向きに 前向きに 明日を行くてに

 溌剌と わが横須賀は 太陽の 前に生きたり

 

 この後、2番と3番で横須賀の歴史を、4番で横須賀の自然と風光を、そして5番では未来の夢を描いて行きます。

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 この歌は、市制施行60周年を記念して制定されたと書きましたが、それまで市歌はなかったのかというとそうではありません。実は現在の横須賀市歌は2代目なんです。

 初代の市歌は、横須賀市製施行30周年を記念して、1937年(昭和12年)2月15日に制定されました。作詞:北原白秋 作曲:山田耕作  こっちも凄いですね(╹◡╹)

 こちらの歌詞は、著作権法上の制約がすでになくなっていますので、全ての歌詞を書き記してみます。

 

1 旭日の輝くところ 儼(げん)たり 深き潮

  艨艟(もうどう)城とうかび 清明 富士は映れり

  勢(いきお)へ我が都市 横須賀 横須賀 大を為さむ

 

2 金鉄(きんてつ)の貫くところ 鏘(しょう)たり 響け軍都

  工廠光赤く 営々 人は挙(こぞ)れり

  勢(いきお)へ我が都市 横須賀 横須賀 大を為さむ

 

3 聖恩の普(あまね)きところ 儼(げん)たり 見よや東亜

  天業(てんぎょう)ここに高く 皇国 護り康し

  勢(いきお)へ我が都市 横須賀 横須賀 大を為さむ

 

 ここに描かれる「軍都横須賀」は、一昨年、横須賀芸術劇場で開催された「第35回防衛セミナー」のテーマでもあった「旧軍港都市横須賀の歴史」を実に端的に表し、その歩みが近代日本の礎となったこと、そしてこれからもそうあろうとする心意気のようなものが歌われています。

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 まさに横須賀の成り立ちを史実に沿って的確に描いているわけですし、格調高い歌詞であると思うのですが、ご多聞に漏れず、この歌にも敗戦の影響が及んだようです。戦後、この歌が歌われる機会はほとんどなくなったのだそうです。

 私は決して復古主義者ではありませんが、有史以来の戦前の日本を全否定するような戦後のあり方には強い疑問と反発を覚えます。

 現在を生きる私たちは、この国の悠久の歴史の上に存在しています。突然出現したわけではないんです。良いことも悪いことも、日本人の足跡の全てを自分たちのものとして慈しんでいくのでなければ、この国に生を受けた意味はないのではないでしょうか。そしてまた、ためにする歪められた物語ではなく、事実にもとづく自分たちの歴史をきちんと見極めていく努力が必要なのではないでしょうか。

 三宅由佳莉さんが「横須賀市歌」を披露されたことをきっかけに、改めてそんなことを考えてみました。

凄い「二の矢」来ました(╹◡╹)

 昨日、三宅由佳莉さんのインスタグラムが更新されたことを出先から報告した際、今回も二の矢、三の矢が放たれるのか、楽しみだと書きました。

 先ほど、二の矢が来ました。インパクトの強い一撃です。

 実は、昨日の「横須賀市歌」については、出先での投稿で、中途半端でしたから、改めて記事を書いていたのですが、「スペリアFUJI」さんから、「更新された」との一報をいただき、確認しました。これはもう、こっちが優先! ということで速報です。

 先日の演奏会のウェルカムでも披露された、手話通訳付きの「切手のないおくりもの」を、完全プライベートモードで歌い上げてくださっています。

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 演奏会に行くことができなかった皆さんへの、「切手のないおくりもの」として投稿されたに違いありません。

 それにしても、最近大人びた(大人です!)雰囲気を強調されてきた三宅さんですが、今回は、びっくりするほどの可愛らしさです。おそらく、この歌にぴったりの新しいイメージを作り上げて投稿されたのだと思います。

 どこまで驚きの種を隠し持っておられるのか、この方の奥深さは計り知れないですね、三の矢もあるのかな(╹◡╹)